ココは見逃せない!オートサロン王道ブース巡り…東京オートサロン2024

年に一度のカスタムカーの祭典『東京オートサロン2024』がいよいよ開幕。ここでは「やっぱりオートサロンに来たらこのクルマは見ておきたいよね!」という定番の出展ブースを駆け足でご紹介します。もちろん、このほかにも注目車両が盛りだくさんなので、ほかの東京オートサロン特集記事も要チェックですよ!

RE雨宮

1983年にはじまった東京オートサロンの前身イベントである『東京エキサイティングカーショー』の時代から、唯一、皆勤賞で出展を続けているのが『RE雨宮』。
マツダ・ロータリーエンジンのチューニングショップとして知られるRE雨宮のブースには、今年も4台の展示車両が並ぶ。なかでも目立つポジションに展示されているのがこのロードスターだ。

『ロードスター13Bツインターボ and RE雨宮』と名付けられたこのマシンは、その名の通りNCEC型ロードスターに、RX-8に搭載されていた13B-MSPエンジンをベースにツインターボ化したエンジンに載せ換えているという。
ボディキットも既存製品から新たにデザイン変更されているので、ぜひチェックしてほしい。

こちらはタービン交換仕様のSA22C。RX-8の純正6速ミッションを搭載しているという。

TOP SECRET

RE雨宮と並んで世界中のカスタムフリークから支持されている日本のチューニングショップ『トップシークレット』。今年の出展車両はBNR32が2台、BNR34が1台、そしてR35が4台とすべてGT-Rで統一されていて、海外メディアの注目度も高い様子が窺えた。

  • 壇上に飾られていたのは、東京オートサロン2024で発表となった新作フロントバンパーを装着した2台のR35。“ゴールドのR35”は乃木坂46や最近発表された倖田來未の新作MVにも登場するなど話題を呼んできたが、このR35は今回新たに製作された別車両とのこと。

第二世代GT-Rと呼ばれるBNR34とBNR32もしっかりとリフレッシュ&カスタムされた状態で展示。

尾林ファクトリー

カスタムカーといえばオーディオや光り物も欠かせない。そのなかでも大御所といえば『尾林ファクトリー』。
なかでも最も注目を浴びていたのは、ド派手な4枚ガルウィングやオーディオカスタムが目を引く『Monster reef custom2230』だろう。
4枚のドアとハッチ、さらにはルーフと車高までそれそれがハイドロ(油圧)で開閉するようにシステムが組まれ、オープンしたルーフにはスピーカーとモニターが埋め込まれている。
ヘッドライトやフロントグリルなど光るカスタムもぜひ実際に見てチェックしていただきたいポイントだ。

車内やフロア下に組み込まれたハイドロシステムや、雷をモチーフにしたというヘッドライトカスタムも一見の価値あり。

運転席側は『荒れた地球の未来』、助手席側は『幸せな未来』を描いているそうで、ピンストライプ職人によって手書きで描かれているというから驚きだ。

BLITZ

総合チューニングパーツメーカー『ブリッツ』のブースには、チューニングカーとともにレクサス・LMのカスタムコンセプトカーも展示されていた。
インテリアカスタムはもちろん、電子制御アイテムを得意とするブリッツらしく、フロントグリルのイルミネーションカラーを自由に変えられる制御パーツなども装着されている。

漫画やアニメが人気連載中の『MFゴースト』の作中では、主役マシンがブリッツ製品でチューニングしているエピソードが登場することもあって、MFゴーストのパネル展示なども。

TRUST

チューニングパーツメーカーの『トラスト』ブースは、たくさんの『GReddy』ロゴでドレスアップされたR35を先頭にドドーンと展示していた。「みなさんにウチのロゴを使って自由にデザインしてもらい、そのデザインでラッピングした車両をオートサロンに飾るという『みんなのGReddyプロジェクト(みんGR)』でできあがったクルマです」とのこと。

いろいろなデザインがあって面白いし、ロゴをデザインしたひとは「自分のロゴはどこに貼られているかな?」とチェックするのが楽しみに違いない。人気の水中花シフトノブやアパレルグッズの販売、ガラポンくじなども賑わっていた。

[GAZOO編集部]