【トヨタ WRC】第10戦3日目、タナックが総合1位の座を堅持。ミークは総合2位、ラトバラは総合3位
- 8号車(オィット・タナック、マルティン・ヤルヴェオヤ)
今大会最長のデイ3は、前半ザールラント州の2本のカントリーステージを各2回走り、その後バウムホールダー軍事演習場内で2本のステージを各2回走行。8本のSSの合計距離は157.92kmでした。デイ2で首位を守り総合2位のライバルに2.8秒差をつけたタナックは、オープニングのSS8でその差を1.5秒に縮められましたが、SS9でベストタイムを記録し差を6.7秒に拡大。その後、SS12まで激しい首位争いが続きました。しかし、今大会最長となる全長41.17kmのSS13「パンツァープラッテ1」でベストタイムを記したタナックのリードは一気に拡大。首位の座を確かなものとしました。また、SS13では、総合4位につけライバルと表彰台争いを続けていたミークが総合2位に、総合5位につけていたラトバラが総合3位に順位を上げました。その後ラトバラはSS14で、ミークはSS15でベストタイムを記録。チームの全選手がヤリスWRCから速さを引き出し、非常に良い形でデイ3を締めくくりました。
TOYOTA GAZOO Racingラリーチャレンジプログラムにより、今回初めてヤリスWRCでWRCに出場した勝田貴元/ダニエル・バリット組(17号車)は、デイ3も全てのステージを堅実に走破。SS14ではタイヤのエアー抜けに見舞われましたが、落ち着いて対処し総合10位に順位を上げてデイ3を終えました。
<<ラリー・ドイチェランド デイ3の結果>>
1 オィット・タナック/マルティン・ヤルヴェオヤ (トヨタ ヤリス WRC) 2h27m21.9s
2 クリス・ミーク/セブ・マーシャル (トヨタ ヤリス WRC) +32.4s
3 ヤリ-マティ・ラトバラ/ミーカ・アンティラ (トヨタ ヤリス WRC) +41.8s
4 ダニ・ソルド/カルロス・デル・バリオ (ヒュンダイ i20 クーペ WRC) +1m10.8s
5 ティエリー・ヌービル/ニコラス・ジルソー (ヒュンダイ i20クーペ WRC) +1m35.2s
6 アンドレアス・ミケルセン/アンダース・ジーガー (ヒュンダイ i20 クーペ WRC) +1m37.3s
7 エサペッカ・ラッピ/ヤンネ・フェルム (シトロエン C3 WRC) +1m43.1s
8 セバスチャン・オジエ/ジュリアン・イングラシア(シトロエン C3 WRC) +2m09.7s
9 ガス・グリーンスミス/エリオット・エドモンドソン (フォード フィエスタWRC) +6m02.6s
10 勝田 貴元/ダニエル・バリット (トヨタ ヤリスWRC) +6m57.4s
(現地時間8月24日23時00分時点のリザルトです。最新リザルトはwww.wrc.comをご確認下さい。)
競技最終日となる8月25日(日)のデイ4は、サービスパークの北側、モーゼル河畔に広がるブドウ畑内のステージを各2回走行します。そのうちSS17の再走ステージとなるSS19「ダオンタール2」は、トップ5タイムを記録したドライバーおよびコ・ドライバーに対しボーナスの選手権ポイントが与えられる「パワーステージ」に指定されています。4本のSSの合計距離は79.50km、リエゾン(移動区間)も含めた1日の総走行距離は286.52kmとなります。
[ガズー編集部]
WRC 2019 第10戦 ラリー・ドイチェランド レース記事
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