【トヨタ WRC】第9戦3日目、タナックが首位に立つ。ラトバラは総合3位につけ表彰台を狙う
- 8号車(オィット・タナック、マルティン・ヤルヴェオヤ)
ラリー・フィンランドのデイ3は、サービスパークの南側で、4本のステージを日中のサービスを挟んで各2回走行。8本、計132.98kmのSSが行なわれました。デイ2で首位ラトバラと2.6秒差の総合4位につけていたタナックは、オープニングステージのSS12でベストタイムを記録。ラトバラを抜き総合1位に立ちましたが、続くSS13ではラトバラがベストタイムで応酬し、首位に返り咲きました。しかし、SS14ではタナックがベストタイムを記録。ラトバラが右コーナーの外側にあった大きな石に当たってホイールを破損し、エアー抜けにより大きくタイムロスした結果、タナックが首位に復帰しました。その後タナックはデイ3の最後まで首位を守り、総合2位のライバルに16.4秒差を築きました。
石に当たって2位に順位を下げたラトバラは、午後のステージで確実性重視の走りを実践。その結果、総合3位で1日を終えましたが、今季初となる表彰台フィニッシュに大きく近づきました。また、総合2位の座をチームメイトと激しく競っていたミークは、SS13でベストタイムを記録。首位ラトバラと0.6秒差の総合3位につけていましたが、SS14でラトバラと同じ石にクルマをヒット。左のリヤサスペンションを破損してデイリタイアとなりました。チームはサービスでクルマを修理し、ラリー2規定に基づきミークは明日のデイ4に再出走する予定です。
<<ラリー・フィンランド デイ3の結果>>
1 オィット・タナック/マルティン・ヤルヴェオヤ (トヨタ ヤリス WRC) 2h08m49.4s
2 エサペッカ・ラッピ/ヤンネ・フェルム (シトロエン C3 WRC) +16.4s
3 ヤリ-マティ・ラトバラ/ミーカ・アンティラ (トヨタ ヤリス WRC) +28.8s
4 アンドレアス・ミケルセン/アンダース・ジーガー (ヒュンダイ i20 クーペ WRC) +50.5s
5 セバスチャン・オジエ/ジュリアン・イングラシア(シトロエン C3 WRC) +53.1s
6 クレイグ・ブリーン/ポール・ネーグル (ヒュンダイ i20 クーペ WRC) +59.1s
7 ティエリー・ヌービル/ニコラス・ジルソー (ヒュンダイ i20クーペ WRC) +1m19.3s
8 テーム・スニネン/ヤルモ・レーティネン (フォード フィエスタ WRC) +2m05.3s
9 ガス・グリーンスミス/エリオット・エドモンドソン (フォード フィエスタWRC) +4m09.7s
10 カッレ・ロバンペラ/ヨンネ・ハルットゥネン (シュコダ ファビア R5) +6m33.5s
35 クリス・ミーク/セブ・マーシャル (トヨタ ヤリス WRC) +41m56.0s
(現地時間8月3日22時00分時点のリザルトです。最新リザルトはwww.wrc.comをご確認下さい。)
競技最終日となる8月4日(日)のデイ4は、サービスパークの東側エリアで2本のグラベルステージを各2回走行します。日中のサービスは設定されず、給油のみで4本のステージを走ります。最終ステージのSS23「ルイヒマキ2」は、トップ5タイムを記録した選手に対し、ボーナスのドライバーおよびコ・ドライバー選手権ポイントが与えられる「パワーステージ」に指定されています。4本のSSの合計距離は45.74km、リエゾン(移動区間)も含めた1日の総走行距離は192.96kmとなります。
[ガズー編集部]
WRC 2019 第9戦 ラリー・フィンランド レース記事
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