トヨタ 86、スポーツカーシリーズ「GR」のエントリーモデルを新設定

トヨタ 86 GRスポーツ(ピュアレッド)
トヨタ自動車は、FRスポーツカー『86』に、昨秋発表したスポーツカーシリーズ「GR」のエントリーモデル「GRスポーツ」を新設定し、7月2日より販売を開始した。

スポーツカーシリーズ「GR」は、エンジン内部にもチューニングを施した数量限定販売の「GRMN」を頂点に、GRMNのエッセンスを注ぎ込んだ量販スポーツモデルの「GR」、気軽にスポーツドライブを楽しめる「GRスポーツ」、カスタマイズを楽しめるアフターパーツ「GR PARTS」で構成。

86では、2016年2月に100台限定で「86 GRMN」を、昨秋には「86 GR」の発売。今回新たにGRスポーツを新設定するとともに、86 GRの専用パーツから好みのパーツを選んで自分仕様のスポーツモデルへとカスタマイズできる「GRパーツ」の販売を開始した。

86 GRスポーツは日常生活の中でも走りを楽しめるスポーツカーという位置づけ。86 GRとして開発した専用スポイラーやコンビネーションメーターなどスポーティで機能的な内外装を継承したほか、リヤサスペンションメンバーにブレースを追加することで剛性を向上し、意のままに操る喜びと上質な乗り心地を両立した。そのほか、トランスミッションは6速MTと6速ATから選択可能とし、ボディカラーは、クリスタルホワイトパール、クリスタルブラックシリカ、ピュアレッドの全3色を設定した。

価格は6速MTが378万円、6速ATが384万6960円。

またGRパーツは、86 GR、86 GRスポーツの専用装備をアフターパーツとして標準車向けに設定し、販売を開始した。86 GRや86 GRスポーツ用に開発したGRフロントスポイラー&バンパーサイドフィン(16万2000円~17万8200円)、GRリヤスポイラー(5万8320円)、GRスタートスイッチ(1万5120円)などを設定した。そのほか、モータースポーツを楽しむユーザー向けに「GR T-Connectナビゲーション」(16万2000円)を限定200台で発売。「TOYOTA GAZOO Racing Recorder」とセットにすることで3連メーターへの表示機能の拡張やラップタイム計測など多彩な機能でサーキットやラリーでの走行をサポートする。なお一部のGRパーツは10月末に販売予定。

(レスポンス 纐纈敏也@DAYS)

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