ジムニーシエラが「5ターボ」と「デルタ」に!? ダムド初のハイエースのカスタムも・・・東京オートサロン2024

  • ジムニーシエラが「5ターボ」と「デルタ」に!? ダムド初のハイエースのカスタムも・・・東京オートサロン2024

1月12日~14日に開催されている東京オートサロン2024で、往年のレーシングカーファンの記憶に残るルノー5(サンク)ターボとランチア デルタをオマージュしたモデルが注目を集めている。

毎年、東京オートサロンでジムニーや軽バンなどの新作のフェイスチェンジキットを発表し、話題を集めるカスタマイズパーツメーカーのダムド(DAMD)。

今年はなんと、WRC(世界ラリー選手権)に参戦したことで人気を博したルノー5(サンク)ターボとランチア デルタをオマージュした「ジムニーシエラ」を展示。

その意図をブースのスタッフに伺ってみた。

  • JIMNY SIERRA little 5

    JIMNY SIERRA little 5

  • JIMNY SIERRA little Δ(デルタ)

    JIMNY SIERRA little Δ(デルタ)

「これまで、イギリスの(ランドローバーの)ディフェンダー風、ドイツの(メルセデス・ベンツの)ゲレンデ風、アメリカの(フォードの)ブロンコ風、ジムニーの初代をイメージしたものなど、自動車大国と言われる国のフェイスチェンジキットを手掛けてきました。そこで次の候補として、やっぱりイタフラは外せないかなと思いました」

ではなぜ、SUVであるジムニーシエラとは対極でもあるレーシングカーに注目したのだろうか。

「ジムニーの上げ系のカスタムはもうやりつくされている感がどうしてもあるので、逆に車高を下げて、さらに世界を席巻したホットハッチを表現できたら面白いなと考えました。カスタム界には今までにはない一石を投じることができたのではないかと思います」

「全パーツかなり煮詰めて煮詰めてこだわっている」というフェンダーやリアウイングなどは同じものを使用していて、フェイスとボディカラーで表現をしているというが、それぞれ5ターボとデルタに見えるから不思議なもの。

さらに足元は、ヨーロッパでラリーのホイールと言えば「OZ Racing」を思い浮かべる方も多いと思うが、そのOZとコラボレーションし、不朽の名作ホイール「Rally Racing」を当時のレトロデザインにて復刻したというから、その本気度もうかがえる。

  • ATRAY FUZZ DECK VAN

    ATRAY FUZZ DECK VAN

  • ATRAY FUZZ VAN

    ATRAY FUZZ VAN

その他にも、注目のフェイスチェンジキットが目白押し。

シボレーのC10をモチーフにしたフェイスキットを装着しているのは2台のアトレー。デッキバンはタフでアウトドアなイメージに、もう一台は使い込まれたアメリカンヴィンテージをイメージしたカラーリングが施されている。

  • ATRAY FUZZ DECK VAN
  • ATRAY FUZZ DECK VAN
  • ATRAY FUZZ VAN
  • ATRAY FUZZ VAN
  • ハイエースをベースとするDEFACE

    ハイエースをベースとするDEFACE

さらに、ダムドがジムニーやタフト、エブリイなどで展開している「Little D.」シリーズのハイエース版「DEFACE」だ。このデザインのクルマでもっと荷物を積みたいという要望が多かったことを受け、ダムドとしては初めてハイエースをベース車両に開発したという。

  • DEFACE
  • DEFACE

「みなさんにも新鮮に映るのか、かなりの数の方に写真を撮っていただいたり、ご質問を受けたりしています」というスタッフの方の言葉通り、ブースには常に人が流れ混んできて、スタッフの方と楽しそうに話をしている姿が多く見られた。

まさに老若男女を魅了するダムドのコンセプトカーの世界をぜひとも現地で体験していただきたい。

  • DAMD(ダムド)のブース
  • ダムド(DAMD)のアートギャラリー

(GAZOO編集部)

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