キッザニア 今ここでしか体験できない貴重なクルマ業界のお仕事体験ができる・・・ジャパンモビリティショー2023
キッザニアは日本だけでなく韓国、メキシコなど世界で展開されていて、子どもが楽しみながら社会のしくみを学ぶことができる「こどもが主役の街」です。日本には、キッザニア東京、キッザニア甲子園、キッザニア福岡に展開し100 種類もの仕事やサービスを体験できるという子供そして親にとっても魅力のある体験型のテーマパークです。
2019年の東京モーターショーにも自動車メーカーが子供向け体験ブースをキッザニアに出展していました。参加している子供は皆、目をキラキラ輝かせ楽しんでおり、親も自分も体験してみたいぐらいの、うらやましい視線で子供を見守る姿を目にしました。筆者自身も幾つかのブースは体験してみたいなと素直に感じたのを覚えています。
今回も自動車メーカーを中心に、スズキ、SUBARU、ダイハツ、トヨタ、日産、ホンダ、マツダ、三菱自動車、自動車販売協会、サスティナブルイベント協議会の10社がブースを構えています。特に気になったブースに体験内容を教えてもらったので紹介します。
ホンダ
ホンダは車やバイク以外に生活に密着した耕運機や除雪機なども開発、生産し販売を行っています。開発するには、その製品を理解して問題点など気になったことをワイガヤと言いわれる会議で話し合い、改善案を決めていくそうです。今回はそれを体験してもらうために、VRをつけて除雪機の性能などを理解し、子供たちで改善案を話し合うという内容でした。終了時には研究開発認定書までもらえます。開発の楽しさを体験できますね。
日産
日産にはGT-Rが鎮座しています。車好きの子供たち、そして親たちにとっても目を引くブースです。GT-Rのエンジンは日産で「匠」と呼ばれている人達が手作りをしています。匠は、エンジンをつくっている横浜工場の3,000人以上の中でもたった5名しかいないそうです。今回は匠の卓越した感覚を必要とする作業をお子様が体験できます。今回はバルブクリアランスを子供たちにチェックしてもらうとのこと。具体的には隙間ゲージでバルブクリアランスを測ってもらうのですが、中々難しい作業です。自動車の構造を理解していない子供がどう感じるのか気になるところです。
トヨタ
トヨタは水素を燃料とする燃料電池車(ミライ)を販売しています。燃料電池は水素と酸素を反応させて電気をつくる発電機みたいなものです。その仕組みを簡易プラモデルで理解し、水素カーのエンジニアの仕事を理解してもらうという内容です。水素も酸素も燃料電池も子供にとっては初めて聞く単語かもしれませんが、カーボンニュートラルという地球にとって良さそうなことを研究開発している研究者の仕事を理解してもらえると感じました。他にもタイヤ交換体験や未来のモビリティ「ラウンドパレット体験」などのコーナーもあります。
マツダ
エンジンを作るには金型にアルミ、鉄などを流し込む鋳造という作業が必要です。プラスチック部品も簡易的な型をつくり部品をつくります。つまり多くの工業製品にとって型は重要な役割をもっています。今回マツダではその型を使い実際に金属を流し込み物をつくる体験が可能で、作ったメダルは記念品としてプレゼントされます。モノづくりを学べる、そして大人でも体験してみたくなるブースです。
カーモデラ―協会
最近についてはあまり存じあげないですが、ひと昔前はデザインを志す人にクルマ好きが多く、車のデザイナー、そしてそれを作るモデラ―を目指す人が多かった記憶があります。このブースではモデラーのお仕事が体験可能です。日産Z(ねんどモデル)を実際に少し削ることにより、車の印象が変化することを実感できます。このブースは各自動車メーカーなどのモデラーが運営しており、ひょっとしたら大好きな車を開発したモデラーさんに会えるかもしれませんね。
なお小学校1年生~6年生、3才以上の未就学児とで体験できるプログラムが分かれており、事前予約可能なブースもあるのでキッザニアのサイトでよく調べてから行った方がより楽しく体験できそうです。
キッザニア ジャパンモビリティショーサイト
https://www.japan-mobility-show.com/organizer_program/out_of_kidzania/
(GAZOO編集部)
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