【トヨタ WRC】第8戦最終日、優勝目前のトラブルで総合5位に終わるもタナックがドライバー選手権首位に立つ

8号車(オィット・タナック、マルティン・ヤルヴェオヤ)
8号車(オィット・タナック、マルティン・ヤルヴェオヤ)

6月16日(日)、2019年FIA世界ラリー選手権(WRC)第8戦ラリー・イタリア サルディニアの最終日デイ4が、サルディニア島西北部のアルゲーロを中心に行なわれ、TOYOTA GAZOO Racing World Rally Teamのオィット・タナック/マルティン・ヤルヴェオヤ組(ヤリスWRC 8号車)が総合5位でフィニッシュ。ドライバーおよびコ・ドライバー選手権で首位に立ちました。また、クリス・ミーク/セブ・マーシャル組(5号車)は総合8位に入りポイントを獲得。ヤリ-マティ・ラトバラ/ミーカ・アンティラ組(10号車)は、総合19位で完走しました。

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<<ラリー・イタリア サルディニア デイ4の結果>>

1 ダニ・ソルド/カルロス・デル・バリオ (ヒュンダイ i20 クーペ WRC) 3h32m27.2s
2 テーム・スニネン/マルコ・サルミネン (フォード フィエスタ WRC) +13.7s
3 アンドレアス・ミケルセン/アンダース・ジーガー (ヒュンダイ i20 クーペ WRC) +32.6s
4 エルフィン・エバンス/スコット・マーティン (フォード フィエスタ WRC) +33.5s
5 オィット・タナック/マルティン・ヤルヴェオヤ (トヨタ ヤリス WRC) +1m30.1s
6 ティエリー・ヌービル/ニコラス・ジルソー (ヒュンダイ i20クーペ WRC) +2m16.7s
7 エサペッカ・ラッピ/ヤンネ・フェルム (シトロエン C3 WRC) +2m59.6s
8 クリス・ミーク/セブ・マーシャル (トヨタ ヤリス WRC) +4m40.1s
9 カッレ・ロバンペラ/ヨンネ・ハルットゥネン (シュコダ ファビア R5) +8m24.6s
10 ヤン・コペツキ/パヴェル・ドレスラー (シュコダ ファビア R5) +8m49.2s
19 ヤリ-マティ・ラトバラ/ミーカ・アンティラ (トヨタ ヤリス WRC) +20m36.0s
(現地時間6月16日17時00分時点のリザルトです。最新リザルトはwww.wrc.comをご確認下さい。)

  • 8号車(オィット・タナック、マルティン・ヤルヴェオヤ)
    8号車(オィット・タナック、マルティン・ヤルヴェオヤ)
  • 5号車(クリス・ミーク、セブ・マーシャル)
    5号車(クリス・ミーク、セブ・マーシャル)
  • 10号車(ヤリ-マティ・ラトバラ、ミーカ・アンティラ)
    10号車(ヤリ-マティ・ラトバラ、ミーカ・アンティラ)

WRC次戦は、約7週間後の8月1日(木)から4日(日)にかけて開催される、第9戦ラリー・フィンランドです。「フィンランド・グランプリ」とも呼ばれるこのイベントは、WRCでもっとも平均速度が高い超高速グラベル(未舗装路)ラリーです。路面は全体的にスムーズで流れるようなコーナーが連続し、多くのビッグジャンプが現れます。ラリーのサービスパークが置かれる、ユバスキュラの近郊に開発拠点を構えるチームにとってはホームイベントであり、2017年にはエサペッカ・ラッピが、2018年にはオィット・タナックが、それぞれヤリスWRCで優勝を飾っています。

[ガズー編集部]

WRC 2019 第8戦 ラリー・イタリア レース記事

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