オキナワモーターショー2023はバイクも熱い!沖縄初上陸のヨシムラジャパンに注目[フォトレポート]
2023年11月25日~26日に、沖縄県沖縄市で開催されたオキナワモーターショー2023。11月後半ながら最高気温25度ながら、心地よい風が吹く過ごしやすい気候の中、多くの来場客が訪れていた。
これは2022年まで開催されていたコザモータースポーツフェスティバルが新たに生まれ変わり、沖縄アリーナを中心とした展示型イベントとして初開催された。
一般的にモーターショーというと、クルマの展示がメインでクルマとバイクの両方を製造しているメーカーがバイクも並べているというイメージを持つ方も多いかもしれない。
しかし、このオキナワモーターショーでは、メインの会場となった沖縄アリーナのメインフロアの半分はバイク関連の展示で、沖縄アリーナ内の通路には所狭しとカスタムバイクやモータースポーツ参戦マシンなどが並べられ、クルマとバイクの両方が楽しめるモーターショーだったのは印象的だ。
そうした中、メインフロアの中心に大きなブースを構えていたのが、パーツメーカーで、バイクレースでは国内の最高峰クラスはもちろん、FIM世界耐久選手権(EWC)などにも参戦する、ヨシムラジャパンだ。
ヨシムラジャパンについては、公式サイトにその歴史が詳しく掲載されている。日本のバイク、そしてロードレースの黎明期から独自の技術力で、メーカーを相手に戦い、大きな挫折も味わいながら確固たる地位を築き上げたストーリーをぜひご覧いただきたい。
ヨシムラヒストリー(外部サイト)
https://www.yoshimura-jp.com/fan/bb-pr
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ヨシムラジャパンのブース。展示車両に胸熱の歴史パネル、グッズ販売も行い、たくさんのファンの注目を集めていた。
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FIM世界耐久選手権参戦車両のSUZUKI GSX-R1000Rも展示。
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ヨシムラジャパンの吉村不二雄社長(右)と加藤陽平監督(左)も来場。
そのヨシムラジャパンに話を聞くと、オキナワモーターショーの主催者からの熱いラブコールに応え、そして沖縄にもたくさんのヨシムラファンがいることを聞き今回出展することになったという。
会場内で一番大きなブースを構えていたヨシムラジャパンのブースでは、最新のEWC参戦マシンや鈴鹿8時間耐久レースでケビン・シュワンツ/辻本聡組が駆ったヨシムラスズキGSX-R75などから、ヨシムラのパーツを付けた展示車両など注目のバイクが並べられた。さらに、歴史を振り返る大きなパネルやグッズ販売ショップなども含め、じっくりと足を止めて見ていたファンが多かった。
そして、このブースの大きさのみならず、吉村不二雄社長やレースチームを統べる加藤陽平監督も来場していたことにもその本気度が表れていた。
吉村社長や加藤監督もファンとのコミュニケーションに気軽に応じてくれていたのも印象的だ。
これは筆者も聞いて驚いたのだが、ヨシムラジャパンとして沖縄でのこうしたイベントへの出展も初であれば、吉村不二雄社長も沖縄に来るのが初めてだったという。
対応いただいた営業部の細谷竜介課長に沖縄について伺ってみると、「ヨシムラのパーツを使ってくださっている方がすごく幅広くいらっしゃいますね。1年中バイクで走れる地域ですし、米軍基地があることでアメリカの文化を感じたり、古いバイクのカスタムも流行っていますよね」と印象を語っていただいた。
ヨシムラジャパンの創業者の吉村秀雄氏は、もともと福岡県で米軍の兵士のバイクのカスタムをしていたことからも、そのルーツに近いものを感じるのだろう。
また、ヨシムラジャパンとしても今後古いバイクのパーツの復刻を行っていく構想があり、沖縄でもそうした要望を多く聞き取っていたようだ。
そして、ヨシムラにとって欠かせないのはレースであり、沖縄市が本格的なサーキットの建設を目指していることにも協力していきたいという。
「ヨシムラにとってもサーキットで走って楽しむという文化を盛り上げていきたいと思います。特にアメリカではそういう文化があって、日本でも広めていきたいと思います」
吉村不二雄社長も「沖縄は熱狂的な人が多いね!今後も協力していきたい」と語り、新たなマーケットに対してのコミュニケーションの輪も広げていきたいという想いもあるようだ。
このヨシムラジャパンに限らず、沖縄アリーナのエントランスにはバイクが展示されていたり、各バイクメーカーの販売店やパーツメーカーも多数出展していた。その様子を写真でお届けしていこう。
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会場の外にもバイクの展示があった。
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エントランスを入るとまずはバイクの展示。
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実際のレーシングバイクで記念撮影。
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沖縄アリーナのメインフロアの半分はバイク関連の出展だ。
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ヨシムラのパーツを装着したKAWASAKI Z900RS
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ヨシムラジャパンブースのヒストリーの紹介パネル。
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ヨシムラジャパンブースではグッズやパーツの販売も行われていた。
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ヨシムラジャパンの吉村不二雄社長。話すときはいつも満面の笑顔を見せてくれる。
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ヨシムラのレースチームを率いる加藤陽平監督も来場。
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オキナワモーターショー2023のゲスト、そして出展者としても来場したユージさん。トークステージではバイク愛について熱く語っていた。
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たくさんのバイク系のブースが出展している。
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ヘルメットやサスペンション、ギアにオイルなど、さまざまな種類のパーツのブースが並ぶ。
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カワサキプラザ那覇のブース。
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ホンダのブース。
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KTMのブース。エントランス近くにもグッズを販売するブースがあり、かなり力を入れている様子だ。
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沖縄スズキのブース。
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ハーレーダビッドソン沖縄のブース。
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通路には所狭しとカスタムバイクが並べられている。
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レース用のバイクも多数並べられていて、見るだけでも楽しい。
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(GAZOO編集部 山崎)
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