人生を変えた「どこにでもいるレヴォーグ」 日々飛び回るカーライフを楽しむ

  • スバルレヴォーグ@埠頭

レヴォーグが初めてのマイカーでした」

そう話してくれたのは、今回お話を伺うリョウマさん25歳。

運転免許取得後、憧れだったSUBARU・WRX STIを探し求めてはいたものの、当時学生だったリョウマさんは、初めてのクルマとして選ぶには贅沢過ぎないか?と考えを改めたと言います。

そんな中、当時YouTubeで流れていたSUBARU・レヴォーグ STI SportのCMに魅了され、レヴォーグを購入。納車されてから半年で、既に県外を飛び回るほどカーライフを楽しんでいる状態だったと話します。

「どこにでもいるレヴォーグ」をコンセプトにカスタムも楽しんでいるというリョウマさんにお話を伺いました。

今回はレヴォーグ STI Sport×リョウマさんのお話です。

――今乗っているレヴォーグが初めての愛車だったんですね!

そうなんです! 大学4年生で就職が決まったタイミングで、中古車サイトで調べはじめたのですが、僕の希望が、Panasonic製のナビが付いていて、STIのフルエアロで、ボディカラーは白か青っていう条件だったんですよ。

すると、たまたま最寄りの認定中古車屋に、そこそこ綺麗な個体があったんです。エアロはSTIじゃなかったのですが、それ以外は条件にピッタリで、初めての愛車だし、近場で購入した方が楽だよなってことで、この個体を選びました!

――「レヴォーグのCMを見て…」とのことですが、当時どこに惹かれたのでしょう?

外観で言うとヘッドライトがコの字のデザインだったり、低重心な水平対向エンジンへのこだわりとか、さらにアイサイトも付いていて…「SUBARU車ってどんなものなのかな?」っていう好奇心から惹かれました。

レヴォーグを選んだのは、デザインが好みだったことはもちろんですが、安全装備や水平対向エンジンがどうなのかなっていう興味が大きかったと思います。親へも「アイサイトがあるから大丈夫だよ!」って説得がしやすいですしね(笑)。

――リョウマさんはレヴォーグを普段、どういうふうに乗られているのですか?

通勤にも使っているので、ほぼ毎日、年間3万キロペースで乗っています。休みの日は、ほぼ県を跨いでどこかへドライブしに行ってカメラで愛車を撮影したり、SNSで知り合った人に会ったりしています。逆に乗っていない日が珍しいという感じでしょうか(笑)。

  • スバルレヴォーグ@めがねミュージアム

    初めてスマホで撮影したお写真

――SNSではすごく素敵なレヴォーグの写真を見ましたよ!カメラは趣味だったんですね?

今は趣味になっているのですが、当初は全然そんなことはなかったんですよ。

初めてレヴォーグを撮影したときは、近場へドライブしに行き、普通のスマホのカメラで撮ったという具合でした。このときはまだ、レヴォーグオーナーになった喜びに、ただただ浸っていました(笑)。

――本格的なカメラに移行しようと思ったきっかけは何かあったのですか?

SNSを通じて知り合った人が良いカメラで撮影していて、写真を見たらめちゃくちゃ綺麗に撮れていて感動したんです。スマホでは出せないクオリティや良さがカメラにはあるなって思って「自分でも撮りたい」って興味を持ちだしたわけです。同時に「レヴォーグを綺麗に撮って、その写真を皆様に見てもらいたい」っていう気持ちも芽生えました。

あと、例えば老後クルマが乗れなくなっても、カメラだったら趣味としてとてもいいなって思って……今ではレヴォーグと出かけるときは、必ずカメラを持っていくようになりました。

――スマホではなく購入したカメラでレヴォーグを撮ったとき、手応えはどうでしたか?

確かに綺麗には撮れるのですが、当時の自分のクルマは求めていたSTIのフルエアロになっていなかったので、もっと完璧な状態で撮りたかったなとは思いました(笑)。あとは、皆さんの写真を参考に、見様見真似で撮影していたのですが、やっぱりカメラって難しいなっていうのは実感しましたね。購入してから2年経った今でも技術は足りないなって思います。

  • スバルレヴォーグ@砂浜

――今まで撮影した場所で印象に残っている場所ってありますか?

