走ることとは、すなわち自分のアイデンティティの一部。家族も言うことなしの、ロードスターというクルマ
家族が増えたということもあり、スポーツカーに10年以上乗っていなかったという「中島さん」。そんな中島さんが愛車として選んだのは、ロードスターだったとのこと。
家族が楽しいこと、なおかつ自分も走りを楽しめるクルマと考えると、このクルマしかないという結論に至ったそうです。そして、やっぱり買って正解だったと幸せそうな声で話してくれました。
今回は、中島さん × ロードスター のお話をお届けします。
――スポーツカーで走るのって、気持ちいいですよね~!私も運転するのは大好きです。
僕も12年ぶりに運転しましたが、やっぱり楽しかったです!
――12年ぶり?じゃあ、久しぶりだったんですね。
そうなんです。もともと大学生の頃に自動車部に所属していて、走るのは自分のアイデンティティだ~!みたいな感じでスポーツカーを運転しまくっていました(笑)。
だけど、インカレで日本一になったのをキッカケに、良くも悪くも、こんなにのめり込んでしまって大丈夫だろうか?と思うようになったんです。専門的なこと以外にも、ほかに学ぶことがあるんじゃないかなって。
それで、スポーツカーからも、モータースポーツからも一線を退きました。
――それなのに、なぜまたスポーツカーに乗ろうと思ったのですか?
自分のモチベーションを高めるため、というのが1番大きいです。
現在僕は、車両や部品の性能をテストするプロテストドライバーという仕事に就いているんですけど、大好きなクルマに関係する仕事のはずなのに、日々の業務に追われて大変だと思う気持ちの方が多いんです。
単純に“好き”というピュアな気持ちが、どんどん薄れていることに気付いたんです。クルマの仕事をすればするほど、ただのクルマ好きとしての部分が擦り切れてしまう感覚とでもいうんですかね。
だからこそ、もう一度自分の原点である「運転って楽しい!」と思えるモノや、環境が欲しかったんです。そうすることで、クルマの仕事に取り組むための、新たはエネルギーが産まれるんじゃないかなって。
――私も大判焼きが大好きだから、屋台で焼くバイトを始めたら素直に好きと言えなくなりましたもん。それに似てますね。
そ、そうですね……。大判焼きと……一緒か……。
――ところで、スポーツカーって色々ありますが、なぜロードスターにしたんですか?
僕がスポーツカーに求めるのが、シンプルでアナログで、軽くてコンパクトで、速いよりも楽しいっていう要素だったんです。それに当てはまったのがロードスターの古いモデルだったんです。
なかでも、アナログっていうことをクリアしているスポーツカーがなかなか無かったんですよ。
最近のクルマは燃費やエンジンルーム内の自由度の要請から、電動パワステやブレーキやアクセルがバイワイヤにならざるを得ないし、安全面からTRC(トラクションコントロール)やESC(横滑り防止装置)、ABS(アンチブレーキロックシステム)も装着せざるを得ないですから。
そうなってくると、条件にピッタリハマるのは1990~2005年くらいのモデル限定になっちゃうんです。それ以上古いクルマも条件に合うクルマはあるんですけど、維持費などを考えると厳しいかなと。
それで購入したのが、2002年式のロードスターNB8C RSというスポーツグレードでした。
――NBロードスターの中でも、この個体を選んだ理由はありますか?
先程の質問で、速いというよりは~、なんてことを言っていましたが、それでもやっぱりある程度は速く走れる方が良かったんです(笑)。
ボディ補強も入っているし、ブレーキペダル補強プレートも大きい、純正でトルセンLSDが付いているからサーキットも走れる!あとは、後期にしたのはエンジンが1.8ℓで、パワーがあったからです。実際に山道を走ったりしてますけど、とても楽しいですよ。
――どんな感じなんですか?
スイスイ鼻先が入ってヒョイヒョイ曲がってくれるから、カーブ多めの山道なんかはとても楽しいですよ。車重も軽いから、軽快に走ってくれますしね。
ただ、スポーツグレードゆえに足周りはちょっと固めで、荒れた路面を走るとオープンカーということもあってボディがブルブルしちゃいます。
でも、購入したときはもっと硬かったんですよ。というのも、前オーナーさんが車高を落として、硬いバネを入れていたんです。だから、改善のためにオークションサイトで純正バネを買って、付け換えました。
――ほかに、手を加えたところはありますか?
アルミテープチューンくらいですかね。ペタっと貼っただけ(笑)。ど・シンプルで乗っていきたいから、今後もいじったりはしないと思います。バネを変えたのも、カスタムではなく純正に戻した感じですしね。
――なぜ、シンプルにこだわるんですか?
仕事で電動の新しいクルマに乗る機会が多いんですけど、そのクルマも味付けのベースとなるのは昔ながらの油圧。だからこそ、昔ながらの油圧のフィーリングを体に染み込ませたいなと思いまして。
上手く言えないけど……、快適性とかそういうのじゃなくて、電動じゃないオリジナルの運転フィールが心地良かったんです。
――なるほど。やっぱり、ロードスターを購入して良かったですね♪
そうなんです。ついつい走りのことを話しましたが、オープンにしたら楽しかったから結局オールオッケーなんです(笑)。
住んでいる場所が大自然に囲まれているから景色を見ながら四季の良さを感じられるし、子供も窓を開けて走るのが大好きだからオープンカーだと言うこと無しみたいで(笑)。息子が楽しいことは僕の楽しいでもありますしね。
日常のちょっとした移動でもエネルギーチャージを出来る、最高のクルマです。
学生時代にラリー競技をやっていたということもあり、雪上ラリーの練習会に参加したいと話してくれた中島さん。これからどんな風にカーライフを楽しもうかと考えると、ワクワクするとのことでした。これからも、素敵なロードスターライフを♪
(文:矢田部明子)
[GAZOO編集部]
ロードスターと歩む色とりどりな愛車ライフ
関連記事
-

-
見た目は自然体、楽しみ方は自分流。アバルト500と過ごす12年目のカーライフ
2026.06.16 愛車広場
-

-
インプレッサと歩んだ日々、シビックと広がっていく新しい毎日。2台の愛車がくれた出合いと景色
2026.06.14 愛車広場
-

-
26年を共にするS2000は、ソロキャンプや家族の時間に寄り添う大切な相棒。
2026.06.11 愛車広場
-

-
軽トラ、サンバーの新しい使い方!それは……、荷台での車中泊!!
2026.06.09 愛車広場
-

-
好きと思えるクルマに素直に乗る デリカミニで取り戻した運転の喜び
2026.06.03 愛車広場
-

-
「ワクワク感がずっと続いている」7年間乗ってきたトヨタ・86がくれたのは、 “外の世界での発見”だった
2026.06.02 愛車広場
-

-
10年間共にした愛車 マツダ・ロードスターは今でも旅の相棒!「ずっと一緒に絶景を見ていきたい」
2026.06.01 愛車広場
-

-
ドライブすることは、冒険すること。ISとの週末は、いつだって主人公になれる!
2026.05.29 愛車広場
-

-
シルビア乗りだった自分が、フィットRSにハマった理由。無限仕様の一台がくれた走りと出合い
2026.05.28 愛車広場







