レクサス LC 500、足回りを再チューニング…2021年型を米国で発表
レクサスは4月8日、『LC 500』(Lexus LC 500)の2021年モデルを米国で発表した。
LC500の2021年モデルでは、レクサスファミリーのすべての車両と同様に、最新のアップデートが施される。 エンジニアは、細部に磨きをかけ、ドライバーと車両の一体感をさらに強化するために、2021年モデルに改良を行った。
◆従来比でおよそ10kgの軽量化
2021年モデルでは、さらなる軽量化に取り組んだ。従来型に対して、およそ10kgの軽量化を果たす。軽量化は、バネ下重量の削減によって実現した。アルミ製のロアサスペンションアーム、中空デザインと新設計のサスペンションスタビライザー、新開発の高強度コイルスプリング、21インチリアホイールの改良によって、およそ10kgの軽量化を実現している。
バネ下重量の削減に続いて、レクサスのエンジニアは、サスペンションのチューニングを見直した。路面への接地性を高め、滑らかでソフトなサスペンションストロークを追求している。
フロントサスペンションの電子アブソーバーコントロールを再チューニングし、ストロークを長くした。バウンドストッパーの剛性を最適化することにより、全体的なサスペンションストロークがよりスムーズになった。リアスタビライザーの剛性が高められ、フロントのターンイン機能を強化。さらにリニアなステアリング入力が得られるようになり、ドライバーはより路面とのコンタクト感が得られるという。
2021年モデルでは、中高速域での車両制御を向上させるために、VSCに「アクティブコーナリングアシスト(ACA)」を追加している。このシステムは、スポーツ走行時のGが大きい場合に、横方向の加速度に応じて内輪にブレーキをかけることにより、コーナリング中のコントロール性を高めている。
◆10速ATのチューニングを変更
5.0リットルの自然吸気V型8気筒ガソリンエンジンは、北米仕様の場合、最大出力471 hp、最大トルク55kgmを発生する。動力性能は、0~96km/h加速が4.4秒だ。高速走行では、10.6km/リットルの燃費を可能にしている。
LC 500の2021年モデルでは、10速ATの「ダイレクトシフト」のチューニングを変更した。日常の運転状況において、ドライバーが50~70%のスロットル開度で走行する場合、各ギアが受け持つエンジン回転数の範囲を拡大し、シフトアップ時の加速フィールを引き上げた。これは、V8エンジンのパフォーマンスをさらに引き出すための改良だ。
◆内外装に新色を設定
2021年モデルには、2つのボディカラーが追加された。カドミウムオレンジとノリグリーンパールだ。ダークグラファイト仕上げの新デザインの20インチ鍛造アルミホイールも採用される。
2021年モデルのインテリアでは、従来のリオハレッドに代えて、フレアレッドレザーインテリアが設定された。ブラックレザーやトーストキャラメルレザーも選択できる。すべてのインテリアには、サテンメタリックの装飾が施される。ビスポークホワイトレザーの設定は終了した。
◆マルチメディアシステムをアップデート
2021年モデルには、10.3インチの高解像度のマルチメディアディスプレイを標準装備した。オーディオや空調など、さまざまなシステムに同時にアクセスできる。
2021年モデルでは、全車にグーグルの「Android Auto」が搭載される。Androidのユーザーは、スマートフォンやタブレット端末などのデバイスの画面を、車載のマルチメディアディスプレイに表示できる。「Spotify」や「Pandora」などのアプリを利用して、音楽を再生。「WhatsApp」などのさまざまなアプリを使って、メッセージを送信できる。
また、「Google Maps」でナビゲーションし、「Googleアシスタント」を介して、音声コマンドで操作が行える。さらに、Android Autoはカレンダーや使用状況などに基づいて、カスタマイズされた情報を乗員に提供することもできる。
(レスポンス 森脇稔)
LC500の2021年モデルでは、レクサスファミリーのすべての車両と同様に、最新のアップデートが施される。 エンジニアは、細部に磨きをかけ、ドライバーと車両の一体感をさらに強化するために、2021年モデルに改良を行った。
◆従来比でおよそ10kgの軽量化
2021年モデルでは、さらなる軽量化に取り組んだ。従来型に対して、およそ10kgの軽量化を果たす。軽量化は、バネ下重量の削減によって実現した。アルミ製のロアサスペンションアーム、中空デザインと新設計のサスペンションスタビライザー、新開発の高強度コイルスプリング、21インチリアホイールの改良によって、およそ10kgの軽量化を実現している。
バネ下重量の削減に続いて、レクサスのエンジニアは、サスペンションのチューニングを見直した。路面への接地性を高め、滑らかでソフトなサスペンションストロークを追求している。
フロントサスペンションの電子アブソーバーコントロールを再チューニングし、ストロークを長くした。バウンドストッパーの剛性を最適化することにより、全体的なサスペンションストロークがよりスムーズになった。リアスタビライザーの剛性が高められ、フロントのターンイン機能を強化。さらにリニアなステアリング入力が得られるようになり、ドライバーはより路面とのコンタクト感が得られるという。
2021年モデルでは、中高速域での車両制御を向上させるために、VSCに「アクティブコーナリングアシスト(ACA)」を追加している。このシステムは、スポーツ走行時のGが大きい場合に、横方向の加速度に応じて内輪にブレーキをかけることにより、コーナリング中のコントロール性を高めている。
◆10速ATのチューニングを変更
5.0リットルの自然吸気V型8気筒ガソリンエンジンは、北米仕様の場合、最大出力471 hp、最大トルク55kgmを発生する。動力性能は、0~96km/h加速が4.4秒だ。高速走行では、10.6km/リットルの燃費を可能にしている。
LC 500の2021年モデルでは、10速ATの「ダイレクトシフト」のチューニングを変更した。日常の運転状況において、ドライバーが50~70%のスロットル開度で走行する場合、各ギアが受け持つエンジン回転数の範囲を拡大し、シフトアップ時の加速フィールを引き上げた。これは、V8エンジンのパフォーマンスをさらに引き出すための改良だ。
◆内外装に新色を設定
2021年モデルには、2つのボディカラーが追加された。カドミウムオレンジとノリグリーンパールだ。ダークグラファイト仕上げの新デザインの20インチ鍛造アルミホイールも採用される。
2021年モデルのインテリアでは、従来のリオハレッドに代えて、フレアレッドレザーインテリアが設定された。ブラックレザーやトーストキャラメルレザーも選択できる。すべてのインテリアには、サテンメタリックの装飾が施される。ビスポークホワイトレザーの設定は終了した。
◆マルチメディアシステムをアップデート
2021年モデルには、10.3インチの高解像度のマルチメディアディスプレイを標準装備した。オーディオや空調など、さまざまなシステムに同時にアクセスできる。
2021年モデルでは、全車にグーグルの「Android Auto」が搭載される。Androidのユーザーは、スマートフォンやタブレット端末などのデバイスの画面を、車載のマルチメディアディスプレイに表示できる。「Spotify」や「Pandora」などのアプリを利用して、音楽を再生。「WhatsApp」などのさまざまなアプリを使って、メッセージを送信できる。
また、「Google Maps」でナビゲーションし、「Googleアシスタント」を介して、音声コマンドで操作が行える。さらに、Android Autoはカレンダーや使用状況などに基づいて、カスタマイズされた情報を乗員に提供することもできる。
(レスポンス 森脇稔)
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