【トヨタ WRC】第3戦最終日、全SSでベストタイムを記録

#8号車(オット・タナック、マルティン・ヤルヴェオヤ)
#8号車(オット・タナック、マルティン・ヤルヴェオヤ)

3月11日(日)、2018年FIA世界ラリー選手権(WRC)第3戦ラリー・メキシコの最終日となる競技4日目デイ4がメキシコのレオンを中心に行われ、TOYOTA GAZOO Racing World Rally Teamのヤリ-マティ・ラトバラ/ミーカ・アンティラ組(ヤリスWRC #7号車)が総合8位、エサペッカ・ラッピ/ヤンネ・フェルム組(#9号車)が総合11位、オット・タナック/マルティン・ヤルヴェオヤ組(#8号車)が総合14位でフィニッシュ。ヤリスWRCは開幕戦から3戦連続で全3台が完走を果たしました。

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<<ラリー・メキシコ 最終日の結果>>

1 セバスチャン・オジエ/ジュリアン・イングラシア (フォード フィエスタ WRC) 3h54m08.0s
2 ダニ・ソルド/カルロス・デル・バリオ (ヒュンダイ i20 クーペ WRC) +1m03.6s
3 クリス・ミーク/ポール・ネーグル (シトロエン C3 WRC) +1m19.2s
4 アンドレアス・ミケルセン/アンダース・ジーガー (ヒュンダイ i20 クーペ WRC) +1m38.4s
5 セバスチャン・ローブ/ダニエル・エレナ (シトロエン C3 WRC) +2m24.6s
6 ティエリー・ヌービル/ニコラス・ジルソー (ヒュンダイ i20 クーペ WRC) +9m03.0s
7 ポントゥス・ティディマンド/ヨナス・アンダーソン(シュコダ ファビア R5)+10m24.7s
8 ヤリ-マティ・ラトバラ/ミーカ・アンティラ (トヨタ ヤリス WRC) +15m37.1s
9 ガス・グリーンスミス/クレイグ・パリー (フォード フィエスタ R5) +17m09.3s
10 ペドロ・へラー/パブロ・オルモス (フォード フィエスタ R5) +24m18.1s
11 エサペッカ・ラッピ/ヤンネ・フェルム (トヨタ ヤリス WRC) +30m57.8s
14 オット・タナック/マルティン・ヤルヴェオヤ (トヨタ ヤリスWRC) +1h02m42.8s
(現地時間3月11日18時30分時点のリザルトです。最新リザルトはwww.wrc.comをご確認下さい。)

  • #7号車(ヤリ-マティ・ラトバラ、ミーカ・アンティラ)
    #7号車(ヤリ-マティ・ラトバラ、ミーカ・アンティラ)
  • #8号車(オット・タナック、マルティン・ヤルヴェオヤ)
    #8号車(オット・タナック、マルティン・ヤルヴェオヤ)
  • #9号車(エサペッカ・ラッピ、ヤンネ・フェルム)
    #9号車(エサペッカ・ラッピ、ヤンネ・フェルム)

WRC次戦は、4月5日から8日にかけてフランスのコルシカ島で行なわれる、第4戦「ツール・ド・コルス」です。直線が少なく、コーナーの数が多いことから「1万コーナーのラリー」とも呼ばれています。ターマック(舗装路)ラリーとしては今シーズン2回目のイベントとなりますが、第1戦ラリー・モンテカルロはSSに雪道も多く含まれていたため、完全なターマックラリーとしては今季初となります。コルシカ島のターマックSSは山岳路が中心で、全体的に道幅が狭くツイスティなため精度の高いドライビングが求められます。ターマックといっても舗装のコンディションは刻々と変わり、岩壁や断崖絶壁がすぐ脇に迫るコースも多いため、ドライバーは精神的なプレッシャーとも戦わなければなりません。

[ガズー編集部]