BYD 日本発売第3弾予定のEVセダン『BYD SEAL』をお披露目…ジャパンモビリティショー2023

2023年10月25日にBYDはJAPAN MOBILITY SHOW 2023(ジャパンモビリティショー)でプレスカンファレンスを行った。
バッテリーメーカーとして1995年に中華人民共和国の深圳で設立されたBYDは、2008年に世界初のPHEVを発売し、現在では世界70超の国と地域でEVを展開する世界最大手の電気自動車メーカーへと急成長を果たした。「eモビリティを、みんなのものに」をコンセプトに掲げ、日本でも車両販売やアフターサービスをスタートさせている。

今回のプレスカンファレンスの注目は『BYD DOLPHINE』、『BYD ATTO3』に続いて日本展開第3段となる『BYD SEAL』。
SEAL=アザラシの名前のとおり、スポーティーでありながらどこか可愛らしさも感じさせるルックスの4ドアセダンで、四輪駆動と二輪駆動が用意され四輪駆動モデルのシステム総合最高出力は390kW、システム総合最大トルクは670N・mを発揮するという。

デザインを担当したのはアルファロメオやアウディなどを手がけてきたドイツ出身のデザイナー、ヴォルフガング・エッガー氏。
独自開発のEV専用プラットフォーム『e-Platform 3.0』に、高い安全性とエネルギー密度を実現した『ブレードバッテリー』を搭載し、航続距離555km(欧州WLTP値※自車算出値)を実現している。
また、バッテリーを車体構造体の一部として利用する『Cell To Body』構造によって、堅牢かつ捩れ剛性の高いボディを実現しているという。

BYD AutoJapan株式会社の東福寺厚樹代表取締役社長いわく、BYD SEAL は2024年春頃の発売を予定していて、ユーザーの選択肢を増やすべく進化を続けながらラインアップを増やしていくとのことなので、今後の動向も気になるところだ。

  • BYD SEAL

    BYD SEALは全長4800mm/全幅1875mm/全高1460mm

  • 車両総重量は四輪駆動モデル2631kg、二輪駆動モデル2501kg

  • 足まわりはフロントがダブルウィッシュボーン、リヤはマルチリンクを採用

  • BYD SEALのインテリア

    BYD SEALのインテリア。シフト操作部分の形状も独特

[GAZOO編集部]