第4戦スーパー耐久 中升ROOKIE AMG GT3が逆転で今季2勝目　　　

7月30日に大分県のオートポリスインターナショナルレーシングコースでスーパー耐久第4戦5時間レースの決勝が行われ、ST-Xの14号車中升 ROOKIE AMG GT3（鵜飼 龍太/蒲生 尚弥/平良 響/片岡 龍也）が総合優勝を飾った。14号車中升 ROOKIE AMG GT3は今季２勝目でポイントランキング１位を死守した。

HELM MOTORSPORTS GTR GT3（鳥羽 豊/平木 湧也/平木 玲次）は、レース開始4時間まで1位で走行してきたが、フルコースイエローにより14号車に首位を奪われた。フルコースイエローが宣言されたとき、14号車は最後のピットイン中、しかし1号車は最後のピットインが残されており、この時点でラップ差は39秒。1号車がフルコースイエローあけの最終ピットイン時に14号車に首位を奪われてしまい、そのまま1号車がチェッカーフラッグをうけた。

ST-Zは885号車シェイドレーシング GR SUPRA GT4 EVO（HIRO HAYASHI/平中 克幸/清水 英志郎）が今季初優勝を飾った。
ST-TCRは、新旧のシビックタイプRの戦いとなったが、新型FL5型Civic Type R TCRが旧型を圧倒する速さを見せた。
ST-Qでは55号車 MAZDA SPIRIT RACING MAZDA3 Bio concept（寺川 和紘/井尻 薫/関 豊）が28号車 ORC ROOKIE GR86 CNF concept（加藤 恵三/山下 健太/大嶋 和也/豊田 大輔）に迫るスピードで走行し、5時間レースを45秒差でゴールした。次戦は61号車BRZと28号車GR86の、がちんこの対決に55号車が分け入るかもしれない。
32号車 ORC ROOKIE GR Corolla H2 concept（MORIZO/佐々木 雅弘/石浦 宏明/小倉 康宏）は水素関係のトラブルはなく順調に周回を重ねてきたが、レース開始3時間47分過ぎにオイル漏れでピットインし、そのままリタイヤとなった。