【トヨタ WEC】2019-2020 第6戦 スパ・フランコルシャン6時間レース 公式予選、TS050 HYBRIDは2,3番手グリッドから6時間の決勝へ

8月14日(金)、ベルギーのスパ・フランコルシャン・サーキットでFIA世界耐久選手権(WEC)第6戦スパ・フランコルシャン6時間レースの予選が行われ、TOYOTA GAZOO Racingの2台のTS050 HYBRIDは2,3番手グリッドを獲得。明日の決勝レースに挑みます

ドライバーコメント等、詳細はこちら(TOYOTA GAZOO Racing)

WEC 2019-2020 第6戦 スパ・フランコルシャン6時間レース 公式予選結果:LMP1クラス

順位 No. ドライバー名 チーム/車種 平均タイム
1 1 ブルーノ・セナ
グスタボ・メネゼス
ノルマン・ナト
レベリオン・レーシング/
レベリオンR13・ギブソン
1:59.577
2 8 セバスチャン・ブエミ
中嶋一貴
ブレンドン・ハートレー
TOYOTA GAZOO Racing/
トヨタ TS050 HYBRID
2:00.417
3 7 マイク・コンウェイ
小林可夢偉
ホセ・マリア・ロペス
TOYOTA GAZOO Racing/
トヨタ TS050 HYBRID
2:01.070
4 4 オリバー・ウェッブ
トム・ディルマン
ブルーノ・スペングラース
バイコレス・レーシング・チーム/
エンソ・CLM P1/01
2:01.907

セバスチャン・ブエミ、中嶋一貴、ブレンドン・ハートレーのTS050 HYBRID 8号車は、2人の平均タイムで首位のレベリオン1号車と0.840秒差の2番手につけ、最前列グリッドを確保しました。

ドライバーズランキングで首位に立つマイク・コンウェイ、小林可夢偉、ホセ・マリア・ロペスの7号車はこの週末、最大のサクセス・ハンディキャップを課されながらも順調に予選をこなし、3番手につけました。

今大会は通常とは異なるスケジュールとされたことで、この日は予選の前に、朝から2度の練習走行をこなす長い一日となりました。夕方からの予選は、今週前半の暑さは和らいだものの、気温25度と暖かな気候の下で実施されました。

来月に迫ったル・マン24時間レースを見据え、ローダウンフォース仕様のTS050 HYBRIDで臨んだTOYOTA GAZOO Racingは、まず7号車はコンウェイ、8号車は中嶋がアタック。中嶋は最初のアタックでレベリオン1号車に僅か1000分の4秒差の好タイムを刻むも、ライバルはさらにタイムを更新しました。

チームは決勝レースを考慮し、両車共タイヤを交換せずに2人目のドライバーへと交代。これにより、ポールポジション獲得のチャンスは無くなりました。2人目のアタッカーとなったハートレーと小林も、チームメイト同様に僅差のラップタイムを刻み、順調に予選を終えました。

「スパ・ウェザー」と呼ばれる、変わりやすい天候で知られるスパだけに、明日の決勝レースの天候は予測が困難ですが、チームはあらゆるコンディションへ向け万全な対応で、このベルギーのサーキットでの4年連続勝利を目指すと共に、ル・マン24時間レースへの準備を進めます。

[ガズー編集部]