日産ブースのメインはニスモの4モデル! 防災支援車両やパティシエ仕様も登場・・・東京オートサロン2024

日産ブースでは初公開された『アリアNISMO』をメインに、GT-R、フェアレディZ、スカイラインという4車種のNISMOバージョンを壇上で展示。そして、キャラバンをベースにした緊急・災害時の支援車両や、オフロードテイストのエクストレイル。さらにはオーテック仕様のセレナ&エクストレイル、遊び心溢れるカスタムが施されたルークスや、マーチのパティシエ仕様など、日産車の様々な可能性を魅せるバラエティに富んだクルマを展示。見応えのあるブースで、訪れた来場者の注目を集めていた。

  • NISMO4種の中で特に注目を集めていたのは、今回初公開されたアリアNISMOだろう。日産初のクロスオーバーEV車にNISMO仕様のチューニングが施され、走りの楽しさや快適さをプラスした一台は、これからの時代にマッチしたモデルとして期待される。

GT-R NISMOの2024年モデルは、フロント&リヤエンドのデザイン変更にプラスして新型リヤウイングを採用し、トータルダウンフォースを向上。さらにフロントメカニカルLSDを追加することで、歴代GT-R史上で最高のパフォーマンスが追求された1台となっている。

『フェアレディZ』をベースに、専用エアロパーツとNISMO専用のチューニングが施されたフェアレディZ NISMOは、最高出力420ps、最大トルク53.0kgmとパワフルな動力性能を実現。さらに、耐久性と変速レスポンスをアップさせることで、確実で素早いシフトチェンジが可能になっているところもポイントだ。

60年以上続く歴史を継承する日産往年のスポーツカー、スカイラインのNISMOバージョンは、セダンならではのロー&ワイドなスタイルで魅せる。圧倒的な存在感に加えて、NISMO専用のエンジンチューニングで日常のドライブでも“速さ・愉しさ”を体感できる、気持ちの良い加速を追求。『スカイラインGT』の集大成ともなる走りと佇まいを実現させている。

ここからはNISMOバージョン以外の注目カスタムモデルをご紹介!

緊急・災害時には防災拠点にもなる支援車両として提案された、キャラバンをベースにしたDisaster Support Mobile-Hub。高品質なバッテリーを複数搭載し、避難時のライフラインはもちろん、さまざまな困りごとを解決できる装備を搭載している(参考出品)。

エクストレイルをベースに、オフロードテイストとタフギア感をさらに高めた迫力の1台。ラゲッジエリアには予備タイヤや消火器など、エクストレイルが追求してきた“道具感”を訴求するアイテムを装備(参考出品)。

内外装の高級感や特別感、さらに走りの快適さを追求したプレミアムスポーティブランド『オーテック』として、今回新たに参考出品されたエクストレイルとセレナ。『セレナ オーテック スポーツ スペック コンセプト』にはマルチベッドシステムも搭載される(参考出品)。

『思わず出かけたくなるクルマ』をコンセプトに、セレクトショップBEAMSがカスタムを監修したルークス。内外装のテーマにデニムを採用し、来場者からも「おしゃれで可愛い」「カジュアルな雰囲気が好き」と人気を集めていた。

文章:西本 尚恵 写真:平野 陽 / 山崎 真 /西本 尚恵
[GAZOO編集部]