【トヨタ WRC】第9戦初日、ラリー・フィンランドがスタートし、ラトバラは5位で完走

7月27日(木)、2017年FIA世界ラリー選手権(WRC)第9戦ラリー・フィンランドが、フィンランドのユバスキュラで開幕。競技初日デイ1として、SS1がユバスキュラの市街地コースで行われ、TOYOTA GAZOO Racing World Rally Teamのヤリ-マティ・ラトバラ/ミーカ・アンティラ組(ヤリスWRC #10号車)が総合5位、ユホ・ハンニネン/カイ・リンドストローム組(ヤリスWRC #11号車)が総合7位、エサペッカ・ラッピ/ヤンネ・フェルム組(ヤリスWRC #12号車)が総合13位となった。

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<<ラリー・フィンランド 初日の結果>>

1 オット・タナック/マルティン・ヤルヴェオヤ (フォード フィエスタ WRC) 1m44.1s
2 ティエリー・ヌービル/ニコラス・ジルソー (ヒュンダイ i20 クーペ WRC) +1.1s
3 セバスチャン・オジエ/ジュリアン・イングラシア (フォード フィエスタ WRC) +1.5s
4 クレイグ・ブリーン/スコット・マーティン (シトロエン C3 WRC) +1.6s
5 ヤリ-マティ・ラトバラ/ミーカ・アンティラ (トヨタ ヤリス WRC) +2.2s
6 ヘイデン・パッドン/セバスチャン・マーシャル(ヒュンダイ i20 クーペ WRC) +2.5s
7 ユホ・ハンニネン/カイ・リンドストローム (トヨタ ヤリス WRC) +2.7s
8 クリス・ミーク/ポール・ネーグル (シトロエン C3 WRC) +3.0s
9 エルフィン・エバンス/ダニエル・バリット (フォード フィエスタ WRC) +3.1s
10 ダニ・ソルド/マルク・マルティ (ヒュンダイ i20 クーペ WRC) +3.5s
13 エサペッカ・ラッピ/ヤンネ・フェルム (トヨタ ヤリス WRC) +5.7s
(現地時間7月27日23時15分時点のリザルトです。最新リザルトはwww.wrc.comをご確認下さい。)

  • #11号車(ユホ・ハンニネン、カイ・リンドストローム)
    #11号車(ユホ・ハンニネン、カイ・リンドストローム)
  • #12号車(エサペッカ・ラッピ、ヤンネ・フェルム)
    #12号車(エサペッカ・ラッピ、ヤンネ・フェルム)

競技2日目となる7月28日(金)のデイ2は、ユバスキュラのサービスパークを中心に、12本のSSが行われる。SSの多くは、これまでに何度も使われてきた「クラシックステージ」で、ビッグジャンプで有名なウーリアや、ユコヤルビといった名物SSも走行する。そして1日の最後には、SS1と同じコースを使用するユバスキュラの市街地SS、ハルユ2が予定されている。

ミーカ・アンティラ、WRC最多出場記録更新

ラリー・フィンランドのスタートを前に、ヤリ-マティ・ラトバラのコ・ドライバーであるミーカ・アンティラは、WRC最多出場記録更新の祝福を受けた。アンティラは、前戦のラリー・ポーランドでドゥニ・ジロウデが持っていた記録を破り、188回目の出場を達成。そしてWRC189戦目の出場となった今回のラリー・フィンランドで、トヨタのホスピタリティを訪れたジロウデから記念のトロフィーを手渡された。アンティラは1999年のラリー・フィンランドでヤンネ・トゥオヒノのコ・ドライバーとしてWRCデビュー。ラトバラとは2003年のラリー・ドイチェランドからWRCを共に戦うようになり、これまで175戦に出場、17 勝を飾っている。

[ガズー編集部]