86愛車歴12年、走行距離17万km!行けるところまで一緒にいきたい!!

  • トヨタ86と富士山

“頭文字D”を全巻購入し、夜な夜な読み漁った小学生時代を経て大人になった今、念願叶ってトヨタ86(ZN6型)に乗ることができたと、うれしそうに話してくれた「かいちょ〜さん」。気付けば納車から12年の月日が経ち、走行距離も17万kmを突破したということです。そして、86と共に過ごしてきた日々を振り返ると、頬が緩んでしまうとのこと。

今回は、かいちょ〜さん×86のお話をお届けします。

―――頭文字Dが、86購入のキッカケですか?

そうです。漫画から入ってアニメを見るようになり、モータースポーツに興味を持つようになって……という、典型的なパターンが僕です。なにせ、小学生のころの夢は「免許はマニュアル! AE86レビンに乗ってギュィイイイインって運転するぞ!」でしたから(笑)。

―――その夢が叶っているんだから、そりゃあ大したものです!

  • トレノと富士山

ありがとうございます。まぁでも、AE86レビンには乗れなかったんですけどね。免許を取ったのが2013年だったんですけど、その当時からとても手が出せるような値段じゃなかったので、同じ4A-Gのエンジンを搭載していて、お財布に優しかったお値段のAE111トレノを愛車に選んだんです。

―――おっ!トレノですか! トレノ派の私としては、ムネアツな選択肢だと感じます。

  • トレノエンジンルーム

おぉ!そう言っていただけるとうれしいです。トレノは、免許取り立ての僕にも“おもしろい”と感じさせてくれるくらい、走っていてワクワクするのが魅力なクルマでしたから。

FFなのに運転しやすいし、何より4A-Gのいい音が堪らないんですよ。初めはマニュアル操作に慣れなくてドキドキしたこともあったけど、シフトチェンジをするタイミングなど、自分のやり方によっていろいろな反応をみせてくれるというのも新鮮で、慣れてきたら「死ぬまでマニュアル車を運転するぞー!」なんて言っていました(笑)。

あとは、これは今乗っている86にも言えることなのですが、少年時代に憧れたクルマが、僕にとっての最高のスポーツカーなので、それに乗れたという達成感があるんですよね。

―――なるほど。ところで、トレノから86に乗り換えたタイミングは何だったのですか?

  • トヨタ86とドクターイエロー

トレノを愛車にして1年後くらいに、逆走車に突っ込まれて廃車になってしまったんです。当時はとてもショックでしたが、なお一層安全運転を心掛けるようになったから、今は後ろ向きな気持ちで捉えていません。

日常の足としても使っていたから、すぐに次のクルマをと考えたときに、AE86の意思を受け継いだと言われている86にしようと決めました。

―――乗ってみて、どう感じましたか?

  • トヨタ86室内

いかにもスポーツカーらしい見た目をしているのに、まったく癖がなく、運転しやすくて驚きました。実は、購入するまでに他のスポーツカーも試乗したのですが、滑りやすくすぐにスピンしたり、加速が重たい……と感じる車種が多かったんです。

その点、86はとてもバランスが取れていました。例えば、直線を走ってもトルクがあるからストレスなく走れるし、ワインディングもスムーズで曲がりやすかったから、僕にはしっくりきたんです。あとは、純正と社外含めて、いじるパーツが多いのも気に入っているところです。

―――かいちょ〜さんは、どこをいじっているのですか?

  • トヨタ86ブレーキ

どノーマルに見えますが、走りに関する箇所は自分なりに手を加えているんです。購入当初はサーキット走行に挑戦していたので、少しでもブレーキポイントを遅らせて走りたくて、ブレーキキャリパーをAP Racing CP5200に換えています。

加えて、吸気系は後期型のほうが良いという噂を聞きつけ、エアクリーナーボックス、サクションパイプ、スロットルをZN6後期純正品に交換しました。

  • トヨタ86ステアリング

ほかには、GT Limited純正品のアンダーパネルやRAYS ZE40のホイールを履かせたり、AE111の形見としてTRDシフトノブに交換などしています。

―――実際、吸気系は後期型のほうが良かったのですか?

  • トヨタ86とエンジンオイル

そりゃあもう、かなり速く……う〜ん……ほんとうのことを告白すると、若干燃費が良くなった気がするくらいですかね(笑)。ただ、交換した部品の恩恵で、サーキットでのタイムがどんどん縮まっていったのは事実で、それが明確に数値で分かると楽しくて楽しくてどんどん“いじる楽しさ”に目覚めていきました。

それもあって、86には思い出がたくさん詰まっているんです。決して上手とは言えませんが、いじってあるパーツは、時には友達の助けも借りながら全部自分でいじってきました。だから、パーツ一つひとつに、あのときはこうだったとか、このときはこんなことがあったとか、それぞれエピソードがあるんです。自分の作品?と言ったらおこがましいかもしれませんが“一緒に成長してきた友達”という表現が合っている気がします。

―――今後は、どのように乗っていきたいですか?

  • トヨタ86の車内に書かれたサイン

行けるところまで一緒に行きたい、この一言に尽きます。ハンドルの感覚、エンジン音や匂い、通勤にも使っているから、乗らなかった日は、自分がよっぽど調子が悪いときだけだったんです。手塩にかけて一緒に成長してきたから、一日でも長く乗りたいと思っています。おそらく86は「この人、僕のことをどこまで走らせるんだろう?」と思っているかもしれませんね(笑)。

86が、もう勘弁してください……と言ってくるまで、乗って乗って乗りまくると断言した かいちょ〜さん。今後はメンテナンスをしっかりしつつ、丁寧に走行距離を重ねていきたいということでした。今後の86とかいちょ〜さんの姿を見守りたいと思います♪

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(文:矢田部明子 写真:かいちょ〜さん提供)

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