祖父が乗っていて憧れたトヨタ クラウン。家族同然の愛車と巡る思い出づくり

  • トヨタ・クラウンRS

祖父が乗っていたことでクラウンに憧れがあったという現在27歳のこぱさんは、初めての愛車もクラウンだったというほど、「クルマ=クラウン」という考えの持ち主。

当然2台目となる愛車として今回選んだのもトヨタ クラウン。こだわって探した結果、1年近い時間がかかりましたが……待って買っただけにそれ以上の価値があると言います。

そんな、こぱさん×クラウンのお話です。

――こぱさんは現在クラウンに乗っているということですが、以前はどんなクルマに?

最初の愛車は180系のクラウンで9年ほど乗っていました。。その後に今のクラウンに乗り換えたんです。

――2台続けてクラウンなんですね!

そうです。祖父がクラウンに乗っていたのを見て憧れていたので、祖父の影響が強いと思います。

――けっこう長く乗られていましたが、買い替えようと考えた理由とは?

前のクラウンは走行距離が13万キロを越えたのでさすがに買い替えようと考えていて、現行のクラウンで好みのものがあればそれにしたかったのですが、セダンモデルがなかなか発売されなかったのとサイズが大きすぎたので、1つ前の型にしました。

  • ガソリンスタンドとトヨタ・クラウンRS

――もう一度クラウンを選んだ理由とは?

もちろんクラウンへの憧れはありましたが、買い替えるのにあたり自宅にあったクルマや友人のSUVなど色々なクルマに乗ってみたんですね。

でも、前のクラウンの乗り心地の良さが忘れられなかったというのと、乗っていてしっくりくるのはクラウンだったなと。いろいろ検討したうえで、やっぱりクラウンというブランドも僕にとっては大きな決め手でした。

――中古車としての購入ですが、こだわったポイントなどはありますか?

ボディカラーはブラックにしたかったので、ブラック一択でした。あとは機能がいろいろついているといいなと思っていたので、オプションが多く付いているもの。中でも後席にリクライニングシートが付くRSアドバンスのグレードを探していました。それとデザイン的には後期型の方が好みだったので、後期型にしたいなと。

これだけ絞ったので、今のクルマに出会うまでは1年ほどかかりました。

  • トヨタ・クラウンRSの右サイド

――1年も探すのは大変でしたよね?

そうですね。しかも、見つけたのは昨年の暮れで、早速見に行きたかったのですが、ちょうど年末年始でお店がお休みになるので、もう少し待つことになっちゃいました。年明け直後の営業日にお店に行って実車を見て即決しました。

――決め手となった要素は?

これまでも、数台のクラウンを見には行ったのですが、ボディの小キズが目立ったり、状態が良くないものがあったりと購入までには至りませんでした。

でもこのクラウンは内外装がキレイでワンオーナーだったこと、それとトヨタ販売店の認定中古車だったので何かあった時にも安心できるかなって。前のクルマと同じくらい、9年以上は乗りたいですね。

――2台連続でのクラウンということで、周りの反響はいかがでしたか?

やっぱりクラウンは高級車というイメージがあるので「クラウン買ったの?」と驚かれることは多かったです。あとはデザインを見て「いかついなー!」って言われたり(笑)。

  • 2台のトヨタ・クラウン

――乗ってみての第一印象は?

前はロイヤルサルーンに乗っていたのでフワフワした雰囲気がありましたけど、今のクラウンはスポーティで運転していて楽しいなと思うこともあります。

特にコーナーを走り抜けて行く時が気持ちいいですね。それが一番印象に残っています。

――新しいクラウンになって、何か変化はありましたか?

出かける頻度は変わらないですが、燃費が良くなった分、フットワークは以前よりも軽くなった気がします。僕は滋賀県に住んでいますが、以前から大阪や京都といった近隣の県にはよく行っていましたが、このクルマでなら気兼ねなく行けますね。

  • トヨタ・クラウンRSと桜

あとは、クルマが変わったことで写活が増えましたね。せっかくならキレイな景色と一緒に写真を撮りたいという思いが出てきて、あちこち出掛けて撮るようになりました。

ちなみに最近だと桜と一緒の写真を撮りに行ったのが一番の思い出になっています。決して有名な写真スポットではないですけど、ふいにいい撮影スポットを見つけるとうれしいですね。

――インスタグラムにも桜とクラウンの写真をアップしていますね

桜がキレイに咲いている時期にいくつも巡ることができました。多分人生で一番桜を見に行った年になったと思います。夜桜見物と称して、仕事終わりにクルマでドライブすることもしょっちゅうでしたよ。

  • トヨタ・クラウンRSのボディに乗る桜の花

――このクラウンのどんなところが好きですか?

全体のフォルムが好きですね。正面から見ても後ろから見ても、どちらもカッコいいです!

――惚れ込んでいるのが伝わってきます!このクルマで今後やりたいことや行きたいところはありますか?

カスタムもしていきたいとは思っていますが、行きたいところはたくさんあります。和歌山県の白浜町、石川県の金沢市とかには行きたいですね。過去には関東にもノンストップで行ったことがあるので、ロングドライブはあまり苦にならないですし、まだ行ったことがないところにも行ってみたいです。

  • トヨタ・クラウンRSのリヤ

――では、こぱさんにとってクラウンはどんな存在ですか?

家族みたいな存在ですね。簡単に手放したくないという気持ちも強いし、愛着がどんどん芽生えてきました。さっきも言いましたけど、なるべく長く乗ってこのクルマでも思い出をたくさん作っていきたいと思います。

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こぱさん

(文:福嶌弘 写真:こぱさん提供)