園児からも大人気のGR86！自分らしいカーライフ、楽しい毎日を過ごすために

幼稚園の頃からお父様が80スープラに乗っていたため、スポーツカーが身近な存在だったと話してくれた「Nonokaさん」。

大きくなり、免許取得後に「さて？何のクルマに乗ろうか？」と悩んだ際、スポーツカーが良い！とパッと頭に浮かんだそうです。そんなNonokaさんの愛車はGR86で、愛車に迎え入れて２年が経ったとのこと。

今回は、Nonokaさん×GR86のお話をお届けします。

――BRZ、コペン、シビックなど、各メーカーからスポーツカーが登場していますが、なぜGR86を選んだのですか？

どうせ乗るならスポーツカーと決めたのは良かったのですが、まずはどんな車種があるのだろう？ というところからスタートしたんです。幼い頃からスポーツカーは身近な乗り物ではありましたが、詳しくはなかったので……。

それで、SNSを見ていたら“AIMGAIN”というカスタムパーツなどを販売しているショップさんのアカウントに辿り着いたんです。そこのショップがカスタムする86がすごくカッコよくて、86に乗りたいと思うようになりました。

―――GR86にしたのは何故ですか？

乗るにあたって、自分の中で1つだけ譲れないコンセプトがありまして……。それは、“女の子が乗っているとは思えないくらい、カッコ良いカスタムをすること”なんです！

すごく光栄ではあるんですけど、よくパステルカラーの、小さくて可愛らしいクルマに乗っていそうだと言われることが多いんです。それはそれで非常に喜ばしいことなのですが、自分的には、私みたいな女子でもスポーツカーに乗れるんだぞ！という風に思わせたい部分もありまして。だから、普通の86よりも、キリッとスポーティーな雰囲気のGR86を選びました。

―――ちなみに、現段階でカスタムしている箇所はありますか？

現状は、お金をかけないカスタムしかしておりません（笑）！というのも、自分の中で、貯金をしながらGR86を楽しむというのが条件だからです。なので、やったことといえばリップスポイラーをピアノブラックに変えたり、AIMGAINさんっぽい顔つきにするためにアイラインを装着したり。リアはテールランプの外と中の色合いをフィルムで微妙に変えています。

あとは、トヨタのロゴを黒にしています。塗装ではなくピアノブラックのフィルムを貼っているだけなので、カスタムとは言えないかもしれませんが……半日かけて自分で切って貼ってをしたので、思い入れのある箇所になりました♡

―――写真でしか拝見しておりませんが、シワも無いですし、すごく綺麗に貼ってらっしゃいます

ありがとうございます♪実は、幼稚園の先生をしておりまして、切ったり貼ったりがもともと得意なんです。お遊戯会とか運動会とか、何かと工作する機会が多いもので。

―――なるほど。通りで……はっ！ということは、GR86で幼稚園へ通勤してらっしゃるのですか!?

そうなんです（笑）。少しだけ大きな音が出るマフラーに換えているので、大丈夫かな？と心配はあったのですが、とにかく園児がカッコいい！と大喜びしてくれて、先生や保護者の方々共に温かく迎えて下さいました。

でも、園児のみんなは私が乗っているとは思っていないようで、「先生！あのクルマさ〜カッコいいと思わない？」と言ってきます（笑）。なんとなく言うタイミングを逃してしまって「本当だね〜！」と全力で相槌を打っているんですけどね（笑）。

今後はもっとカッコいいと言ってもらえるように、来月車高を落として、父の影響で深リムが好きになってしまったので、貯金が貯まったらホイールを購入する予定です。

―――お話ししていると、私まで楽しくなってきそうなくらいキラキラしたカーライフを送ってらっしゃいますね

購入したての頃は、コンビニから出る曲がり角で毎回エンストをしてしまって「なんでマニュアルなんて買ったんだろう！」と後悔していたんですけどね（笑）。乗り慣れた今となっては“自分が操作している感じがして楽しい”ですが、当時は全然そんな風に思えなかったんですよ。

もともとは、母にMTは危ないからダメだと言われてAT限定で免許を取ったんですが、思春期真っ只中だった私は反抗したくなって、わざわざ限定解除をしたんです。でも、結果的にそれは本当に良かったと思っています。

もともと出掛けるのが大好きで、お花畑や角島大橋など、自分が足を運びたかった場所に行けるようになりましたから。しかも、その相棒が自分の好きなクルマなわけだから、週末にすごく有意義な時間を過ごせています。

走行距離はあっという間に伸びて２万7,000kmに到達しましたが、これからもどんどん伸ばしていく予定です。

今後のやりたいこととしては、冒頭で登場した、現在車庫に眠っているお父様の80スープラを復活させて、親子でツーリングに行くことだそうです。いつになるかは目処が立っていないそうですが、絶対に叶えたい夢だと話してくれました。

【Instagram】
Nonokaさん

（文：矢田部明子　写真：Nonokaさん提供）