祝!ヤリスカップが富士スピードウェイで開幕。91台がエントリーし大島和也が初代ウィナーに!

  • ついにヤリスカップが富士スピードウェイで開幕

    ついにヤリスカップが富士スピードウェイで開幕

21年間の長期にわたり続いた「Netz Cup Vitz Race(ヴィッツレース)」に代わり、今年から新たなワンメイクレースとして誕生した「Yaris Cup(ヤリスカップ)」の記念すべき開幕戦が、2021年6月5日に富士スピードウェイで行われた。
この開幕戦では、東日本シリーズと西日本シリーズが一堂に会して行われ、91台のエントリーを集める華々しいスタートとなった。
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前日の豪雨とは打って変わり、朝の内は雲が残っていたものの天候の回復した富士スピードウェイ。朝8:30から行われた公式予選では、61号車 PAK☆SPEC7 Yarisがポールポジションを獲得した。
  • 61号車 PAK☆SPEC7 Yarisの松本康平

    61号車 PAK☆SPEC7 Yarisの松本康平

富士スピードウェイのグリッド数は54台のため、上位54台は8周の決勝レースに駒を進め、35台は11:00から行われた4周のコンソレーションレースに出走。
そのコンソレーションレースでは、3番グリッドスタートの810号車 長野トヨタ・ペトロナス・Yarisの岩岡万梨恵が勝利を挙げた。
  • ヤリスカップ第1戦 コンソレーションレーススタート

    ヤリスカップ第1戦 コンソレーションレーススタート

13:05から行われた決勝レースでは、序盤からポールスタートの61号車 PAK☆SPEC7 Yarisの松本康平、38号車 N中部GRGミッドレスYarisの神谷裕幸、62号車 N群馬GスパイスFKμYarisの松原亮二が激しいトップ争いを繰り広げる。
その争いに割って入ったのが、11番グリッドから順位を上げてきた99号車 KTGYIC京都WMYarisの大島和也。1台、また1台とかわし、トップでチェッカー。大島和也が新生ヤリスカップの初代ウィナーとなった。
  • ヤリスカップ第1戦 決勝レーススタート

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  • ヤリスカップ第1戦 決勝レース表彰台 1位 大島和也 2位 神谷裕幸 3位 松本康平

    ヤリスカップ第1戦 決勝レース表彰台 1位 大島和也 2位 神谷裕幸 3位 松本康平

ヴィッツレース同様、4ワイド、5ワイドの超真剣バトルが繰り広げられる一方、パドックでは仲間と楽しい時間を過ごすドライバーの笑顔があふれるヤリスカップ。
この後は東西分かれてのシリーズとなるが、トヨタディーラーからは「まだまだ(ヤリス カップカーを)購入をする方がいらっしゃる」との話も聞いており、今後ますます盛り上がっていきそうだ。

(GAZOO編集部 文/写真:山崎真)