千里浜(石川県羽咋市)は良かったですね。昔、ちょっとした旅行で石川県へ行ったとき、強風の影響で結局行けなくて悔しい思いをしたことがあったんですよ。「いつか絶対行ってやる!」って決めていたところ、今年のお盆に2年越しに行くことができました。カメラにも当初よりは慣れてきたタイミングで、しかもレヴォーグの外観も完成形に近かったので、結果的に本当に良かったです。

――レヴォーグの完成形というのはどんなカスタムなんですか?

見た目はなるべく純正でそろえて、オーナーにしか分からないようなカスタムをしたのが完成系ですね。

僕の目指しているコンセプトは『どこにでもいるレヴォーグ』なので、目立たなくさりげなくっていうのがキーポイントなんです。

  • スバルレヴォーグ4台集合
  • スバルレヴォーグ3台集合

――めっちゃカッコいいコンセプトです! レヴォーグに乗るようになって変わったことって、カメラ以外にもあるのでしょうか?

今、3年ほど乗っていまして、SNSを通じてのイベントや、ツーリングの参加など、クルマだけじゃなく人とも触れ合える楽しみも知ることができました。その時々の瞬間や意見を共有しながらご飯を食べたり、写真を撮り合えるっていう、新たな刺激がとてもありました。そう考えるとレヴォーグとSNS、両方がそろってなければヒッソリと終わっていくカーライフだったのかもな……。

  • スバルレヴォーグ5台集合
  • スバルレヴォーグ4台集合リヤビュー

――今はめちゃくちゃ充実されていますよね! リョウマさんが一番楽しさや幸せを感じる瞬間ってどういうときなのでしょうか

自分主催のツーリングですね。僕が主催するイベントは、限られた人との小規模ツーリングにしています。雑談したり、ランドマークスポットで撮影したり、食事をして解散っていう、ただただゆるいツーリングとしていまして、参加してくれた人が楽しそうに、満足してくれる様子を見るのが好きなんです。

  • スバルレヴォーグ@神社

――めちゃくちゃ素敵です! 3年間の中で一番印象的だったレヴォーグとの思い出も聞いていいですか?

いくつもあるのですが、納車されてから約半年後に行った大学の卒業旅行ですかね。

レヴォーグで九州を一周したとき、鹿児島県の霧島神宮というところで、初めて『クルマ祓い』をしたんです。バイクで来ていた人が僕のナンバーを見て、自走で来たことにめちゃくちゃ驚かれていたのが忘れられないです(笑)。

3年間でいろいろな場所へ行きました。SNSで知り合った人に会うために福島県まで行ったり…。自分で言うのもなんですが、破天荒にも程があるって感じですよね(笑)。今年の年末は博多に行きたいと思っています!

  • スバルレヴォーグと桜

――まだまだ今後の楽しみが多そうですね! 今後のレヴォーグとのカーライフはどうなりそうですか?

メンテナンスにお金がかかりそうな予感がします。年間3万キロも乗っていて、経年劣化が出てきているので、そこの修復がメインになってくるんじゃないかなって思います。

レヴォーグは今後も乗っていきたい気持ちはもちろんあるのですが、そこが少し不安で…。でも、どうしようもなくなるまで、欲を言えば最低あと5年は乗りたいです!

  • スバルレヴォーグ運転席

――現在、マイカーはリョウマさんにとってどんな存在になっているのでしょう?

僕の人生を変えたクルマだと思っています。納車された時は県内の走行でノソノソ終わるのかなと思いきや、今となっては全国を飛び回るようになっていますし(笑)。カメラという新たな趣味にも手を出しているって思うと、人生を変えたと言っても過言ではないと思います。

元々、多趣味でもなくインドア派だったので、その部分もこのレヴォーグがきっかけとなって変わったってことですね。

  • スバルレヴォーグ@吊り橋

「好きなクルマに乗ってるからこそ仕事も頑張れるし、多趣味になった」

SNSでレヴォーグの写真と共に呟かれたその投稿を眺め、今後もリョウマさんとレヴォーグとの日々は、忙しく活気が溢れるカーライフになるのだろうと思いました。

撮影する度に成長していくリョウマさんの今後の写真もとっても楽しみです!

【X】リョウマさん

(文:秦 悠陽 写真提供:リョウマさん)