【東京オートサロン2023速報】<日産自動車株式会社>「GT-R」2024年モデルを中心に14台のカスタムカーが集結
西2ホールに巨大なブースを構える『日産自動車株式会社』では、さらなる進化を遂げた2024年モデルの「GT-R」2台を中心に、電気自動車やハイブリッド車をはじめSUVやミニバンなど多くの人気車両をラインナップ。
その中心となる「GT-R」は13日に『Premium edition T-spec』と『NISMO Special edition』の2グレードを発表。フロントフェイスやリヤバンパーは空力性能を追い求めて大きくデザインを変更。『NISMO Special edition』に関してはより高いダウンフォースを得られるようスワンネック型のウイングを採用しているほか、フロントに旋回性能を高めるメカニカルLSDを標準装備するなど各所で性能向上が図られている。
そのほかにも新サービス「NISSAN e-シェアモビ」で使用される和モダンテイストの『ARIYA』と『SAKURA』など注目車種が目白押しだ。
空力性能を意識して大幅にデザイン変更されたフロントバンパーが特徴の『NISSAN GT-R Premium edition T-spec』。サイド部分に備わるハニカム形状のLEDライトも目を引く。
こちらが『NISSAN GT-R NISMO Special edition』。ボンネットやグリル、アンダースポイラーにカーボンを使用するなど軽量化にも余念がない。
こちらも大きくデザインが変わったリヤエンド。チタンカラーのマフラーはパフォーマンスや迫力のある排気音を維持しながらも新しい騒音規制に対応できるよう設計されている。
『Powered bace for PRO』は、建設現場などで活躍できるようポータブル電源を装備したキャラバンベースのコンセプトカー。バッテリーにリーフの再生バッテリーを採用したり、太陽光パネルを採用するなどサスティナビリティにも配慮されている。
リヤハッチに工具が収納できるほか、床下に脚立を綺麗に収納可能。さらには現場監督が使うパソコンまで備えるなど「こういう機能あったらいいな」を叶えてくれる。
『ROOX SUITE CONCEPT』は軽自動車「ROOX」を究極のリラックス&ラグジュアリー空間にカスタマイズ。運転席と後席を1席ずつしか設けず、ゆったりとドライブを楽しむことができる。
延長されたリヤエンドには電子ピアノが備わる。こちらは結婚式で父から娘へのサプライズ演奏をすることをコンセプトにしているという。
「FAIRLADY Z CUSTOMIZED EDITION」は「Z432R」を彷彿とさせる「FAIRLADY Z CUSTOMIZED PROTO」の市販化バージョン。カーボンスポイラーなど数々の専用パーツを装着。
『FAIRLADY Z CUSTOMIZED EDITION』の隣にはデザインのベースとなったFAIRLADY Z 432Rも展示。レース参戦のために徹底的な軽量化が施された「伝説のZ」と呼ばれるモデルだ。
『CUBE Refreshed & Retro CONCEPT』は3代目キューブの中古車をベースにレトロな見た目にカスタマイズ。一味違ったサステナブルな自動車の未来を体現している。
レッドのシートカバーが目を引くインテリアは、インストルメントパネルやステアリングを新品に交換するなどしてリフレッシュ。エクステリアも純正部品で補修し、まるで新車のようなクォリティに仕上がっている。
「『SERENA Highway STAR ACCESSORY CONCEPT』には、フロントグリルイルミネーションなど多くの純正アクセサリーを装着し、カッパーを中心とした上質なカラーリングの専用ボディラッピングが施してある。
「NISSAN e-シェアモビ」で使用される「SAKURA」を京都に配置することを目的としたコンセプトカー『SAKURA e-share mobi KYOTO』は、エクステリアを和モダンなデザインにラッピング。
インテリアには「桜」模様の装飾も。インテリアパネルとラバーマットは業務提携しているオートバックスセブン製のパーツを装着している。
『ARIYA e-share mobi KYOTO』は、『SAKURA e-share mobi KYOTO』と同様に京都でのカーシェアをイメージしたコンセプトカー。
プレミアムスポーティブランドであるAUTECHがカスタマイズした『SERENA AUTECH CUSTOMIZED』は、専用18インチアルミホイールとローダウンサスペンションを装備したコンセプトモデル。
「ダークスパッタリング」を施した20インチホイールやホワイトレザーのシート採用した『X-TRAIL AUTECH CUSTOMIZED』もAUTECHが手掛けたコンセプトカーだ。
『AURA NISMO』は「俊足の電動シティレーサー」がコンセプトのモデル。電気自動車の加速感にさらなるレスポンスと伸びを持たせたハイパフォーマンスモデルである。
2022年にSUPER GT・GT500クラスにデビュー。ポールポジションや表彰台を獲得したエースナンバーの23号車がこちらのマシン『MOTUL AUTECH Z』だ。
(GAZOO編集部)
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