【トヨタ WRC】第9戦4日目、ラッピがWRC初優勝を果たす

7月30日(日)、2017年FIA世界ラリー選手権(WRC)第9戦ラリー・フィンランドの競技最終日デイ4が、フィンランドのユバスキュラを中心に行なわれ、TOYOTA GAZOO Racing World Rally Teamのエサペッカ・ラッピ/ヤンネ・フェルム組(ヤリスWRC #12号車)がWRC初優勝を遂げた。また、ユホ・ハンニネン/カイ・リンドストローム組(ヤリスWRC #11号車)は総合3位でフィニッシュし、初の表彰台を獲得。前日メカニカルトラブルでデイリタイアとなったヤリ-マティ・ラトバラ/ミーカ・アンティラ組(ヤリスWRC #10号車)は、ラリー2規定により再出走し総合21位で完走を果たした。

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<<ラリー・フィンランド 4日目の結果>>

1 エサペッカ・ラッピ/ヤンネ・フェルム (トヨタ ヤリス WRC) 2h29m26.9s
2 エルフィン・エバンス/ダニエル・バリット (フォード フィエスタ WRC) +36.0s
3 ユホ・ハンニネン/カイ・リンドストローム (トヨタ ヤリス WRC) +36.3s
4 テーム・スニネン/ミッコ・マルックラ (フォード フィエスタ WRC) +1m01.5s
5 クレイグ・ブリーン/スコット・マーティン (シトロエン C3 WRC) +1m22.6s
6 ティエリー・ヌービル/ニコラス・ジルソー (ヒュンダイ i20 クーペ WRC) +1m33.1s
7 オット・タナック/マルティン・ヤルヴェオヤ (フォード フィエスタ WRC) +1m53.6s
8 クリス・ミーク/ポール・ネーグル (シトロエン C3 WRC) +3m12.6s
9 ダニ・ソルド/マルク・マルティ (ヒュンダイ i20 クーペ WRC) +4m11.5s
10 マッズ・オストベルグ/トースタイン・エリクソン (フォード フィエスタ WRC) +4m21.2s
21 ヤリ-マティ・ラトバラ/ミーカ・アンティラ (トヨタ ヤリス WRC) +20m15.8s
(現地時間7月29日23時15分時点のリザルトです。最新リザルトはwww.wrc.comをご確認下さい。)

FIA世界ラリー選手権(WRC)次戦は8月17日から20日にかけて、ドイツのボスタルジーを中心に開催される、第10戦「ラリー・ドイチェランド」。今シーズン2度目のターマック(舗装路)ラリーに、TOYOTA GAZOO Racing World Rally Teamはラトバラ、ハンニネン、ラッピのヤリスWRC 3台体制で臨む。コースはターマックといってもバリエーションに富み、ブドウ畑の中の狭路、軍事演習場内のコンクリート路など、他のターマックラリーとはコースの特性が大きく異なるため、選手たちには幅広い対応力が求められる。

[ガズー編集部]