『可愛いを共有したい!』新しい趣味を見いだしてくれたラパンとのカーライフ“ラパ活”が今の私の生き甲斐

  • スズキ・アルト ラパンと桜と菜の花

今回お話を伺ったのは、スズキアルト ラパン(以下、ラパン)とのカーライフを思う存分楽しんでいるというchipiさん。
約3年前、職場への通勤にクルマが必要になり、初めての愛車にラパンを選んだと教えてくれました。
ラパンに乗ってからというもの、数々の楽しいことが舞い込んできたという数々の思い出を、ラパンへの愛が止まらないchipiさんへ伺いました。

今回は、ラパン×chipiさんのお話です。

――chipiさんは、最初から愛車をラパンにしよう決めていたのでしょうか?

いえ、最初は愛車の目処すらついていない状態だったんですよ。それが、教習所に通い始めた頃くらいからクルマへの意識が変わり始めたんです。

当時、親とお出かけをしていた時にラパンを見かけて「こんな可愛いクルマがあるんだ」と、その日を境に、日常的にラパンを意識して見るようになりました。

――なるほど!それで愛車候補になったわけですね!

はい!本当に見た目がすごく好みで可愛いかったんです(笑)。運転免許を取得する段階で、愛車に求める条件を自分なりに考えた時、私は可愛いクルマが良いんだなって気付いて、それでラパンにしようと決めました。

――今のラパンとの出会いも教えてください

中古車サイトで探している時に、“シフォンアイボリーメタリック”のボディカラーのラパンに惹かれていて、その中でもワンオーナーで綺麗な状態だったのが、今乗っているラパンなんです

ただ、購入検討をしていた当時、新型コロナの影響で中古車価格が高騰していた時期でもあり、予算的な面で厳しいと感じて、悩んでいたら……

  • スズキ・アルト ラパンのフロントフェイスと海

親から「これ、ちょっと早いけど渡すね」って封筒をもらったんです。それは社会人になってから、定期的に実家に仕送りしていたお金で、今までの分を貯めてくれていたんです。

――なんて素敵な!じゃあ、そのおかげで今乗っているラパンを買えたわけですね!

そうなんです。その時は、もうめちゃくちゃうれし過ぎて泣きました(笑)。どの型式のラパンも魅力的ですが、今乗っているラパンの見た目、ボディカラーが私的にドストライクで良いなと思っていたので、親には本当に感謝しています。

  • スズキ・アルト ラパンのウサギのカタチをした電熱線

――chipiさん的に、特にラパンのどこに惹かれたのでしょうか?

まず、丸目のヘッドライトが魅力的で気に入りましたね。あとは内装とかにも所々にラパンのウサギマークが施されているのも堪らないんです(笑)。リヤガラスの電熱線にも隠れラパンがいて、そういうところも可愛いんですよね!私がラパンをずっと好きなのは、こういう細かいところにもこだわりがあるからなのだと思います。

  • スズキ・アルト ラパンのキーに付けたキーホルダー

――chipiさんは普段どのようにラパンに乗っているんですか?

実は去年転職をした関係で、通勤ではラパンに乗ることがなくなってしまい、今は週末に乗ることが多いですね。ほぼ毎週乗っているのですが、どこかへ行ってラパンの写真を撮るっていうのがすごく好きなんですよ。

カメラを持ってドライブするのが週末の日課になっていて、今思うとラパンに乗るようになってからは、本当に生活が変わったと思います。

  • スズキ・アルト ラパンのサイドミラーに写るカメラを構えたオーナーさん

――写真は元々趣味ではなかったんですか?

元々、写真はスマホで完結できるものだと思って「スマホでいいや」って、あまり興味は無かったんですよ。そんな中、SNS上で綺麗に愛車を撮影されている投稿を見て、スマホとは写真のクオリティが明らかに違うなって感じたんです。それで「私もカメラでラパンを撮ってみたい!」って興味が出てきたんですよ。

――カメラ初心者とは思えないクオリティですよね。めちゃくちゃ綺麗です

ありがとうございます!日によっては天候の具合で写りが違ったりして、写真ってすごく奥が深いなと感じます。

アイボリーの色って日差しが強かったりすると、違う色に見えちゃったりするんですよね。写真の写りが『普段私が見ているラパンの色』じゃないと微妙だなって思うので、良い感じの写真は撮れたけど「何か違うな」ってボツにする写真も多いです。

  • スズキ・アルト ラパンとピンクの花
  • スズキ・アルト ラパンと桜
  • スズキ・アルト ラパンの車内から見る黄色い花
  • 屋上駐車場に止まるスズキ・アルト ラパン

――chipiさんがラパンを撮る理由って、何なのでしょう?

