ロールスロイスが買えちゃう!? 希少な超高級車を見てうっとりするのもアリ・・・東京オートサロン2024

  • ロールスロイスのシルバークラウドⅢ 1965年イヤーモデル

1月12日~14日まで千葉県千葉市の幕張メッセで開催された東京オートサロン2024。今年は23万人を超える来場者で盛り上がった会場には、カスタムカーの祭典らしくわくわくするようなチューニングカー、ドレスアップカーからアウトドアに出かけたくなるようなカスタムカーまで、800台以上のクルマが並べられていた。

さらに思わず足を止める人が多い展示車両は高級輸入車。フェラーリ、ランボルギーニ、ポルシェなど、ド派手にカスタムされたクルマも多いが、そうした輸入車の中でも特に目に留まったのは、高級車中の高級車、世界最高峰のショーファーカーであるロールスロイス

街中では滅多にお目見えすることができないわけだが、カスタムカーを見に来たついでに一緒に見られるのもうれしいし、なんだったら“買えちゃう”車両もあったので紹介していこう。

アズールモータリングのロールスロイス・カリナン

  • アズールモータリングのロールスロイス・カリナン

愛知県と東京都に店舗を構え、フェラーリ、ランボルギーニ、マセラティなどのカスタム車両を販売するアズールモータリングが今回の東京オートサロン2024に向けて用意してきたのが、ロールスロイスのカリナン。
フルバンパーやサイドステップ、リアのハーフバンパー、ウイングなどでカスタム。ホイールも純正をオマージュしながらもこだわりのオリジナルデザインとなっている。
近づいてみると、ところどころカーボン柄がそのまま使用されているのも、カスタム心をくすぐるポイントだ。

この車両、オートサロン会場でも販売されており、その価格は登録料なども込々で5,800万円とのこと。正規店で買うステータスも魅力的だが、当然買えない筆者にも気軽に「いかがですか?」と言ってくれるアズールモータリングの親しみやすさもありなのではないかと思わされた。

  • アズールモータリングのロールスロイス・カリナンのリア
  • アズールモータリングのロールスロイス・カリナンのホイール

NOVITECのロールスロイス・ゴースト

  • NOVITECのロールスロイス・ゴースト

北館にブースを構える高級車向けカー用品ブランド「SPASHAN(スパシャン)」ブースの片隅(?)に展示されていたロールスロイスのゴースト。
こちらはドイツのチューナーであるNOVITECのロールスロイス向けの専用設計ブランド「SPOFEC」でカスタムされた車両だ。

パンパ―からフェンダー、サイド、リアまでフルエアロが奢られ、さらにサスペンションやエキゾースト、ホイールと見た目だけではないカスタムも施されているようだ。

こちらも価格が提示されており、その価格はなんと8,800万円。その価格の下に「※商談ご希望の方は、スタッフまでお声がけください」と記載されているのも、正規店ではない東京オートサロンならではの“ラフさ”があって面白い。

  • NOVITECのSPOFECロールスロイス・ゴースト

KAMIKAZE COLLECTIONのロールスロイス・ファントムとシルバークラウドⅢ

  • ロールスロイスのファントム・ドロップヘッドクーペ

    ファントム・ドロップヘッドクーペ

  • ロールスロイスのシルバークラウドⅢ 1965年イヤーモデル

    シルバークラウドⅢ 1965年イヤーモデル

そして、こちらは「KAMIKAZE COLLECTION」のブースに展示されていた2台。KAMIKAZE COLLECTIONは「感性に訴える官能的な美と性能を追求した最高級カーケア」のブランドで、東京オートサロンでも高級ブティックを思わせるようなブース展開となっていた。

上の車両はロールスロイスのファントム・ドロップヘッドクーペで6,000万円以上する希少なモデルだが、下の車両はロールスロイスのシルバークラウドⅢ 1965年イヤーモデルで、当時の生産台数は2,500台程度とのことだが、何台が現存しているのかも分からないほどの超希少モデルだ。

この2台を並べ、そこに自社商品と技術で究極のカーディテイリングを施していることを考えるだけでも、その信頼性の高さを裏付けてくれることは間違いない。

  • ロールスロイスのシルバークラウドⅢ 1965年イヤーモデル
  • KAMIKAZE COLLECTION

今回の記事ではロールスロイスを集めてみたが、その他にも名だたる輸入車メーカーの高級車、高性能車が多数展示されているので、来年の東京オートサロンでぜひチェックしてみてほしい。

(GAZOO編集部)