【トヨタ WRC】第5戦最終日、タナックが首位を守りきりチーム加入後、初優勝
- (左から)マルティン・ヤルヴェオヤ、オット・タナック
4月29日(日)、2018年FIA世界ラリー選手権(WRC)第5戦ラリー・アルゼンティーナの競技最終日デイ4がビジャ・カルロス・パスの西南エリアで行なわれ、TOYOTA GAZOO Racing World Rally Teamのオット・タナック/マルティン・ヤルヴェオヤ組(ヤリスWRC 8号車)が今シーズン初優勝を果たしました。また、ラリー・アルゼンティーナ初出場だったエサペッカ・ラッピ/ヤンネ・フェルム組(9号車)は、総合8位でフィニッシュしました。
<<ラリー・アルゼンティーナ 最終日の結果>>
1 オット・タナック/マルティン・ヤルヴェオヤ (トヨタ ヤリスWRC) 3h43m28.9s
2 ティエリー・ヌービル/ニコラス・ジルソー (ヒュンダイ i20 クーペ WRC) +37.7s
3 ダニ・ソルド/カルロス・デル・バリオ (ヒュンダイ i20 クーペ WRC) +1m15.7s
4 セバスチャン・オジエ/ジュリアン・イングラシア (フォード フィエスタ WRC) +1m58.6s
5 アンドレアス・ミケルセン/アンダース・ジーガー (ヒュンダイ i20 クーペ WRC) +2m02.6s
6 エルフィン・エバンス/ダニエル・バリット (フォード フィエスタ WRC) +3m06.3s
7 クリス・ミーク/ポール・ネーグル (シトロエン C3 WRC) +3m25.7s
8 エサペッカ・ラッピ/ヤンネ・フェルム (トヨタ ヤリス WRC) +4m32.6s
9 テーム・スニネン/ミッコ・マルックラ (フォード フィエスタ WRC) +5m38.6s
10 ポントゥス・ティディマンド/ヨナス・アンダーソン(シュコダ ファビア R5)+12m15.8s
R ヤリ-マティ・ラトバラ/ミーカ・アンティラ (トヨタ ヤリス WRC)
WRC次戦は、5月17日から20日にかけてポルトガル北部ポルト近郊のマトジニョスを中心に開催される、シリーズ第6戦「ラリー・ポルトガル」です。コースはグラベル(未舗装路)ですが、砂状の路面や硬い岩盤の路面などコンディションは様々です。1回目の走行では路面の表層が「ルーズグラベル」と呼ばれる滑りやすい砂や砂利によって覆われているため、走行順が早い選手は十分なグリップが得られない状況で走ることになります、また、2回目の走行では路面が掘れて深い轍(わだち)が刻まれ、掘り起こされた石によってパンクの危険性が高まるなど、ラリー・アルゼンティーナと同様タフな戦いが予想されます。
[ガズー編集部]
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