【素敵なカーライフレシピ #2】仕事も家事も子育て、趣味も、クルマがなければ始まらない

クルマのある暮らしはオーナーの味付け次第。ひとりひとりの人生を豊かにするレシピは十人十色です。どんな調理法でクルマとの生活を楽しんでいるのかをご紹介するコーナー。第2回目は、ふたりの子どものママでもある時田由香さん。

時田さんのクルマは、ホンダステップワゴンです。写真を見て分かる通り、普通のステップワゴンの装いとは少しテイストが違います。それもそのはずで、夫婦でいっしょにディーラーオプションからホイールにはじまり、エアロまで厳選して選んだ無限のパーツが装備されています。
近ごろ新しくクルマを購入すると、夫婦であれこれ想像しながらディーラーオプションを選ぶのが楽しい時間になっているそうです。

そんな時田さんがクルマへの魅力に初めて気がついたのは小学生のとき。お母さんと買い物へ出かけた先でスポーツカーに乗っていた女性を見かけ一瞬で心が奪われました。
その胸のときめきを持ったまま、免許を取得し迷うことなく初めてのマイカーもスポーツカーを選択。シルビア(S14)に始まり、さらに新しいシルビア(S15)に乗ったところでオートマ免許限定を解除。

「20歳になったときにやっぱりマニュアル車に乗りたくなって限定解除してシルビア(S15)のスペックRを購入しました。どこへ行くのもクルマと一緒でした」

そして23歳のときにクルマが好きな旦那様とのご縁があり結婚し、26歳で長男が誕生。「長男のときはシルビア(S15)にチャイルドシートを装着して子育てしていましたが、さらに2年後に長女が生まれたのをきっかけに、夫婦で話し合って、スポーツカー生活は一区切りすることにしました。それまでは夫婦それぞれスポーツカーを所有していたのですが、ステージアとムーブに乗り換えました」

結婚式会場にはふたりのそれぞれの愛車を展示

クルマは変わっても彼女のクルマ生活は全く同じ。独身時代もママとなった今も思い立ったと同時にクルマを走らせているのが彼女流。
たとえば独身時代に、友人と「海に行こう!」と計画していた日に運悪く、天候が悪かったとしても、普通なら延期するところが「それなら屋内プールがあるスパリゾートに行けばいいよね」と200km先にあるスパリゾートまで行ってしまう。
サーフィンもスノボも、行こうと思ったら即行動。それは2児のママとなった今もまったく変わりません。

「息子が好きなサッカー選手のサイン会があると急に情報が飛び込んできたらすぐに行こう!と出かけますし、子どもたちを両親に預けることができた日は、ひとりでも遠出してドライブに行くこともあります。クルマはいつでも自分のわがままを聞いてくれる相棒ですね」

ママになってからは、ママ友や子どもの友達をクルマに乗せる機会が増えたそう。サッカーをやっている息子さんの友達を4、5人乗せて、遠征先までドライブしたり、ときに学校行事やサッカーの応援でママ友を乗せることも。

「長距離になると運転が怖いと言う人もいますし、知らない場所まで行って走るのが苦手という方も少なくないので、いつもそんなときはわたしがクルマを出しています。わたしにとってはごく普通のことなのですが、なんだかみなさんにすごく感謝されています(笑)」

仕事先へ行くときも子どもの習い事や日々の買い物、自身のプライベートも含めて、いつも彼女の隣にはクルマの存在があります。そして特筆すべきことは、仕事と子育ての両立だけでも日々の時間は埋まってしまいそうですが、時田さんは自分自身のプライベートの時間もおざなりにしていないことなのです。

「よく言われます。仕事もして、2人の子どももいて、子どもの習い事にも付き添い、家事もする。なのにどうして自分のプライベートの時間がとれるの?って。でもわたしにとってはどれも大切でどれも手放せません。自分では大変だという感覚はなく、ただ、やりたいことをやっているだけなんです。でも改めて自分の生活を振り返ると、あれもこれもとやりたいことを叶えられるのは、やっぱり、クルマがあるおかげなんだなと思います。クルマがあるからアクティブになれて、クルマがあるから行動範囲を狭めなくていい。むしろぐんと広がっています」

行動範囲が広がった一例をあげると、息子さんが夢中になっているサッカーですが、日々息子さんの応援や送り迎えを重ねているうちに、時田さん自身がサッカーの魅力にはまってしまったそうです。

そしてとうとう子どもを応援するだけでなく、自分でもボールが蹴りたくなり、最初はフットサルから始めます。フットサルに夢中になるうちに、サッカー場でサッカーがやりたい!という気持ちが抑えられなくなり、女子サッカーチームを見つけて入部。
いまでは息子さんのサッカーの送り迎えだけでなく、週に1、2回、時田さん自身がサッカーの練習に出かけています。ポジションは攻めのフォワードです。

「まだまだヘタですよ。シュート力がないんです。もっともっと練習がしたいですね」
サッカー熱はそれだけにとどまらず、さらに子どもたちのお手伝いがしたくなり、小学生のサッカーの審判の資格も取得。息子さんが参戦しているサッカーの試合でも審判したこともあるとか。

「最初、息子は恥ずかしがっていましたけど、わたしが審判をやっているほうが、試合後にあのときはこうすればよかった、もっとこうできたはず!など、わたしからあれこれ言われなく済むから審判してくれたほうがいいと言っています(笑)。応援しているだけだとつい熱がこもってしまい、試合後に息子のサッカーの反省会をしてしまうんです。でも審判で試合に参加していると公平に見ているので、息子だけを注視しなくなりました。だから息子にとってもわたしが審判をしていたほうが好都合なんです。将来的には小学生のサッカーを教えることができるコーチの資格取得も考えています。そのためには自分自身ももっともっとサッカーの練習をしないとですね」

長男はサッカー。そして長女は、現在、チアダンスに夢中になっているため、長女のチアダンスの送り迎えにもマイカーは稼働中。長男がサッカーの試合に出て、時田さんが審判をし、そんなふたりの姿を長女がチアダンスで応援するということも叶いそう。まさに完璧な布陣です。

「クルマがなかったら、どこかでわたしの行動が制限されたと思うのです。わたしがわたしらしく生活するためにはクルマは必需品。ここに行きたい、あれをしたい、わたしがやりたいことをスムーズに行うためには、時間を賢く使うことができるクルマの助けがないと、実現することができないんですよね。これまで考えたことはないですけど、クルマがなかったらと思うと、私の人生は成り立たないなと思います。そもそもクルマが好きで、運転が好きだったことがご縁で、旦那様と出会っていますから」。

NO LIFE NO CAR。まさにこの言葉通りのライフスタイルを送っているひとりの女性なのです。

(取材・文: 鈴木珠美(officetama,Inc.) / 写真: 村上悦子)

[ガズー編集部]

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