【トヨタ WEC】第3戦予選、2台のTS050 HYBRIDが最前列から決勝レースをスタート

8月18日(土)、FIA世界耐久選手権(WEC)第3戦シルバーストーン6時間レースの予選が行われ、TOYOTA GAZOO RacingはTS050 HYBRID 7号車がポールポジションを獲得。8号車が2番手グリッドで続き、前戦ル・マン24時間レースに続いて2台のTS050 HYBRIDが最前列に並んで決勝レースのスタートを切ることとなりました。

ドライバーコメント等、詳細はこちら(TOYOTA GAZOO Racing)

WEC 2018年 第3戦 シルバーストーン6時間レース 予選結果:LMP1クラス

順位No.ドライバー名チーム/車種平均タイム
17小林可夢偉
マイク・コンウェイ
ホセ・マリア・ロペス
TOYOTA GAZOO Racing/
トヨタ TS050 HYBRID
1:36.895
28中嶋一貴
セバスチャン・ブエミ
フェルナンド・アロンソ
TOYOTA GAZOO Racing/
トヨタ TS050 HYBRID
1:37.306
311ヴィタリー・ペトロフ
ミカエル・アレシン
ジェンソン・バトン
SMPレーシング/
BRエンジニアリングBR1・AER
1:38.932
417ステファン・サラザン
イゴール・オルトツェフ
SMPレーシング/
BRエンジニアリングBR1・AER
1:39.070
53トーマス・ローレン
マティアス・ベシェ
グスタボ・メネゼス
レベリオン・レーシング/
レベリオンR13・ギブソン
1:39.247
61アンドレ・ロッテラー
ニール・ジャニ
ブルーノ・セナ
レベリオン・レーシング/
レベリオンR13・ギブソン
1:39.613
710ヘンリク・ヘドマン
ベン・ハンリー
レンジャー・ヴァン・デル・ザンデ
ドラゴンスピード/
BRエンジニアリングBR1・ギブソン
1:41.412
84オリバー・ウェッブ
レネ・ビンダー
バイコレス・レーシング・チーム/
エンソ・CLM P1/01・ニスモ
1:41.839

今季、第2戦のル・マン24時間レースも含む開幕からの2戦共に、TOYOTA GAZOO Racingはポール・トゥ・ウィンを飾り、チーム、ドライバーの両選手権においても首位につけています。第3戦シルバーストーン6時間レースの予選でもこの勢いは止まらず、チームは前戦ル・マンに続き、2台で最前列グリッドを占めて決勝レースをスタートします。

小林可夢偉、マイク・コンウェイ、ホセ・マリア・ロペスが駆るTS050 HYBRID 7号車は、2人のドライバーによる平均でトップタイムをマーク。現在ドライバーズ選手権における首位の中嶋一貴、セバスチャン・ブエミ、フェルナンド・アロンソの3名による8号車は、7号車に0.411秒差の2番手となりました。

7号車と8号車、チームメイト同士の予選での争いは、序盤、非常に僅差で始まりました。最初にアタックを担当した8号車のアロンソは、昨年のポールポジションタイムを上回るラップタイムをマーク。7号車のコンウェイは最初のアタックラップでタイムをロスしましたが、その後もアタックを続け、アロンソのタイムを0.02秒上回りました。

その後、ドライバーがロペスと中嶋へと交代し、ポールポジション争いが続きましたが、中嶋の最初のアタックラップは、途中で4輪全部がコース外に出たとしてタイム抹消。その後、中嶋はタイヤの摩耗に見舞われながらもアタックを継続しましたが、最初のアタックラップを上回ることは出来ず、2人の平均タイムで、7号車に続く2番手でレースを迎えることになりました。

ポールポジションを獲得した7号車のドライバーとチームは1ポイントを獲得。しかし、チームの目標は、2台で最大のポイントを獲得することであり、そのためにも日曜日の決勝では、開幕から3戦連続となる1-2フィニッシュを目指します。

[ガズー編集部]

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