【連載】雪上ドライビング体験レポ #5- 「いよいよ雪上走行コースイン!」

北海道の86&BRZオーナーと一緒に雪上走行体験!!

待ちに待った雪上ドライビング体験の日が、とうとうやってきました!
GAZOO編集部からの指令を受けてからというもの、いろいろ調べて準備して妄想しているのも、とっても楽しい時間でした。
そして、私フリーライターのニシモト、とうとう雪上走行会に参加しちゃいますよ〜!

▶︎前回の記事はこちら
【連載】雪上ドライビング体験レポ 初回- 「雪上走行を体験して記事にせよ」!?
【連載】雪上ドライビング体験レポ #2- 「雪上?氷上?どうやったら走れるの!?」
【連載】雪上ドライビング体験レポ #3- 「誰でも手ぶらで楽しめるこのプランに決めた!!」
【連載】雪上ドライビング体験レポ #4- 「ドキドキの走行前日。北海道を満喫♪」

今回参加させていただくのは『86BRZ北海道オーナーズクラブ2022 第2回雪上走行会』。86&BRZオーナーズクラブのみなさんを中心に、軽自動車やコンパクトカー、スープラや発売されたばかりの新型GR86&BRZまで、とっても幅広い車種が約30台ほどエントリーしていました。
ちなみに走行会のエントリー費は8000円。半日参加なら4000円とリーズナブルです!!

まずは受付をしてゼッケンをもらい、今日の相棒であるサーキットレンタル車両のBMW Z4(E85)ちゃんに貼り付けます。
1日よろしくね、仲良くなれるといいな♪
そうそう、新千歳モーターランドのレンタル車両料金はさまざまなプランがあるのですが、今回、私は午前と午後で合計1時間レンタルして、料金は1万2000円でした。
数周の体験走行から丸1日レンタルまで、いろいろ選べるので、詳しくはホームページ(※現在は夏季営業中のため未掲載)をチェックしてみてくださいね。

私はレンタル車両なので走行前の準備などは特にありませんが、参加者の皆さんを観察していると、ジャッキの下に敷く土台(木片)や、荷物保管用のテントなど、雪の上で作業するためのくふうを知ることができて参考になりました。

意気揚々とコースインしたものの…

ドライバーズブリーフィングで注意点などを確認して、まずは参加車両みんなでゆっくり回りながら完熟走行。
想像以上に雪の壁が高いし、あたり一面真っ白なので、コースを間違えずに走れるかちょっと不安になりつつも「ここはこういうラインかな?」「このコーナーはドリフトできそう」とイメージしながらコースを確認しました。

そして、いよいよコースイン!いざ走り始めてみると…

全然思った通りに走れなーーーーい!
アクセルやブレーキ、ステアリング操作のタイミングを変えてみたり、サイドブレーキで姿勢を変えようと試してみたり、試行錯誤してみたものの、アンダーステアやスピンだらけで、他の参加者の皆さんにたくさんご迷惑をおかけしてしまいました(汗)。
しまいにはコースサイドの雪山に刺さってフロントバンパーまで…ごめんなさい。

午後の走行に向けてアドバイスをもらおう!

自分の走行を終えて様子を見ていると、苦戦する私とは違って、カッコよく楽しそうに走るみなさん。私もあんなふうに走りたいな〜。

というわけで、午前中の走行がダメダメだった私は、午後の走行に備えて「どうやったらうまく走れるの?」とアドバイスをいただくことに。

走り方からタイヤなど雪上走行に関するパーツの解説までいろいろ教えてもらって、午後の走行に備えます!
ちなみにこの教えてもらった内容は、最後の回に動画で紹介しようと思っているので、ぜひ楽しみにしていてください!

そして、いろいろ教えていただいているうちに「Z4のトラクションコントロール機能が効いてしまっているのでは?」という話に。
タイヤが空転すると自動的にスロットルが閉じてしまうので、アクセルを踏んでも進まなくなってしまうようです。言われてみれば思い当たるシチュエーションだらけ。
午後はトラクションコントロール機能をキャンセルするモードで走行してみることになりました。
今回のレンタル車両はもちろんはじめて乗ったクルマなので、どんな動きをするのが正しいのか分からないし、こんなものなのかな?と思っていたのですが、性能を知り尽くした自分の愛車とはちがって、レンタル車両を借りた際にはそういう点にも注意が必要なんだと学びました。

次回予告

ヘコんでいてもしょうがないので、お昼ご飯を食べて気分転換♪
ランチは『北海道限定』という文字に惹かれて買ってきたカップラーメン「やきそば弁当」。カップ麺に入れたお湯でスープも作れるなんて、ちょっとお得♪
思ったよりは寒くなくて、走行中は上着などいらないくらいでしたが、暖かい食事でリフレッシュできました。
さぁ、午後からの走行は、ちゃんと走れるようになるかなぁ!?

(文:西本尚恵 写真:木下琢哉/西本尚恵)