【GAZOO車クイズ Q.147】1993年に登場した初代「スズキ・ワゴンR」の説明として正しくないものは?

1993年に登場した初代「スズキ・ワゴンR」の説明として正しくないものは?

Aベース車は「スズキ・アルト」

B後席のドアは左側だけ

C助手席の下にバケツ型収納ボックスを備えていた

Dデザインはイタリアの小型車を意識していた

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Dデザインはイタリアの小型車を意識していた

GAZOO車クイズ D デザインはイタリアの小型車を意識していた

1949年の規格制定とともに誕生した日本独自のコンパクトカー=軽自動車は、自動車が広く普及するうえで大きな役割を果たしました。「スバル360」「ホンダN360」などが、安価で実用的な乗り物として人気を博します。

規格は道路事情や経済状況などによって変更され、1976年には排気量の上限が550ccに拡大されます。1979年には「スズキ・アルト」が47万円という低価格で発売され、軽自動車は再び庶民の足として重要な役割を果たすようになりました。

弱点は、室内空間が狭いこと。ボディーサイズが限られているからです。1993年に登場した「スズキ・ワゴンR」は、革命的な発想でこの問題を解決しました。全高は2000mmまでとなっているので、背の高いクルマをつくれば広大なスペースを確保できることを利用したのです。

ベース車のアルトの全高が1400mmで、ワゴンRは1640mmでした。後席のドアが左側だけなのは、子どもが不用意に飛び出さないためです。助手席下のバケツ型収納ボックスは、現行モデルにも引き継がれています。デザインのモチーフになったのは、「ダッジ・キャラバン」や「クライスラー・ボイジャー」などのミニバンでした。

[GAZOO編集部]

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