【連載】雪上ドライビング体験レポ #3- 「誰でも手ぶらで楽しめるこのプランに決めた!!」

みなさんこんにちは！　GAZOO編集部から『雪上走行を体験して記事にせよ。しかもぜんぶ自分で調べて手配して、なるべく低価格で！』との特命を受けたフリーライターのニシモトです。

▶前回の記事はこちら
【連載】雪上ドライビング体験レポ 初回- 「雪上走行を体験して記事にせよ」!?
【連載】雪上ドライビング体験レポ #2- 「雪上?氷上?どうやったら走れるの!?」

前回、候補地を北海道に絞り込んで情報を収集し、自分の愛車をフェリーで持ち込むプランも検討してみたもののハードルの高さにビビりはじめた私。
そんな時に知ったのが、新千歳空港から近くて車両レンタルも行っているサーキットがあるという情報です。

そのサーキットの名前は『新千歳モーターランド』。
なんでも空港とサーキットの間の送迎や、装備品の貸し出し、さらには海外からの観光客向けに通訳ガイドなどまでお願いできるのだとか!?
それなら、走れるクルマはもちろんヘルメットやグローブなどを持っていかなくても、まさに“身ひとつ”で行って楽しめそう!!
新千歳空港からクルマで15分とアクセスのよさも抜群なので、朝イチの飛行機で行ってフリー走行を楽しみ、夕方の便で帰ってくるなんていう弾丸ツアーだって不可能じゃないのです！

さっそく新千歳モーターランドに連絡して、走行に関する条件などを調査。

■サーキットが用意するフリー走行と、主催者が貸し切って実施する走行会がある
■レンタル車両は今シーズンも用意されている
■今シーズンは雪が多くてコースコンディションは良好らしい♪

そして、運良く(!?)ちょうどいい日程で86&BRZのオーナーズクラブが開催する走行会があり、北海道の情報を教えてくれたお友達ガレージシンシアのなつきさんも参加するとのこと。
この走行会にレンタル車両で参加しても大丈夫ということも確認できたし、お友達がいれば心強いです♪

そして、新千歳モーターランドの情報を調べていて、もうひとつ気になったのが、スパイクタイヤを履かせた『雪上カート』もあるということ。
ふつうのカートは日本全国どこでもあるだろうけど、スパイクタイヤで雪道を走れるカートはこれまでみたことがありません！
一般的に考えて、レンタル車両を借りて走行会に参加するよりも気軽に体験できそうだし、せっかくならこれにも乗ってみたいなぁ。

というわけで、前回の連載記事で紹介した【プラン4】をさらに具体的に仕上げて、いよいよGAZOO編集部に交渉です!!

▶前回の記事はこちら
【連載】雪上ドライビング体験レポ #2- 「雪上?氷上?どうやったら走れるの!?」

というわけで、企画内容とプランがまとまったところでGAZOO編集部と交渉です。
『記事を作るために、雪上走行の写真を撮ってくれるカメラマンが必要です!!』というお願いも付け加えて企画書をメール送信！

返事を待っていると、、、編集部から「この企画で読者のみなさんに雪上ドライビングの楽しさをちゃんと伝えられるよね？」とダメ押しの確認が。

『もちろんです！みんなが行ってみたくなるように、しっかり体験して楽しさを伝えられるようにがんばります』
気合たっぷりでお返事して、みごと企画が成立!!
ばんざ〜い！これで念願の北海道で雪上ドライビング体験ができるぞ〜っ！
待ってろよ、北の大地♪

今回、私が体験するのは【サーキットのレンタカーで雪上⾛⾏会に参加！⼿ぶらでOKプラン】

■場所は、新千歳モーターランド、新千歳空港から車で約10分
新千歳モーターランドHP

■旅程は2泊3日
土曜日：自宅を出発して成田空港から新千歳空港へ。せっかくなので北海道を観光♪
日曜日：サーキットレンタル車両を借りて86&BRZオーナースクラブ主催の走行会に参加
月曜日：雪上レンタルカートを体験し、新千歳空港から飛行機で帰宅

■費用は、10万円以下！（93500円）
サーキットレンタル車両：15,000円(60分)
走行会エントリー費：８,000円（1Day)
雪上カートレンタル費：8,500円（12周×3回）
航空券代：30,000円(成田空港-新千歳空港の往復）
宿泊代：12,000円(6000円×2泊）
移動用レンタカー代：20,000円(2日間ガソリン代含む）

いよいよ北海道行きが決まり、慌ただしく準備を進める私。
札幌は例年よりも雪が多くて渋滞しがちというニュースを見て、移動ができるだけ短くて済むようにサーキットから近い千歳市内のホテルを予約したし、移動手段として借りるレンタカーも4WD車を選んで「スタッドレスタイヤは履いていますか？」としっかり確認済み。うーん、これで完璧じゃないかしら!?
そうだ、せっかく行くのだから、おいしいジンギスカンやラーメン屋さんの情報も調べておかないと♪

というわけで、次回はいよいよ北海道に向かいま〜す！

（文: 西本尚恵 写真：木下琢哉/西本尚恵)