クルマ好き少女が“絶対乗りたい”と夢見たGT-Rを愛車にした今、伝えていきたいこととは?
子供の頃から、男の子が好きそうな物ばかりに興味があったという“のんちゃんRさん”。
そんな、のんちゃんRさんがクルマ好きになったきっかけは、小学生の時にハマった“グランツーリスモ”だという。ゲームの中に出てくるスポーツカーを見て、クルマってかっこいい!と思ったのが始まりだったそうです。
今回は、のんちゃんRさん×GT-Rのカーライフをお届けします。
――GT-Rに乗りたい!と思ったのは何故ですか?
子供の頃に夢中になった“グランツーリスモ”の存在がかなり大きいと思います。ゲームの中で初めてGT-Rを運転して、かっこいい!大きくなったら絶対に乗りたい!と思ったんです。
――具体的にどういう所が好きですか?
GT-Rの好きな所は沢山ありますが、ひとつは迫力あるデザインです。例えば、斜め右から見たときのフェンダーのラインや、エッジによって出来る影が、筋肉質のボディーを表現しているようで気に入っています。
ほかには、エンジンが手組みで作られていて、職人さんのただならぬ拘りが詰め込まれているところもです 。
そして、なんと言っても1番好きなのは、走行性能です!
エンジンパワーは勇ましく、アクセルを踏み込めばレスポンスよく走り出す、この感覚が大好きです。サーキット走行も街乗りも、色んな場面で私を楽しませてくれる、飽きが来ない車です。
――私はGT-Rに乗ったことがないから分からないのですが、街乗りでも運転しやすいのですか?
確かに、そう聞かれることはあります。ボディーが大きいので、さすがに細い道はキツいと感じることもありますが、それ以外は街乗りでも十分に使いこなせますし、実用性も兼ね備えた車です。
不快なシフトショックもなく、高速道路での長距離移動も快適に走ることが出来ます。
――そうなんですね!なんとなくのイメージですが、突き上げ感とかすごいのかなぁ……と勝手に想像していました。サーキット走行だと、また違う感じなのでしょうか?
そうですね。GT-Rの本当のポテンシャルは、サーキットを走ってこそですから! 0-100km/hを2.7秒でこなす加速感は最高です。
初めて富士スピードウェイのホームストレートを全開走行したときには、その圧倒的な加速と最高速度を体験して、今までにない感動を覚えました。
GT-Rのスピードメーターは340km/hまで刻まれているのですが、サーキット以外だと1/3程度までしか針が動いたところを見たことがなかったので新鮮でした。
――のんちゃんRさんにとって、スーパーカーはどういうクルマだと思いますか?
沢山の人に憧れられるクルマ、だと思います。
私は、一般社団法人日本スーパーカー協会の広報として、スーパーカーを通じて子供たちにクルマの魅力を伝えるイベント活動をしています。
会場にスーパーカーがずらりと並んでいるのを見た子供達が「うわぁ!かっこいい!」って喜んでくれたり、大人の方も「子供のころからずっと好きだったんだよね。やっぱりかっこいいね!」と笑顔で話しかけてくれたりすると、スーパーカーって憧れの存在なんだなと感じることが多いです。
老若男女の幅広い層の方が、スーパーカーを見て感じて楽しんでもらえる、多くの人をハッピーに出来るクルマがスーパーカーだと思います。
――のんちゃんRさんのように思っている方って、きっと多いですよね。
そうですね。ですが、スーパーカーは“沢山の人が憧れを持つ特別なクルマ”ではあるけど、決して手の届かない存在では無いと思うんです。もちろん、とても高価ではあるし、運転も難しそうに見えます。
でも、敷居が高そうと思わないでほしいんです。スーパーカーを購入したい!という目標があるからこそ仕事を頑張れたり、未来の愛車に思いをはせたりするのも楽しみの一つです。
自分自身、GT-Rに乗ってるからこそ出会えた友達や、仲間も沢山います。クルマ仲間達との交流が今の生活の楽しみになっているので、GT-Rを乗るようになってから生活が凄く変わりました。
購入はかなり大きな決断をしたけど、買って良かったと心から思っています。
――今後は、どんなカーライフを送っていきたいですか?
多くの人にクルマの魅力を伝え、楽しんでもらえるような活動を続けていきたいと思います。そして。クルマ好き女子が気軽に話せる場所を増やしていきたいなと思っています。
学生の頃、クルマ好きの女子がクラスに1人もいなくて、クルマについて話せる人がいない……という青春時代を送ってきました。
そういう女子って自分以外にもきっといるだろうし、クルマに興味があるけどどうして良いか分からないという女子のために、クルマの情報発信やコミュニティ的なものを提供していけたらなと思っています。
学校単位、会社単位だと少ないかもしれないけど、全国規模で見たらクルマ女子は結構いるはずですから。GT-Rを通じて、クルマの素晴らしさや楽しさをもっともっと発信していきたいと思います。
そう話してくれた、のんちゃんRさん。愛車である「ピンクのGT-R」は、クルマ好き女子のため、スーパーカー好きの子供たちのために、今日もどこかを走っていることでしょう。
【Instagram】
のんちゃんRさん
[GAZOO編集部]
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