スマートフォンで愛車を撮る ~クルマをかっこ良く撮りたい!こそっとスキルアップ!GAZOO写真教室 4限目~

スマートフォンを持っていれば、誰でも気軽に写真が撮れるようになり、撮影する機会も以前よりも増えていると思います。でも、うまく撮れない…、もっとうまく撮りたいと思っていらっしゃる方もいるかもしれません。そこで今回は、「スマートフォンで愛車をカッコよく撮るコツ」について触れたいと思います。

まずは、スマートフォンに限らず写真を撮る上での、大切な3つの要素を覚えておきましょう。写真を上手に撮る上で最も重要なのは、アングルの決め方です。多くの方が「綺麗な景色なのに伝わらない」、こんな経験をしていると思います。これはアングルの決め方が、悪いことがほとんどです。

では、どうすべきか? 第一のポイントは、「水平線や地平線を画面の真ん中に置かない」と言うことです。

写真(1)

写真(2)

写真(3)

写真(1)のように低いアングルで、地平線を画面の1/3より下に置くことで木の高さを表現します。写真(3)のように、空の綺麗さを出す時も同じ手法です。同じ場所でも、写真(2)のように、地平線が真ん中にくると中途半端な写真になりがちです。何を見せたいかをハッキリさせると言う意味からも、地平線や水平線は真ん中に置かないと覚えてください。

写真(4)

写真(5)

次に「画面の中に斜めの線を置く」ことが大事です。写真(4)のように画面に道を斜めに置くことで奥行きを演出できます。また写真(5)のようにバックに真っ直ぐな橋がある場合、クルマを斜めにすることで画面全体のバランスをとる事が出来るからです。

写真(6)

写真(7)

写真(8)

どうしても斜めの線を見つけられない場合は、写真(6)(7)のように、カメラを傾けて斜めの線を作り出すこともオススメです。写真(8)のように連続した縦の線や横の線がある場合や、左右対称のものを撮影する場合は真っ直ぐな線を生かすことで効果が得られます。

写真(9)

最後に「通常の目線よりより高く、低くから写真を撮る」ということです。通常の目線というのは、椅子に腰掛けた高さから、立った高さまでと定義します。つまり写真(9)のように、地面に置いて見上げるように撮る。また、手を伸ばして上から撮る。そうすることで、日常とはちょっとちがう景色を作り出すことができるのです。身近なところで言えば、自撮り棒で撮影すると普段より高いところから撮れるので新鮮に見えるのです。

1限目で話したクルマの取り方の基本を踏まえた上で、この3つのコツを取り入れれば、今までよりワンランク以上上の写真を撮れると思います。


(写真、テキスト 折原弘之)

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折原弘之

折原弘之

F1からさまざまなカテゴリーのモータースポーツ、その他にもあらゆるジャンルで活躍中のフォトグラファー。
作品は、こちらのウェブで公開中。
http://www.hiroyukiorihara.com/

[ガズー編集部]