日産、新型フェアレディZ(日本仕様)を初披露! 内田社長「運転がうまくなったと思えるクルマ」

2年ぶりの開催となった東京オートサロン2022。このカスタムカーの祭典において、楽しみな日産の新型車両が国内初お披露目となった。

約1年半前、アメリカで先行で発表されていたプロトタイプの「Z」。その日本仕様である新型フェアレディZが、ついに日本でもお披露目されることになった。

プレスカンファレンスには、テレビCMの出演をきっかけに、レーシングドライバー、そしてレーシングチームの監督として、日産と深い関わりを持つ近藤真彦監督と、日産自動車の内田誠代表執行役社長も登壇し、華やかな発表会となった。

近藤監督は「夢のスポーツカー」と語るフェアレディZに対して、「近所のお兄さんの中で、Zを持っているお兄さんが一番ヒーローでした。僕もいつかZに乗るお兄さんになりたいなと思っていました」と、まずは幼少期の思い出を語った。

「見た目がドレッシーで、エレガントさがあり、女性にも似合うんじゃないかな。まずはシルエットを美しさを一番見て欲しいです。僕はリアの見た目がすごく好きですが、シンプルな中に魅力があるんですよね」とデザイン面も絶賛。

熱烈なZファンだという内田社長は、「プロトタイプと大きく変わることなくお披露目できて本当にうれしいですね。リアはZ32を、フロントは初代S30をオマージュしたようなデザインとなっており、過去のクルマのいいところを集めた美しいクルマに仕上がっている」と自らほれぼれしている様子だ。

このプレスカンファレンスに先立ち新型Zに試乗した内田社長は、「本当にいいクルマに仕上がっています。操縦安定性だったり、コーナリングの安心感もあって、私が乗ってみても『あっ、運転がうまくなったな』と思えるような仕上がりと、楽しさがあります」と語った。

それに対し近藤監督は、「内田社長がこのまま乗って帰っていいかな?と聞いていて、そのくらい楽しかったんだろうなと思います」と、その様子をほほえましく見ていたようだ。

そして試乗した感想として「先ほど内田社長がおっしゃったように、運転がうまくなったと思えるほどスムーズ。ハンドルの修正もすごくスムーズで、安全性も高まっていると思います」と、レーシングドライバー目線でも、その走りの良さを賞賛。

一緒に試乗した松田次生選手とのエピソードも披露し、「『オートマチック、これ最高に楽しい! 僕大好きです』と言っていて、その後6速マニュアルに乗ったら、『いや、僕はやっぱりマニュアルの方が楽しいかな』と。でもそのくらい両方楽しいクルマなんですよね」と、

あわせて、初代S30をオマージュした「フェアレディZ カスタマイズドプロト」もお披露目された。
「あくまでアフターパーツを装着したコンセプトカー」と語る内田社長だが、「まだ発売は決まっていません。まずは新型Zをご購入いただきまして、アフターパーツの発売をお待ちいただけたら」と紹介。
これには、すぐにでも手に入れたそうな近藤監督も、「それなら見せないでくださいよ」と待ちきれない様子が伺えた。

イカズチイエローをまとった240台限定の新型フェアレディZ「Proto Spec」の購入については、オンラインからの応募となり、2月7日から開始されるという。

まだ発表となったばかりの新型Zだが、その走りへの興味もさることながら、東京オートサロンということもあり、今後どのようなカスタムをまとってスポーツカーシーンを彩ってくれるのか、楽しみで仕方ない。

[GAZOO編集部]