【世界の愛車紹介東京編】10年以上ぶりに所有したスポーツカー、初めてカスタマイズの楽しさを教えてくれたトヨタ・86

最新の86にもAE86時代のカローラレビン/スプリンタートレノにも、愛車をカスタマイズする楽しさがあるのは変わらない。10数年ぶりにスポーツタイプのクルマを手にしたというオーナー。この86を所有したことで、初めて愛車へ手を加える楽しさを知ったという。

久しぶりにスポーツカーを手にした86オーナーの、リアルなカーライフとは?

── オーナープロフィール
・お名前:堀川 勇二 さん
・年齢:50歳
・愛車の年式、車名、グレード:2012年式 トヨタ・86 GT
・所有歴:2年半

── なぜ、このクルマを手に入れようと思ったのですか?
新しい86が登場したときから興味がありました。発売から1年ほど経って中古車が出回るようになり、新車よりも手頃な価格で買えるようになったのが、手に入れたきっかけです。購入時は、まったくノーマルの状態でした。

── 愛車のアピールポイントを教えてください(主にこだわりや自慢のパーツなど)
TRD製や、HKS製のパーツを中心に装着しています。ノーマルのパワーでは物足りないと思っていたので、HKS製のスーパーチャージャーキットも装着しました。これで、ようやく自分が取り付けたかったパーツをひととおり装着した状態になりました。

── 普段、どんな場所にドライブに行きますか?
主に、通勤や買い物に86を使っています。休日には、栃木や茨城エリアなど、下道を走って日帰りできる範囲内でドライブしています。峠のような場所を走る目的で行くことはありませんが、通り道として使うことはありますよ。

── クルマを買うとき、何を重視しますか?
昔はトヨタ・MR2に乗っていたこともありましたが、86を買うまで10年以上、軽自動車に乗っていました。お金のかからないことなどを重視していましたが、年齢的にスポーツタイプのクルマを今のうちに乗りたいと思い、86を購入しました。

── これから先、手に入れてみたいクルマはありますか?
自分の乗るスポーツタイプのクルマでは、この86が最後だと考えています。次はまた気楽に乗れる軽自動車を選ぶと思います。最近は愛車と同じTRD製のエアロを装着している86が多いので、差別化できるように交換を考えているところです。

── あなたにとって、この愛車はどんな存在ですか?
このクルマで「初めてパーツを取り替える面白さを知った」という感じがしますね。「クルマいじり」という言葉の意味が、少し分かったような気もします。もし、なくなってしまったら、寂しいと思いますね。宝物といったところでしょうか。

── 取材後記
再び手に入れたスポーツカーで、今まで経験したことのなかったカーライフを、過ごすこととなったオーナー。86という、今となっては少数派となった手を加える楽しさを残したクルマだからこそ、新しい発見があったのだ。オーナーも、この86と出会えて幸せだったに違いない。

(編集: vehiclenaviMAGAZINE編集部 / 撮影: 古宮こうき)

[ガズー編集部]

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