憧れのトヨタ クラウンが見せてくれる景色。自分で手を入れて愛着も増した最高の相棒
小さなころからトヨタ クラウンが大好きだったというToshikiさんは初めての愛車からクラウンに乗ってきた生粋のクラウンオーナー。カッコよさだけでなく足回りも素晴らしいと評判になった220系クラウンを手にして乗り始めるとこれまでにはない感覚、そして新しい楽しさが待っていたそうです。
そんな、Toshikiさん×クラウンのお話です。
――Toshikiさんはこれまでにどんなクルマに?
初めて乗ったのは200系ロイヤルでした。これは叔父から譲ってもらったクルマですね。
――初マイカーでいきなりクラウンだったんですか!?
そうなんです。もともとクラウンに憧れが強かったんです。僕が小学1年生の頃に父が迎えにきてくれるクルマがクラウンで、その頃から憧れだして、セダン=クラウンというイメージが作り上げられましたね(笑)。
――それで初の愛車がクラウンだったんですね
そうです。その後は210系アスリートに1年ほど乗って22歳の時に売却してマジェスタにしようかなと思っていたのですが、220系クラウンが2018年にデビューして「これに乗る!」と決めました。
それからは2年ほどお金を貯めることを目的に軽自動車に切り替えて、それで2020年頃に今のクラウン65周年限定仕様車のRS“Limited”を購入しました。
――220系クラウンはどのあたりに惹かれましたか?
そうですね220系クラウンの魅力は欧州車っぽいデザインと「ニュルブルクリンクで鍛えた足回り」という前評判ですね。スポーティな雰囲気に憧れがあったのでVIP系の210系マジェスタよりもこっちだ! と思いましたね。
だから、近くの販売店に220系クラウンの展示車が来たという話を聞いた時には、すぐに実車を見に行きましたよ(笑)。
――乗ってみての第一印象はいかがでしたか?
言葉にしづらいのですが、「今までのクラウンとは何かが違う」とは思いました。ハンドルを握った時に直感的に感じましたし、後は静粛性も段違いでした。
もともと乗り味にすごく期待していたのですが、僕の想像を超えるくらいに良い走りをしてくれたので、このクラウンと過ごすカーライフを想像してワクワクしましたね。
――今の愛車に換わってから、お出かけは増えましたか?
ものすごく増えました。よく行くようになったのは僕の住んでいる広島県内にある道の駅までのドライブですね。
道の駅の駐車場は比較的広いので写真を撮りやすいというのもありますし、道の駅を拠点として周辺の観光もしやすいし、あとは地域の野菜とか魚介類を買えるのもうれしいですね。
――最初の愛車からクラウンに乗っていますが、周りからの反響はいかがですか?
僕の場合、会社の同僚や上司もクルマ好きな方が多いので買い替えた時は「いいクルマにしたね!」と好評でした。しかも、会社の同僚は輸入車やレクサスのオーナーが多いので僕がクラウンに乗っていても特に目立つことはないです(笑)。
それと、最近だと僕よりも年下の世代でもクラウンのオーナーも増えてきたので、そこまで僕が目立つというのはないですね。
――カスタムもされているようですが、最初からしようと思っていたのですか?
以前は特にカスタムはしていなかったので、このクラウンでも最初はそこまで思っていなかったのですが、エアロのカタログを見ていたらやりたくなってきちゃって。買って2カ月後にはエアロを組んでいました(笑)。一応、「純正っぽく」というコンセプトはあって、やり過ぎないようにはしています。
よく「純正?」と言われるのですが、個人的にはそれが狙いなのでちょっとうれしくなりますね(笑)。
初めてのカスタムですが、パーツを揃えるのもネットや周りの方に協力してもらい揃えて、できるところは自分でやるようにして費用を抑えています。
――ご自分でカスタムされるんですね!
ボディカラーに関しては板金屋さんにお願いして塗ってもらいますが、できるところは自分でします。もともと自分で手を入れたいという思いもあったので。自分でやるから愛着も湧きますよね(笑)。
――SNSを拝見するとコラボ撮影もよくされていますね
このクルマになってから増えましたね。ちょうどエアロを組んでカスタムをし始めたころからDMをいただくことが増えたので、それで参加してみようかなと思いました。あとはオフ会に行ったり、仲のいいオーナーさんたちとオーナーズクラブも結成しています。
――初のオフ会の時はどのように感じましたか?
「同じクラウンなのに、一台一台違う」とは思いましたし、すごく刺激を受けました。ただ、純正スタイルが僕のこだわりなのでカスタムで影響を受けすぎることはなかったです。
――これまで今のクラウンと過ごした中で、一番の思い出は?
一番はクラブの仲間たちと広島から山口県の岩国にある「いろり山賊」というご当地のレストランでご飯を食べようということでツーリングしたのが印象深いです。
――この手のクラウンがずらっと並んで走るとインパクトありそうですね!
休憩の時にコンビニに停車したのですが、みんな見ていましたね(笑)。高校生くらいの子からは「どこに行くんですか?」みたいな感じで話しかけられたりしましたよ。
広島から下道で1時間程度の道のりでしたが、みんなで自分の好きなクルマに乗って、ご飯を食べながらクルマの話をして、とても楽しいドライブ旅でした。
――なんだか部活の合宿みたいですね。では、クラウンの特に気に入っているところは?
ホイールですね。カーポートマルゼンでしか販売されていない限定のもので、クラウンにこのホイールを履かせている方はあまりいないと思うので、僕だけの個性になっているかなと思っています。
――このクルマでの今後の予定は?
直近では広島でクラウンのミーティングがあるので、それが今一番の楽しみですね。このイベントは僕が運営側に回るので、大変ではありますが、盛り上がるように頑張りたいです。
――Toshikiさんにとって、クラウンはどんな存在ですか?
「家族」であり「相棒」ですね。乗り始めて5年になりますが全く飽きないし、買い替えは全く考えていません。乗れば乗るほどよさに気づくし、ちょうど今は仕様を変更したばかりなのでなおさら楽しくて。
今後もいろいろカスタムをしたり、洗車やメンテナンスをしっかりとやってあげて長く付き合っていきたいと思います。
【Instagram】
Toshikiさん
(文:福嶌弘 写真:Toshikiさん提供)
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