【トヨタ WRC】第6戦3日目、困難乗り越え3台完走

5月20日(土)、2017年FIA世界ラリー選手権(WRC)第6戦 ラリー・ポルトガルの競技3日目となるデイ3がポルトガル北部で行われ、TOYOTA GAZOO Racing World Rally Teamのユホ・ハンニネン/カイ・リンドストローム組(ヤリスWRC#11号車)が総合7位に、ヤリ-マティ・ラトバラ/ミーカ・アンティラ組(ヤリスWRC #10号車)が総合9位に、エサペッカ・ラッピ/ヤンネ・フェルム組(ヤリスWRC#12号車) が総合11位につけた。各選手とも、それぞれ異なる困難に直面したが、それでも全員がすべてのステージを走りきり、ヤリスWRCは全車が明日の競技最終日に駒を進めることになった。

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<<ラリー・ポルトガル デイ3の結果>>

1 セバスチャン・オジエ/ジュリアン・イングラシア (フォード フィエスタ WRC) 3h 15m24.6s
2 ティエリー・ヌービル/ニコラス・ジルソー (ヒュンダイ i20 クーペ WRC) +16.8s
3 ダニ・ソルド/マルク・マルティ (ヒュンダイ i20 クーペ WRC) +51.3s
4 オット・タナック/マルティン・ヤルヴェオヤ (フォード フィエスタ WRC) +1m29.6s
5 クレイグ・ブリーン/スコット・マーティン (シトロエン C3 WRC) +1m32.4s
6 エルフィン・エバンス/ダニエル・バリット (フォード フィエスタ WRC) +3m01.8s
7 ユホ・ハンニネン/カイ・リンドストローム (トヨタ ヤリス WRC) +3m29.8s
8 マッズ・オストベルグ/オーラ・フローネ (フォード フィエスタ WRC) +5m16.6s
9 ヤリ-マティ・ラトバラ/ミーカ・アンティラ (トヨタ ヤリス WRC) +5m32.7s
10 アンドレアス・ミケルセン/アンダース・ジーガー (シュコダ ファビア R5) +7m06.6s
11 エサペッカ・ラッピ/ヤンネ・フェルム (トヨタ ヤリス WRC) +8m00.9s
(現地時間5月19日22時40分時点のリザルトです。最新リザルトはwww.wrc.comをご確認下さい。)

競技最終日となる5月21日(日)のデイ4は、マトジニョスの東〜東北で4本、計42.93kmのSSが設定される。リエゾン(移動区間)も含めた総走行距離は254.04kmと、4日間でもっとも短い1日だ。しかし途中に整備を行なうサービスは設けられないため、クルマを壊さぬように細心の注意を払って走る必要がある。SS16と、その再走ステージとなるSS19「ファフェ」はビッグジャンプで知られる名物ステージであり、毎年多くの観客がSSを訪れる。そして最後のステージとなるSS19は、トップ5タイムを刻んだ選手にボーナスの選手権ポイントが付与される「パワーステージ」に設定されている。最初のSSは午前9時過ぎにスタートし、ウイナーは午後3時45分からマトジニョスで行われる表彰式で、優勝トロフィーを受け取る。

[ガズー編集部]