ルーキーレーシングが2023年のスーパー耐久の体制を発表。3台体制でST-Xクラスにも参戦!

  • 32 ORC ROOKIE GR Corolla H2 concept

    32 ORC ROOKIE GR Corolla H2 concept

スーパー耐久のST-Qクラスに2台体制で参戦するルーキーレーシングが2023年の参戦体制を発表し、GRカローラとGR86に加え、「AMG GT3」を使いST-Xクラスに参戦、3台体制で2023年を戦うこととなった。

スーパー耐久のST-Qクラス(他のクラスに該当しない、STOが認めた開発車両のクラス)で、水素エンジンを搭載したGRカローラ、またカーボンニュートラル燃料を使ったGR86という、新たなカーボンニュートラルへの技術開発、そして「モータースポーツを起点とした、もっといいクルマづくり」を目指して参戦をしているルーキーレーシング。
そのオーナーでありトヨタ自動車の豊田章男社長も「MORIZO」として自らGRカローラのステアリングを握っている。

今回発表されたリリースでは、

『モータースポーツを起点とした、もっといいクルマづくり』
『世界で戦えるクルマ屋集団を作る』
『モータースポーツ産業を魅力あるものに再興する』

というルーキーレーシングが目指す目的が語られた。2つ目の『世界で戦えるクルマ屋集団を作る』という目的は、これまであまり語られていないことであり、どのようなことを目指すのか興味深い。

そして、引き続きカーボンニュートラルに向けた取り組みも進めていく。水素エンジン車である32号車 GR Corolla H2 concept、カーボンニュートラル燃料を使用する28号車 GR86 CNF conceptは、2022年から引き続き、小倉クラッチ株式会社をメインパートナーとし、さらに業界の枠を超えて仲間となったさまざまな企業・自治体と共に参戦していく。

また、今回注目の内容として、3台体制に増えること、さらにはトヨタ車ではなく、メルセデスの「AMG GT3」を使いST-Xクラスに参戦することとなった。
これは、「アジアでのモータースポーツを共に盛り上げる」ためとして、中升(ゾンセン)集団をメインパートナーとしての参戦となるという。

これまでTOYOTA GAZOO Racingとともに、もっといいクルマづくりを進めてきたわけだが、世界に目を向けたルーキーレーシングがこれからどのように羽ばたいていくのか楽しみだ!

  • 28 ORC ROOKIE GR86 CNF concept

    28 ORC ROOKIE GR86 CNF concept

  • 14 中升 ROOKIE AMG GT3

    14 中升(ゾンセン) ROOKIE AMG GT3

(GAZOO編集部)

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