トヨタ、カナダに MIRAI を試験導入…燃料電池車への理解促進へ
トヨタ自動車は1月20日、カナダに3台の『MIRAI』(ミライ)を試験導入し、燃料電池自動車(FCV)への理解促進活動に活用すると発表した。
この活動は、1月29日まで開催される「モントリオール国際自動車ショー」でのMIRAIの展示を皮切りに、自動車ショーなど、さまざまなイベントにMIRAIを出展。FCVの仕組みや温室効果ガス削減などの環境貢献について、カナダの顧客や業界・政府関係者の幅広い理解を得ることに取り組んでいく。
モントリオールが属するケベック州は、カナダの中でもとくに気候が寒冷。MIRAIの優れた寒冷地性能を理解してもらうのに相応しい場所といえる。また、同州では再生可能エネルギー導入が進んでおり、世界有数の水素生産地としてのポテンシャルがあることも含めて、トヨタはこの理解活動を開始する場所として、最適と判断した。
この活動では、「CO2を排出しないモビリティ社会実現」の目標に向けて、カナダにおいても、FCVなどの普及促進に欠かせない水素インフラの整備が重要であることも伝えていく。
トヨタは、持続可能な社会の実現に貢献するためのチャレンジとして、「トヨタ環境チャレンジ2050」を2015年に発表。新車CO2排出量90%削減(2010年比)などの目標を掲げ、さまざまな活動に取り組んでおり、水素社会の実現も含めて今後も取り組みを促進する方針。
トヨタカナダのステファン・ビーティ副社長は、「今回、ケベック州モントリオールの地から、カナダ全土に向けて理解活動を開始できることをうれしく思う。顧客や業界・政府関係者に、水素社会やFCVという、よりクリーンな未来に向けたトヨタの取り組みを伝えることを、楽しみにしている」と述べている。
(レスポンス 森脇稔)
この活動は、1月29日まで開催される「モントリオール国際自動車ショー」でのMIRAIの展示を皮切りに、自動車ショーなど、さまざまなイベントにMIRAIを出展。FCVの仕組みや温室効果ガス削減などの環境貢献について、カナダの顧客や業界・政府関係者の幅広い理解を得ることに取り組んでいく。
モントリオールが属するケベック州は、カナダの中でもとくに気候が寒冷。MIRAIの優れた寒冷地性能を理解してもらうのに相応しい場所といえる。また、同州では再生可能エネルギー導入が進んでおり、世界有数の水素生産地としてのポテンシャルがあることも含めて、トヨタはこの理解活動を開始する場所として、最適と判断した。
この活動では、「CO2を排出しないモビリティ社会実現」の目標に向けて、カナダにおいても、FCVなどの普及促進に欠かせない水素インフラの整備が重要であることも伝えていく。
トヨタは、持続可能な社会の実現に貢献するためのチャレンジとして、「トヨタ環境チャレンジ2050」を2015年に発表。新車CO2排出量90%削減(2010年比)などの目標を掲げ、さまざまな活動に取り組んでおり、水素社会の実現も含めて今後も取り組みを促進する方針。
トヨタカナダのステファン・ビーティ副社長は、「今回、ケベック州モントリオールの地から、カナダ全土に向けて理解活動を開始できることをうれしく思う。顧客や業界・政府関係者に、水素社会やFCVという、よりクリーンな未来に向けたトヨタの取り組みを伝えることを、楽しみにしている」と述べている。
(レスポンス 森脇稔)
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