DIYを封印⁉でも充実カーライフ スバル・アウトバックで広がる、愛犬と家族の旅時間
愛車スバル・レガシィアウトバックのカスタマイズを「失敗したかもしれない…」と思ったグリフォレさん。STIパーツの装着は、想像とは違う乗り味でした。しかし、その印象は時間とともに大きく変わっていきます
愛犬との旅、家族との約束、そして“いじりすぎた過去”。
一台のクルマをめぐる選択の積み重ねが、いまのカーライフを形作っているようです。「クルマは移動手段ではなく、自分の空間」——そう語るグリフォレさんの言葉から見えてきた、クルマの魅力とは?
——愛車の概要を教えてください。
スバル・レガシィアウトバックのリミテッドEXというグレードです(以下、アウトバック)。外装はほとんどオリジナルのままで、メーカーオプションに設定されていたアルミホイールを着けたくらいです。外からは見えない部分は少しカスタムしました。
——外からは見えない部分というのはどのあたりでしょうか?
フロントにSTIの「フレキシブル タワーバー」、リアには「フレキシブル ドロー スティフナー」を取り付けました。
——前後にSTIのパーツを取り付けられたのですね。狙いは?
アウトバックは、サルーン的というか、ゆったりした乗り味なんです。少し「キビキビした感じ」が欲しいなと思って、このパーツを着けてみました。
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フロントにはSTIのフレキシブル タワーバーを装着。リアには同じくSTIのフレキシブルドロースティフナーを装着。『キビキビ』した乗り味を狙ったカスタマイズだそうです。
——乗り味は想定通りでしたか?
それがですね……パーツを取り付けて最初に乗ったときは「乗り心地が悪くなったな…」という印象だったんです。でも、だんだん慣れてくると「やっぱりかなりいい!」というのを実感するようになりました。特に40キロから60キロぐらいのスピード域では、ワインディングロードでかなり安定して走れる感じです。
——最初に乗り味が悪くなったと感じたときはどんな印象だったんでしょうか?
「硬くなった」というイメージです。もともとはゆったりした味付けだったので、変化が大きかったんでしょう。タワーバーとドロースティフナーを着けたことで大きく乗り味が変わったのが理由ですね。
——いっぽうで、今「かなり良い!」というのはどのような感触ですか?
例えば、外に膨らまないでスムーズにコーナーを曲がれるようになりました。「運転がうまくなったみたい」と言うとちょっと大げさですが(笑)、ハンドリングがとても好みの感じになりました。カスタマイズの目的は「運転を楽しむため」というところですね。今では「外しちゃったら乗れないな」という感じです(笑)。
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カスタマイズによって、ワインディングロードでのハンドリングが向上したそうです。(写真は安全に配慮して撮影しているYouTube動画からの切り出しです)
——そうしたカスタマイズやメンテなどは、ご自身で?
以前、フォレスターに乗っていたときにはDIYでいろいろやりすぎまして……アウトバックに買い替えるとき「自分でいじらない」ことを家族に約束させられました(笑)。YouTubeにも、フォレスターを自分でいじっている動画は結構上げているんですが、アウトバックはすべてディーラーで整備してもらっています。
うちの「財務大臣」が非常に厳しいのですが(笑)、オプションパーツはディーラーさんで取り付けるものなら、ある程度は許可してもらえます。今は、メンテも含めてディーラーさんにお任せしています。
——フォレスターでは、どのようなカスタマイズをしていたんでしょうか?
いろいろやりました。とくに大掛かりだったのは、オーディオを全部外してアンプやスピーカーなどを取り付けました。ドアの内張りも外して細かなところまでやれば良かったんですけれど、そこまではできてなくて「やり残したな」って思っています。
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フォレスターの時代には、ご自身で大掛かりなカスタマイズもされたそうです。写真はオーディオ類の取り付けの様子。
——今後やりたいカスタマイズはありますか? 財務大臣の承認が受けられそうな(笑)。
一般的な車好きの方々と比べたら「そんなこと?」と思われるようなことですけれど、黒のフロントグリルに替えたり、室内にライトをつけたりしたいと思っています。オーディオもやりたい気持ちはありますが、やり始めると「沼」にハマっちゃいます(笑)。知人からも「底がない」感じになると聞きますので、(フォレスターのやり方で)良かったんじゃないかと思っています。
——前のクルマもフォレスターということは「スバリスト」でいらっしゃる?
古くからの「スバリスト」という方たちとはちょっと違うんです。学生時代に運転免許を取ってから中古車を乗り継いできましたが、9台目にあたるフォレスターが最初のスバル車です。実家がスバルの販売店をやっていた時期があったので、乗ってみたいとは思っていました。
——以前から、スバルが気にはなってはいたのですね。
そうですね。ただ、あまり「かっこいいな」と思えるクルマがなかったんですが(笑)、レガシィが出たころから「一度は乗りたい」と思うようになりました。車種を検討する中で、アイサイトの安全性やAWDは素晴らしいと思いました。試乗してみると「疲れにくいだろうな」というイメージとピッタリきたので、スバルを選んだという経緯です。
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高速道路などの長距離ドライブでも、あまり疲れは感じないそうです。(写真は安全に配慮して撮影しているYouTube動画からの切り出しです)
——そのときにフォレスターを選んだ決め手は?
