【トヨタ WRC】第2戦最終日、タナックが今季初優勝でドライバー選手権をリード。チームもマニュファクチャラー選手権首位に立つ

表彰式
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2月17日(日)、2019年FIA世界ラリー選手権(WRC)第2戦ラリー・スウェーデンの競技最終日となるデイ4がトルシュビーを中心に行なわれ、TOYOTA GAZOO Racing World Rally Teamのオィット・タナック/マルティン・ヤルヴェオヤ組(ヤリスWRC 8号車)が優勝しました。チーム加入2戦目のクリス・ミーク/セブ・マーシャル組(5号車)は総合6位で、ヤリ-マティ・ラトバラ/ミーカ・アンティラ組(10号車)は総合21位でフィニッシュし、ヤリスWRCは全車が完走を果たしました。

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<<ラリー・スウェーデン 最終日の結果>>

1 オィット・タナック/マルティン・ヤルヴェオヤ (トヨタ ヤリス WRC) 2h47m30.0s
2 エサペッカ・ラッピ/ヤンネ・フェルム (シトロエン C3 WRC) +53.7s
3 ティエリー・ヌービル/ニコラス・ジルソー (ヒュンダイ i20クーペ WRC) +56.7s
4 アンドレアス・ミケルセン/アンダース・ジーガー (ヒュンダイ i20クーペ WRC) +1m05.4s
5 エルフィン・エバンス/スコット・マーティン (フォード フィエスタ WRC) +1m08.2s
6 クリス・ミーク/セブ・マーシャル (トヨタ ヤリス WRC) +1m38.8s
7 セバスチャン・ローブ/ダニエル・エレナ (ヒュンダイ i20クーペWRC) +1m49.7s
8 ポントゥス・ティディマンド/オーラ・フローネ(フォード フィエスタ WRC) +3m37.7s
9 オーレ・クリスチャン・ヴェイビー/ヨナス・アンダーソン (フォルクスワーゲン ポロ GTI R5) +6m34.0s
10 ヤンネ・トゥオヒノ/ミッコ・マルックラ (フォード フィエスタ WRC) +8m21.4s
21 ヤリ-マティ・ラトバラ/ミーカ・アンティラ (トヨタ ヤリス WRC) +14m44.4s
(現地時間2月17日16時20分時点のリザルトです。最新リザルトはwww.wrc.comをご確認下さい。)

  • (左から)マルティン・ヤルヴェオヤ、オィット・タナック
    (左から)マルティン・ヤルヴェオヤ、オィット・タナック
  • 10号車(ヤリ-マティ・ラトバラ、ミーカ・アンティラ)
    10号車(ヤリ-マティ・ラトバラ、ミーカ・アンティラ)
  • 5号車(クリス・ミーク、セブ・マーシャル)
    5号車(クリス・ミーク、セブ・マーシャル)

次戦のWRCは、3月7日から10日にかけて開催される第3戦ラリー・メキシコです。メキシコのステージはグラベル(未舗装路)で、雪道が舞台となった開幕2戦とは大きく異なる路面での戦いとなります。ステージはメキシコ中央部の都市レオン周辺の高地に展開し、最高地点の標高は2,737mに達します。そのため空気がかなり薄い状態となり、エンジンはパワーが通常よりも20%程度ダウンします。また、外気温は摂氏30度前後に上昇するため、例年「熱」が大きな問題となります。さらに、路面は全体的に滑りやすいルーズグラベルで覆われているため、出走順が前方の選手は不利な路面コンディションでの走行を強いられます。

[ガズー編集部]

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