工場夜景の撮影と営業車ルックをとことん楽しむ。珍しい黒のプロボックスを愛車にした理由とは?

工場夜景に魅了され、それを撮影するためにカメラの勉強を始めた。その夜景撮影のためならあちこちに出かけるというアクティブなnaoさん。その移動を楽しむ愛車は、naoさんが言うには、同じように使っている人を見たことがないという黒のプロボックス。なんともいえない営業車の魅力を語ってもらいました。

ーープロボックスの前は何に乗っていたんですか?

昔は軽に乗っていて、大きいクルマが欲しいなと思い、次にハイエースを購入しました。
買った時に見たオプションカタログにいろいろなパーツが載っていて楽しかったんですけど、そのあとに知ったアフターパーツの多さにびっくりして、こんなにパーツがあるの?って。
それからはエアロやホイール交換など、カスタムも楽しんでました。

ーーハイエースをしっかり満喫していたんですね。そしてプロボックスに?

そうなんです。8年乗ったんですけどハイエースが少し大きいなと感じ始めて、次のクルマを探し始めました。人とカブるクルマは嫌だなと思って、いろいろ探しているうちになぜかプロボックスに行き着きました。

50と言われる前のプロボックスを見に行ったのですが、結構ボロボロで買う気が起きなかったんです。でもその時にこれからオークションに出品すると言う160のプロボックスに出会ったんです。

しかもほとんど見かけることのない黒というカラーも珍しかったし、なにより程度も良く格安で手に入れることができるとあって決めました。

ーーとはいえ、なかなかプロボックスは買わないですよね。黒ってあまり見ないものなんですか?

私もプロボックス・サクシードの仲間がいるんですが、1台しか黒を知らないです。ほとんどが白なんですよね。あとはたまにシルバー。カタログには白・黒・シルバー・ボルドー・ダークブルー・ライトグリーンと6色あるのですが、ほとんどが白ですね。

ーー言われてみれば確かに白ばかりなイメージで、黒ってないですね。

人とカブらないクルマを手に入れることができたので、そこは良いことなのですが、今の趣味が工場夜景と愛車の撮影なんです。黒いボディと工場夜景の撮影はなかなか難しいんですよね。

ーー確かに黒いボディと夜景は難しいですね。

最初は携帯で撮っていたんですけど、うまく映らないのでデジカメを購入して、写真の上手い人に教えてもらったり、YouTubeなどを見て独学で勉強して今はだいぶ自分のお気に入りの写真が撮れるようになりました。

それでも工場夜景と愛車の黒のプロボックスを絡めた写真はなかなか難しいです。懐中電灯など使って撮影もしているんですけど、うまくいかないことも多いです。

ーー工場のお気に入りみたいのはあるのですか?

綺麗な工場夜景が撮れる場所があれば、距離も関係なく行きます。関西方面から山口県まで下道で移動して行ってこともあります。その道中ではプロボックスだからこそある機能が役に立つんです。

ーー関西から山口まで下道とはなかなかですね。プロボックスだからこその機能ってなんですか?

ビジネスカーだからこその、普通のクルマには装備されていないテーブルがあるんですよ。そこにドリンクを置いたりご飯を食べたりできるんです。普通の車にはない装備ですよね。

大きな荷室もあるのでそこで寝ることもできるなと思ったんですけど、ベッドを持ち込むのも面倒なので、バタンと倒すことができる運転席で仮眠することがほとんどですね。そう言えばハイエースの時もベッドキットを積んでいましたが、1回も使ったことがなかったかも・・

ーーそうなんですね。なんだかもったいないような気もしますが……

そうなんですけどね、でも運転席が簡単に平らに近い感じで倒れるのもビジネスカーならではかな?
これからもこんな感じで楽しんでいくのかな~、なんて思いますね。

新型コロナが少し収束してきたことで、撮影にも出かけれらそうな感じになってきたので、これから撮影も再開していきたいそうです。naoさんのインスタグラムにも黒いプロボックスと工場夜景の綺麗な写真が増えていくかもしれませんね。

【Instagram】
r.naisho_70 さん

(文:雪岡直樹)

[ガズー編集部]

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