ラジオDJがオススメする、オープンカーに合う音楽

今年も暑い夏がやってきました!ビーチにキャンプ、観光名所。開放的な気分にさせてくれる夏はドライブにピッタリの季節。特に「オープンカー」でのドライブなんて理想的ですが……実際のところどうなの!?そこで、「オープンカーあるある」や「オープンカーのドライブに合う音楽」などを取材してきました。

オープンカーオーナー 羽山さんが語る「オープンカーあるある」

​​​​​​​​​​​​​​​​「快適なドライブと音楽は、切っても切り離せない関係。でも、まず知っておいてもらいたいのが、オープンカーはいざ屋根を開けると『音楽は非常に聴きづらい』ということ。オープンカーの醍醐味は、音楽を聴きながら走ることよりも、アクセルと連動し奏でられるエンジン音と風切り音、路面からの音やにおい、屋根のない開放さから描かれる景色など、五感をフルに使って楽しむことです。この素晴らしさは乗ったことのある人にしかわからないと思います。

ただ、最近のオープンカーは気密性も向上し、音楽も聴きやすくなってきました。ボリュームを上げて聴くのも手ですが、周囲に音楽が漏れるので、センスの良い曲を選んでおきたいですね。

音楽とは関係ありませんが、オープンカーを乗る際に気をつけてもらいたいのが『日焼け対策』。夏のドライブで渋滞などに巻き込まれたら、笑いごとではすみません。(熱中症になるかも!?)ですので、手袋や帽子などのUVカットグッズを常備しておくことをオススメします。反面、冬は寒いかと言えばそうでもなくて、エンジン熱などのおかげで、足元は温かく頭は涼しく、どちらかと言えば快適です。あと、車内が砂埃で汚れることがしばしば。だからコマメな清掃は必要です。

ポジティブな面を挙げるなら、信号待ちで声をかけられたり、歩道を歩く子どもに指をさされたりすることは非常に多いです。(想像以上ですよ!)これもオープンカーの醍醐味のひとつだと思っています。」

  • 羽山さんの愛車、アルファロメオのスパイダー。
  • 「外観に惚れて買いました。初恋のクルマです」と語る羽山さん。

日本は2度のオープンカーブームを経験。そして3度目は……

「日本でオープンカーブームと呼ばれた時期は2度あると言われています。まずは、スポーツカーの原点として若者に支持された1970年頃、そしてしばらくの空白期間を置いて『ユーノス・ロードスター(後のマツダ・ロードスター)』の登場で一大ブームとなった1990年頃です。

特にユーノス・ロードスターの功績は大きく、1970年以降、消費者はクルマに実用性や快適性を求めるようになり、すっかり冷え込んでいたオープンカー市場を活性化させました。ユーノス・ロードスターは『世界で最も多く生産された2人乗り小型オープンスポーツカー』としてギネスブックにも認定されています。日本がバブル期で、セカンドカーをチョイスできる余裕があった時代背景の影響もあるでしょう。

近年はシトロエンやフォルクスワーゲンからオープンカーのニューモデルが登場。トヨタのハチロクなどスポーツカーが脚光を浴びていることもあり、3度目のオープンカーブームはすぐそこかもれませんね。」

オープンカーが流行した時代に流行った音楽はコレ!

「1970年初頭はカーオーディオ自体が高級品だったので、一般層にはラジオの方が馴染み深かったと思います。そこで、カーラジオから流れていただろう楽曲を、オムニバスやサントラからピックアップしました。」

<CD1>
【PLAY THAT FUNKY MUSIC -DISCO CLASSICS-】(Sony Music Direct)
1970年代は映画「サタデー・ナイト・フィーバー」の影響で、ディスコブームでもありました。このオムニバスには、シェリル・リン、アース・ウィンド&ファイヤー、などノリのいい曲が選曲されています。オープンカーを乗り回すヤンチャな大人には最高の1枚です。

<CD2>
【マイ・ソングス -おもいでのうた-】(Sony Music Direct)
1970年代を語る上で外せないのはフォークです。クルマブームと共にヒットしたBUZZの「ケンとメリー~愛は風のように~」、他には「マイ・ペース」、「はっぴいえんど」など、当時流行したフォークサウンドが入っています。オープンカーがブームだった時代の記憶がよみがえるはずです。

夏のオープンカーにピッタリの音楽はコレ!

「夏って気分が上がる特別な季節ですよね。そこで爽快感とテンション、この2つの視点から夏のオープンカーにピッタリな曲をセレクトしました。特に70年代~80年代を生きた人々にオススメの作品です。」

<CD3>
【Melodeies-The Best of AOR-】(ワーナーミュージック・ジャパン)
夏には爽やかなAOR(アダルト・オリエンテッド・ロック)はどうでしょう。エア・サプライ、ボズ・スキャッグス、ボビー・コールドウェルなどAORの名曲がたくさん入った、オトナの永久保存盤です。車内から音楽が外に漏れても、知っている人なら「おっ!」と思う1曲がズラリ。

<CD4>
【ドラマティック・サマー~昭和夏うたBEST~】(Sony Music Direct)
70年代後半〜80年代後半の誰もが知る新旧邦楽の夏うたが目白押し。口ずさめる曲ばかりなので、海岸沿いなど誰もいない爽快な道路で歌いながらドライブしてください。

夏の夜にオープンカーで聴きたい音楽はコレ!

「冒頭で述べたように、夏のオープンカーのドライブは非常に暑いです。そこで、夜のドライブはしっとりクールダウンをテーマにチョイスしました。昼間の日差しで火照った身体を、良質の音楽で癒してください。」

<CD5>
【Love Lights 3】(ワーナーミュージック・ジャパン)
ロバータ・フラックの「やさしく歌って」、グローバー・ワシントンJr.の「ジャスト・ザ・トゥー・オブ・アス」などは夏の暑い日の疲れを癒すのにピッタリ。落ち着いた気分で夜のドライブが楽しめるはず。

  • 【Love Lights 3】
    目を閉じて夜風を感じながら聴きたい曲が満載です。

選曲してくれたのはこの人!
羽山佳世乃(はやまかよの)
PROFILE/
クルマを愛するFM熱海湯河原のラジオDJ。FM熱海湯河原にて毎週日曜日10:00~12:59で「熱ったか熱海湯ったり湯河原」をオンエア。昭和を中心にした曲とともに熱海駅サテライトスタジオから生放送。インターネットのサイマルラジオから生放送を楽しめる。
ブログ
http://okayonoblog.blog.so-net.ne.jp/
エフエム熱海湯河原 公式ホームページ
http://www.ciao796.com/

[ガズー編集部]

MORIZO on the Road