お花とラパンを一緒に撮影することが多いのですが、そういう“可愛い”を記録として残しておきたい願望があるのだと思います。それと、ラパンの魅力を最大限引き出せた写真をSNSで見てもらいたいというか“可愛い”を共有したいという気持ちが強いのだと思います。

――写真を撮るときに工夫していることはありますか?

  • 花が映り込んだスズキ・アルト ラパンのリヤのウサギのエンブレム
  • スズキ・アルト ラパンとウサギのぬいぐるみ
  • スズキ・アルト ラパンと菜の花

例えば、リヤのエンブレムの写真を撮ったときは、お花が反射して見えるように撮りましたね。写真の中に“可愛い”があればあるほどうれしい気分になるので、構図は自然と工夫しているのかもしれないです。写真を見てくれる人も気付いてくれたりするので、その時はすごくうれしいんです。

――他にもラパンに乗るようになって変わったことってあるのでしょうか?

好きなものがガラッと変わった気がします。ラパンって、フランス語でうさぎっていう意味なのですが、うさぎのグッズを意識して乗せるようになったのも変化ですね。SNSでグッズを作ってくださる人に依頼してお願いすることもあるくらいです! ちなみに、ラパン自体のグッズもすごく好きで、見つけるとすぐに買っちゃうんですよ(笑)。

あと、ボディカラーがアイボリーなのもあってか、イエロー系の色が好きになったのも変化だと思います。黄色って虫が寄って来やすい色で、今までは避けていたのですが、今では洋服にも黄色を取り入れちゃっています!

――すごくラパンに影響を受けているんですね!この3年間の中で一番印象的だったラパンとの思い出も聞きたいです!

今年のゴールデンウィークに富士山を見に山梨県に行ったことですかね!元々は家でゴロゴロする予定だったのですが、急に出かけたい衝動に駆られて(笑)、確か出発の前日か前々日に決めましたね。
目的だった富士山は、最初は曇っていて見えなかったのですが、時間が経つにつれて雲がはけていって、最終的には見ることができたので、その時はすごく感動しましたよ。

  • スズキ・アルト ラパンのダッシュボード

――ラパンで行けたっていうのもポイントですよね!道中も楽しんで行ったのではないですか?

本当にその通りで、めちゃくちゃ楽しかったです。行きは高速道路を使ったのですが「下道だとどのくらい掛かるんだろう?」ってふと疑問に思って、帰り道で試してみたんですよ。6時間くらい掛かったのですが、逆に「その程度で帰れるんだ!」って新たな発見で面白かったです。

腰は少しだけ痛くなるけど、運転が大好きなので、あえて時間をかけてドライブするのもなんか良いなって気付いた瞬間でもありましたね。

――ラパンと楽しそうにドライブしているchipiさんが目に浮かぶようです!今後はどのようなカーライフをラパンと送っていきたいですか?

今と変わらず、このカーライフを楽しみながら乗れたら良いなと思っています。カメラを持って今後もドライブをしたいですし、SNSでの活動も引き続きやっていきたいですね。

――お話を聞いてると、chipiさんにとって、ラパンはかけがえのない存在になっているんだなとすごく感じます!

大袈裟かもしれないですが、家族みたいな感覚になっています。時々クルマに喋りかけているくらいですから(笑)。本当に可愛くて、大切にしていきたい存在ですね。

それと、初めての愛車でもあったので、私の新たな趣味を見つけられましたし、SNSでの交流や人とのつながりをくれたと思っています。そういう意味でも、私の中ですごく特別なクルマになりました。

  • スズキ・アルト ラパンのラゲッジに座るオーナーさん

ラパンで買い物に行った帰り、ふと駐車場に停まるラパンを見た時に「こんなに可愛いクルマが自分の愛車なの!?」と未だに感動するというchipiさん。

『小さくて、まるくて、かわいい』というキャッチコピーの通り、ラパンの愛らしさを全身で感じているからこそ、ここまで愛が溢れているのだろうなと感じます。

chipiさんとラパンのカーライフはこの先も、まだまだ楽しみが待ち構えている、そんな気がします!

(文:秦 悠陽 写真提供:chipiさん)