加速に圧倒され、即座に購入決定! テスラモデル3が広げてくるカーライフの楽しみ方
「納車してから1年8ヶ月、テスラに乗らなかった日は1日もありません!」と語ってくれたまぁくんさん。
テスラの乗り心地を熱く語ってくれた上、試乗までさせてくれました。
――初めて試乗して、即座に購入されたそうですね
アルファードからスポーツカーに乗り替えようかな、と考えていました。その時にちょうどYouTubeでテスラの存在を知り、試乗しに行ったのです。
初めは「電気自動車なんて?」と疑っていたのですが、実際に試乗してみると、その辺のスポーツカーよりも速くてビックリ! 全然買うつもりじゃ無かったのですが、その乗り味にも感動、試乗したその日に即注文しました。
初めは両生類っぽい外見が好きじゃなかったんですけど、内面から好きになりました(笑)。
――内面以外で気に入った点はありますか?
電気自動車が速い、ということを知らずにテスラに試乗したのですが、加速がメチャクチャ速かったんです。これには驚きました。スポーツカー以上です。
ガソリン車と違ってエンジンルームにエンジンがないのもおもしろく、座って妻と撮影したりしています。
――購入時の価格はいかほどでしたか?
自分が買ったときは500万ちょっとでした。今は600万以上します。補助金は国から65万円、東京都から45万円でました。都道府県の補助金は自治体によって違うみたいです。
――維持費はあまりかからないようですね
都内には無料の充電施設が20か所くらいあります。自分は通勤で毎日40キロほど乗るため、年間の走行距離は2万6000キロぐらいになります。納車してから1年間は無料の充電施設を使っていたので、充電代は1円もかかりませんでした。
都立公園や都庁の駐車場、大きい商業施設にもあります。初めて行くスーパーチャージャーでは必ず撮影してツイッターやインスタグラムに挙げています。情報交換の一種ですね。下の写真は茨城ひたちなかのスーパーチャージャーです。
「充電施設が少ないと、待ち時間がかかるのでは?」なんて聞かれることもありますが、自分は朝が早いので、待つことはほとんどないです。
加えて今はテスラのスーパーチャージャー(有料)を使っています。約30分程の充電で料金は2600円くらい、400km以上走れます。充電は週1~2回です。平日は無料充電を利用し、週末に遠出した時はスーパーチャージャーを使っています。
前に乗っていたアルファードでハイオク満タンだと1万円以上かかります。テスラのアプリでは「同等のガソリン車に乗っていた場合と比べていくら節約になったか」というのがアプリに表示されます。自分の場合だと年間13万7千円ほど節約できています。
東京都の場合だと5年間税金もかからないので、維持費は軽自動車より安いです(笑)。
――ご自宅に充電設備は設置しないのですか?
近々家を建て替えるのですが、ソーラーパネルをつけてパワーウォールという蓄電池を設置します。いわば自然充電ですね。これからは自然にやさしい環境を考えないと、と思って決めました。
――テスラのブレーキも独特ですね
テスラの回生ブレーキは、ガソリン車の摩擦ブレーキのように熱エネルギーを捨てるのではなく、運動エネルギーを電気エネルギーに代えます。バッテリーに「回」収して走行に「生」かすわけです。エネルギーを再利用するので、長い下り坂を走ると充電が増えていくんです。
アクセルを踏まないだけでかなり減速できますし、モードによっては完全停止もできるので、日常の走行でブレーキを踏むシーンはあまりありません。
――1年半以上乗り続けているそうですが、運転自体はいかがですか?
何より運転がおもしろいです。加速が速いし、ブレーキを踏まずに停まれるのもテスラの魅力です。
EAP(エアハンスド・オートパイロット)というオプションもつけました。高速道路でウインカーを出せば勝手に車線変更ができますし、ハンドルに手を添えていれば“半自動運転”ができます。
オートパイロットを使っていればフル充電で約600kmほど走行できました。東京から淡路島まで途中充電無しで行けたのです。
オートパイロットは渋滞中、特に楽です。先日長野県の飯田に行った帰り道、高速が混んでて5時間ぐらいかかったんですが、もしこの機能が無ければ帰るのを諦めてました(笑)。
――渋滞も楽なのですね。あと、テスラ仲間とのコラボも楽しそうですね
テスラを買ってから、SNSで知り合った方々と「テスラーツーリング部。」を作りました。
左の写真は今年4月のオフ会で撮影しました。右は川越にあるSTARBUCKSの前です。
実は、電話でお話をうかがってから3日後、まぁくんさんに誘っていただき、愛車テスラに試乗させてもらいました。
筆者が実際に乗ってみたテスラモデル3の印象もお届けしましょう。
三郷にできたばかりのスーパーチャージャーに到着後、いきなり充電をしてくれました。20%の充電が10分ほど。充電ポートは充電ケーブル上のボタンを押すことで簡単に開けることができます。それからガソリン車と同じように充電ケーブルを充電ポートに差し込みます。
「テスラアプリに登録してあるクレジットカードから自動的に決済されるので現金も必要ないです」とのことです。
中央部分にある大型モニターは常に自動アップデートされているそうで、まぁくんさんのタッチスクリーンの操作をみていると、クルマの操作をしているというより、タブレットでスマート家電を操作しているように感じました。
下にある4枚画像は、上から「後方と左右の映像」「走行データ一覧」「ゲーム」「イメージ映像」です。
まぁくんさんが購入理由に挙げてくれた「加速の楽しさ」も体感できました。
スーパーチャージャーを出て高速道路に入り合流を生かしてアクセルを強めに踏んでもらうと、約5秒で100kmに到達しました。背中がシートに押し付けられる感覚を受けるほどの加速力を感じました。
その加速力に加えて、オートパイロットによる高速道路の走行もとても安定していました。前のクルマとの車間距離が詰まると自動的に減速しますし、前方のみならず、運転席から死角になりやすい部分(右斜め後方など)も、サイドミラーの先にあるカメラで認識されるため、車線変更も実にスムーズです。
実際に、まぁくんさんも安全性については信頼していると言います。
「テスラの自動運転には信頼性があります。1年半乗ってて「危ない」と感じたことは一度もありません。
買ってから一度だけ、緊急自動ブレーキが作動して助かったことはありました。2台前を走っていたトラックからスコップが落ちて、すぐ前のクルマが急ブレーキを踏んだのです。
ヤバい、と思った直後、即座に停まりました。自分がブレーキを踏もうとしたときには既に緊急自動ブレーキ(オートパイロット使用中ではない)が作動してくれました」
このときの映像が、まぁくんさんのツイッターにアップされていました。
こうした運転をより快適に、そして安心安全な機能はこれからも進化していくと思いますし、テスラにはオートパイロットには次の段階の機能もあるそうです。
「まだ将来的な話ですが、テスラには信号認識が可能なオプションも備わっています。信号や道路標識が画面に表示され、テスラが信号など道路状況を認識したうえで自動運転してくれます。たとえば信号が青から黄色、黄色から赤に変わる際、交差点に入る前に安全に停止できる距離なら停止します。こうした機能は、今後の高齢者社会でのニーズにも間違いなく合うでしょう」と、まぁくんさんは語ってくれました。
別れ際に「家が完成したら、太陽光パネルによる充電を見に来てください」と笑顔で一言。とてもフレンドリーで爽やかな笑顔が、心からテスラでのカーライフを楽しんでいるのだろうと感じさせてくれました。
【Instagram】
まぁくんさん
【X(Twitter)】
まぁくんX
(文:小川隆行)
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