最新のインポートカーが東京オートサロンで百花繚乱・・・東京オートサロン2024

東京オートサロンは、もはやカスタマイズショーという域を飛び越え、自動車メーカーにとっては新型車発表の舞台となったり、開発中の次期型モデルのコンセプトカーがお披露目されることも珍しくない。
インポーター各社にとっても、クルマ好きへのPRの場として最高の舞台となるため、2024年はこぞって注目モデルを展示しており、来場者としても憧れの輸入車に直接触れることができる良い機会となっていた。

BMW Japanでは、憧れの“Mパフォーマンスパーツ”がテンコ盛りで、多くの展示車が並んだ。写真は460psを発生する直6ユニット搭載の『M2クーペ』。センターロック式ホイールの装着されていた。

510psの直6エンジン搭載の『M3 Competition M xDrive Touring』は、カーボンパーツやラッピング、ハの字型の4本テールマフラー、スポーツサスペンションのほか、カーボンセラミックブレーキシステムを用いてスパルタンな仕上がりを見せていた。

また、4.4リットルV型8気筒搭載で625psのスペシャリティカー『M8クーペ』もカーボンパーツやチューニングパーツでフル武装。「M」ブランドのイメージカラーでラッピングされたボディも大胆そのもの。

ロータスでは、オールアルミモノコックシャーシにオールグラスファイバーボディというスポーツクーペ「EMIRA」が圧倒的な存在感。3.4リットルのスーパーチャージャー付きエンジンは405psのハイパワー。1400kgほどのボディで強烈な加速をもたらすという。

メルセデス・ベンツ日本は、この場で新型Eクラスを発表! 壇上にはセダンとステーションワゴンが揃い踏みして、人だかりが途絶えることがないほどの人気ぶり。2リットルの直4直噴ターボとディーゼルターボが展開されるほか、セダンボディにはプラグインハイブリッドの『E350eスポーツEdition Star』をフラッグシップに据えたラインアップ。EVのみでの航続距離は112kmとなっている。
助手席一体型のディスプレイ“MBUXスーパースクリーン”や“路面描画機能”など、Eクラスならではの先進性も盛り込んでいるのが特徴だ。

SUVスタイルのEV『EQE 53 4MATIC+ SUV Launch Edition』には、純正アクセサリーのルーフバスケットも装備されていた。

ルノーアルピーヌブースでは、オプションカラーのブルーレーシングマットを纏った『ALPINE A110R TURINI』が君臨。A110Rの専用エアロキット、ボンネットやルーフ、サイドスカートなどにあしらった“”カーボンパック”、18インチホイール『GT RACE』などで、ユーザー好みのA110を作り上げることができる。

EVシェアを拡大させているHyundaiでは、『IONIQ 5N』をベースにした初のコンセプトカー『NPX1』に注目。『N Performance Parts』ブランドから、カーボンエアロ、カーボンハイブリッドホイール、ローダウン、内装のアルカンターラ仕上げなどが展開される予定で、EVカスタマイズの可能性を大きく広げてくれそうな予感だ。

文章・写真:TOKYO CIAO MEDIA
[GAZOO編集部]