【愛車紹介】18年間愛され続ける2代目スープラ

11月27日(日)に富士スピードウェイ(静岡県駿東郡小山町)で開催された「TOYOTA GAZOO Racing FESTIVAL2016」のオーナーズクラブミーティングに参加されたオーナーさんをご紹介。愛車に特別な想いを注ぐ皆さんのカーライフをうかがった。

日本車離れしたダイナミックなボディを持つ2代目スープラ。個性的なスタイリングが根強いファンを生み出している理由のひとつで、古川忠寿さんもスタイリングに惚れて購入した1人。

「このスープラを新車で購入して18年が経ちました。弟が持ってきたスープラのカタログを見てひとめ惚れ。これに乗りたいがために教習所に通い、免許取得後すぐにディーラーに駆け込みました。それ以来スープラ一筋です」

古川さんの愛車にはトライアルのフロントバンパーが取り付けられている。「ノーマルの流れるようなフォルムが魅力的で、古さを全然感じません。ただ、ノーマルだと少し丸過ぎるかなと思ったので、エアロパーツを取り付けたらまるで今時のクルマのようにガラリと雰囲気が変わり、さらに好きになりました」

フロントバンパー以外にもバリスのボンネットや、ガナドールのミラーなどを装着。スポーティさに磨きをかけている。レイズのホイールも今年3月に装着したばかりだ。「手を加え始めると、ちょこちょことカスタマイズしたくなりますね。このホイールは大阪オートメッセなどで見ていて、これしかない! と感じました。シルバーのボディとの相性はバッチリです」

古川さんがスープラに惚れた理由はスタイリングだけではない。「コクピットのレイアウトもかっこいいですよね。ドライバーを包み込むような空間が気に入っています。今はレカロのセミバケットシート(トライアルオリジナルモデル)を装着。追加メーターも配置し、スポーティな雰囲気を楽しんでいます」

エンジンのチューニングも楽しんでいる。エンジン本体やタービンはノーマルだが、ブリッツのエアクリーナーやHKSのコンピュータなどを組み込んだ。「ライトチューニングですが効果は抜群。パワーが向上して走りがさらに楽しくなりました。ただ、速くなるとブレーキ性能が気になりますね」。ちなみにブレーキはブレンボかエンドレスかのどちらかで悩んでいるそう。「お金がいくらあっても足りません(笑)」

古川さんにとってスープラとはどんな存在なのだろう。「見ていて飽きず、カスタマイズもおもしろい。長時間乗っていても疲れないので、ドライブも本当に楽しいですね。ドライバーの思いに応えてくれる可愛い存在です」。

18年間走り続けた古川さんの愛車はまだまだ進化の途中。スープラとの二人三脚に終わりはない。次にお会いした時、古川さんのスープラは一体どんな表情をしているのだろうか?

(フリーライター:阿部哲也)

[ガズー編集部]