愛犬とよく旅行に行くんですが、犬が一緒に泊まれる宿がなかなかないんです。「じゃあ、キャンプだ」っていうことになりました。当時はアクア(トヨタ)に荷物を積んで行っていたんですが、ルーフボックスをつけても荷物が入らなくて…。遠くに安全に行けて、荷物がたくさん積めるクルマ。で、アウトドアってなったら「やっぱりSUVとか四駆だよね」という話になったんです。それと、スバルが気になっていたこともあって、フォレスターに行き着きました。
——安全性や乗りやすさ、疲れにくさというところにスバルの魅力を感じたのですね。それ以前はどんなクルマに乗ってきたのですか?
最初はカリーナ1600GT(トヨタ)の中古車でした。モスグリーンの、かなりボロボロなクルマでしたね(笑)。そこから始まりました。アルバイトをしながらお金を貯めて、次は走りのチョット良かったスターレット(トヨタ)。その後、時代的にデートするには「いいクルマに乗ってないと!」という時代だったので、2代目のゴルフ(フォルクスワーゲン)に替えました。
——バブル時代ですね(笑)。
そうです(笑)。その後はアウトドア志向になってスプリンターカリブ(トヨタ)。結婚して子供が生まれた時に「ワンボックスだね」と言う話になって、ルシーダ、そしてノア(ともにトヨタ)。妻も運転するようになった時にアクア(トヨタ)に乗り替えました。その後フォレスターという、特徴はない車歴ですよ(笑)。
——いえいえ、若い時代からバブル期を経て子育て、お子さんの成長と、ライフサイクルにクルマ選びがシンクロしていてとても興味深いお話です! 先ほど「DIYでやり過ぎた」というお話がありましたが、クルマいじりを始めたのはフォレスターからですか?
若いときも、スターレットやカリーナに乗っているときは色々といじっていました。その後はしばらくお休みして、フォレスターからまた火がつきました。
——過去の愛車も含め、日常の用途にもお使いですよね? 通勤とかお買い物とか。
通勤に使っています。あと、スバルに替えてから妻がいろいろなところに出かけたがるようになりました。天気が良い休みの日は、必ず犬連れで出かけています。
——愛犬家でもいらっしゃるのですね。
2頭のヨーキー(ヨークシャーテリア)がいます。出かけるときは、常に一緒です。
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ドライブでのお出かけは必ず愛犬たちが一緒だそうです。
——これまでワンちゃんたちと行かれた場所で印象的なスポットはありますか?
北軽井沢の「鬼押出し園」です。冬に雪中キャンプをしまして、雪景色がすごく印象的でした。もう一か所は、富士スピードウェイの中にあるキャンプサイトです。「100R」コーナー内側にテントを張って泊まりました。
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やっぱり雪の降るキャンプ場が良く似合うアウトバック。
——富士スピードウェイのキャンプサイトはワンちゃん連れで利用できるのですか?
ドッグランのあるキャンプサイトがあります。あのときは、スピードウェイ(レーシングコース)をアウトバックで走るという経験もできました。
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富士スピードウェイのキャンプ場に泊まれば、愛犬との時間に加えてサーキット走行も楽しめるプランがあるそうです。
——今後、アウトバックでやってみたいことは?
愛犬と妻と一緒に北海道一周ドライブをするのが夢です。愛犬たちがシニア期に入っているのですが、実現できたら良いなと思います。
——そんなグリフォレさんにとって、クルマとは?
「マイカー」という意味では、若いときは「かっこいい車が欲しい!」、家庭を持ってからは暮らしに合わせたクルマ。仕事に追われてたときは「道具として使うだけ」っていうように、その時々でクルマへの思いはかなり違ってきました。でも今、じっくり思い返してみると、どの時代もクルマという存在は移動手段というよりも「プライベートの空間」とか「自分の部屋」「自分の家」っていう感じです。
——どうもありがとうございました。これからも「ご自身の空間」で奥様や愛犬たちと一緒に素敵なカーライフを過ごしてください。
ありがとうございます。
少しのカスタマイズで変わる乗り味と、変わらない日常。グリフォレさんにとってアウトバックは、そんなバランスの中で、自分らしいカーライフを楽しませてくれる存在のようです。ご家族や愛犬と過ごす時間も含めて、クルマの楽しさは広がっていきます。そんな一台との付き合い方も、またひとつの理想のかたちなのかもしれません。
【YouTube】
グリフォレCarLifeTV
(文:石川 徹 写真:グリフォレさん提供)
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