【GAZOO愛車広場 出張撮影会 in 愛知】当時のスタイルを美しく蘇らせたKP61が第1部のカメラマン賞を受賞

2019年10月20日(日)にトヨタ博物館(愛知県長久手市)にて開催した「GAZOO愛車広場 出張撮影会 in 愛知」では、参加台数118台、東海エリアを中心とした様々な愛車のオーナーさんたちにお集まりいただきました。
今回は第1部にご参加いただいた車両の中で、撮影を担当していたカメラマンたちの総意で選ばれたクルマの1台、トヨタ・スターレット(KP61)をご紹介します。

愛車プロフィール

<車種>
トヨタ・スターレット(KP61)

<年代>
80年代(81年式)

<オーナー>
40代男性 愛知県在住

<愛車とのエピソード>
若い頃に峠で見たボロボロでも速いKP61をふと思い出して探しはじめたというオーナーさん。見つかった車両は5ドア車でコンディションも悪かったが、1年間かけて自分で板金作業を行いリフレッシュ。搭載する4Kエンジンも自身の手でメカチューンし、足まわりもオーダーメイド品を装着するなど、当時の雰囲気を持ちながらも現代版の仕立てが施されている。入手時(10年前)は純正パーツもほとんど揃っていたが、最近では入手困難品も多数ある。KP保存会のネットワークを大切にしながらこれからも乗り続けていく予定だ。

本当は3ドアが欲しかったというものの、見つかったのは5ドアのみ。それでも狙い通りの中期モデルだったことから、入手してレストアとチューニングを自らの手で行ない渾身の1台に仕上げている。

4Kエンジンはボディのレストアと同時に自分でオーバーホールを行い、メカチューンも実施。キャブはソレックスの40φを組み合わせ、速くてキレイなKP61というコンセプトを具現化している。

インテリアも全て自身の手によってリフレッシュされる。特に割れてしまっているものがほとんどというダッシュボードは、ダメージ品を3個イチで繋ぎ合わせてつや消しブラックでペイントした力作!

フェンダーまでのクリアランスを計測してオーダーしたホイールと、TS用をベースにアーチ部の形状を変更したフェンダーがこだわり。当時の雰囲気を重視したコーディネートもお気に入りのポイントだ。

[ガズー編集部]

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