【連載】雪上ドライビング体験レポ 最終回- 「動画あり! 雪上走行体験まとめ」
雪上走行のようすを動画で振り返ります
GAZOO編集部から『雪上走行を体験して記事にせよ。しかもぜんぶ自分で調べて手配して、なるべく低価格で!』との特命を受け、昨年末からいろいろ調べて実現した北海道での雪上ドライビング体験レポート企画。最終回ということで走行の様子を中心に動画にしてみたので、まずはご覧ください!!
そして、今回の雪上ドライビング体験についてまとめていきたいと思います。
▶︎初回の記事はこちら
【連載】雪上ドライビング体験レポ 初回- 「雪上走行を体験して記事にせよ」!?
アクセスしやすく便利なサーキットが最高
今回、いろいろ調べた中から私が体験場所として選んだのは『新千歳モーターランド』。北海道の空の玄関口となる新千歳空港からクルマで10分という好立地にある、本格モータースポーツ複合施設です。
空港に到着してからのアクセスが良く、レンタル車両や装備品の貸し出しなどもおこなっているので、手ぶらで行っても大丈夫なほど手軽に雪上ドライビングを体験することができます。必要に応じて空港までの送迎や通訳付きのプランなども用意しているそうですよ。
費用面では自分の愛車で自走で行ける場所を探す方が安い場合も多いかもしれませんが、『誰でも気軽に』という点も考慮すると、オススメだと感じました。
『誰でも気軽に雪上ドライビングを体験できる』という面では、もっともオススメなのが雪上カート。ヘルメットやグローブはもちろん、防寒着なども貸してもらえるので、北海道旅行のオマケくらいの気持ちでも楽しめるレジャーだと思います♪
愛車とレンタル車両のメリット・デメリット
いちばん悩んだのが、自分の愛車で参加するか?現地で借りることができるクルマを探すか?ということでした。
というのも、私の愛車180SXはサーキットでのドリフト大会仕様なので、雪上走行のためにはスタッドレスを購入して履かせる必要があるのはもちろん、車高やエアロパーツなど仕様変更作業には、それなりの手間と費用がかかってしまいます。
そこで今回は最終的に、新千歳モーターランドが用意しているサーキットレンタル車両を利用することを選択しました。
実際にサーキットレンタル車両を利用してみて思ったのは、まず準備が不要でとっても便利ということです。現地に行ったらクルマが用意されていて、乗り終わったらそのまま返却できるため、とても気軽に安心して雪上走行を体験することができました。
いっぽうで、知り尽くした自分の愛車とは違って『はじめて乗るクルマに慣れる』ための時間が必要になるということは、検討する際に頭に入れておいたほうが良いと思います。
自分の180SXを雪上走行仕様に変更するためには、足まわりのセットを変更したり、FRP製のエアロパーツをどうするか考えたりと課題がたくさんありました。しっかり対策をしてから参加しないと、エアロや下まわりへのダメージはそれなりに覚悟が必要かも!?
雪上ドライビングを体験してみて感じたこと
群馬県生まれの私は雪道を走った経験もあるし、雪上走行会も初めてというわけではなかったのですが、今回の雪上ドライビング体験では、街乗りや普段のサーキットでは学べないこともたくさん経験できました。
なんといっても一番はアクセル、ブレーキ、ステアリングなど、それぞれの操作をいつもより丁寧に、タイミングもワンテンポ早く、というところ。
曲がりながら減速したり姿勢を変えたりしようと思っても滑ってしまってうまく走れなくて、しっかり減速して姿勢をコントロールする余裕を持ってコーナーを曲がるように意識したら、だんだんうまく走れるようになったと思います。
これって、サーキットだけじゃなくて街中や高速道路などでも共通する部分があると思うし、雪だけじゃなくて雨の日など普段の運転にも役立つのではないかと感じました。
実際に、初心者やファミリーカーでも参加できる雪道安全運転レッスンなどをおこなっている走行会やイベントもあるみたいですよ。
また、今回はいろいろなタイヤや駆動方式のクルマも経験させていただいたのですが、知れば知るほど楽しくなって「ぜったいまた雪上走行会に来たい!」という気持ちが大きくなりました。
きっと、来年もプライベートで行くだろうし、できれば自分の180SXにスパイクタイヤを履かせて走ってみたい! そしていつかは今回の調査段階で気になった稚内大沼スノーアタックに参加して『日本最北端の氷上トライアル』を体験してみたい!!
とにかく、場所はどこでも、クルマはなんでもいいので、みなさんもいちど体験してみると、新しいクルマの楽しみ方に出会えること間違いなし! きっと新しい出会いや繋がりもできて、カーライフがもっと充実すると思います♪
今シーズンは雪上走行の時期を過ぎてしまいましたが、来シーズンが始まる頃にこの記事を思い出して、少しでも参考にしていただけたら嬉しいです。
このような機会を与えてくれたGAZOO編集部、お友達のなつきさんをはじめ今回いろいろご協力していただいたみなさん、そしてこの連載記事を読んでいただいたみなさま、ありがとうございました!!
これからも、カーライフを楽しみましょう♪
ー完ー
(文: 西本尚恵 写真:真:木下琢哉/西本尚恵)
<おまけ>
最後に、雪上走行会の雰囲気が伝わる写真をいくつかピックアップしてみました。これをみたら、きっとあなたも雪上走行会に参加したくなるはず!?
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