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これはカッコいい! スズキ フロンクスがブラック基調のアウトドアテイストで魅せる・・・東京オートサロン2025
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フロンクス SEA BASS NIGHT GAME
1月10日~12日に千葉県の幕張メッセで開催された東京オートサロン2025に出展したスズキは、フロンクスのカスタムコンセプト「フロンクス SEA BASS NIGHT GAME」を展示し、来場者の注目を集めていた。
2024年10月にデビューした新型フロンクスはインドで生産される逆輸入モデルで、「扱いやすいクーペスタイルSUV」をコンセプトに、全長が3,995mmと4mを切り、最小回転半径は4.8m、さらにSUVでありながら車高がタワーパーキングにも入庫できる1,550mmに抑えられている。インテリアはボルドーとブラックの内装で大人な雰囲気を醸し出し、このクラスのSUVとしては静粛性にもこだわり、前席にはシートヒーターが標準装備されるなど、まさに扱いやすく“都会的なSUV”として人気だ。
そんなフロンクスだが、東京オートサロン2025ではアウトドアスタイルにカスタマイズされ、ブラックに蛍光のライムイエローを差し色としたスタイリッシュさとカッコよさを感じさせるコンセプトモデルが展示されていた。
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グリルもアウトドアをイメージした仕様に
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バンパーガードでワイルド感もアピール
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幾何学模様を取り入れたブラック基調に蛍光ライムイエローの差し色がインパクト大
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テーマである夜釣りを思わせるラゲッジルーム
そのコンセプトカーの名称は「SEA BASS NIGHT GAME」で、「都会の夜釣り」をテーマとしたカスタマイズだという。先述したように、フロンクスは“都会的なSUV”であり、週末のガッツリとしたアウトドアの相棒としてはジムニーシエラに任せればいい。平日の夜に気軽に楽しめるアウトドアとして夜釣りをテーマにしたという。
また「SEA BASS」は日本語名では“スズキ”であり、そんな掛け合わせも無関係ではないようだ。
フェンダーは20mmずつ張り出し、フロントグリルのデザインやバンパーガードなどもアウトドアテイストを感じさせる。そして幾何学模様を利用したブラック基調のラッピングと蛍光ライムイエローのアクセントにより、テックギアっぽさも演出している。
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インテリアもブラック基調で蛍光ライムイエローが差し色
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グラデーションパーフォレーションを採用したシート
またインテリアも市販の落ち着いたスタイルとは異なり、運転席周りはもちろん、ドアやルーフのライニングもブラックをベースとしていて締まった雰囲気となっている。
そこに差し色やアンビエントライトで蛍光のライムイエローを取り入れることで、より若い世代に向けてフロンクスを訴求したいという意図もあるようだ。
ダッシュボードやドアには外板のラッピングと同様の幾何学模様が施されていたり、シートの背もたれにはパーフォレーション(細かく空いた穴)をだんだん増やしていくことで柄がグラデーションしているように見せている。
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ナビゲーションは釣りに関する表示にも対応
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マルチインフォメーションディスプレイにも潮の満ち引きの分かる表示が
さらに、モニターにも釣りに関する情報を表示できるようにし、メーターにも潮の満ち引きを表している表示があるなど、細部までこだわった造り込みが行われている。
そんな造り込みの本気度は、説明していただいたスズキのスタッフの方の、「これも、あれも、あっちも見てほしい」という解説からも十分すぎるほどに伝わった。
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釣りに必要な道具を悠々積めるフロンクスのラゲッジルーム
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こちらはスズキのデザイナーによるフロンクスデザインのルアー。限定500個が早々に完売してしまったそう
実は、このフロンクス、かなり造り込まれているものの今回はコンセプトモデルで市販の予定はないという。ただ「お客様の声から欲しいという要望があれば、インテリアをブラック基調とした特別仕様車などは可能性があるのかなと思います」というお話もいただいた。
フロンクスは発売開始から約2週間の10月末時点で受注台数が1万台を突破したといい、国内月販計画が1,000台というから10倍以上の受注状況だ。
この発売当初のバブルが落ち着いたころ、フロンクスが新たにどのようなコンセプトを纏い登場してくるのか楽しみにしたい。
(GAZOO編集部 山崎)
東京オートサロン2025
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