レクサス ES 新型、ハイブリッドの燃費は18.7km/リットル…米価格は3万9500ドルから

レクサス ES 新型のハイブリッド 「ES 300h」
レクサスは7月27日、新型『ES』の米国仕様車の価格とハイブリッド車の燃費性能を発表した。

新型レクサスESのハイブリッドモデルは、「ES300h」グレード。2.5リットル直列4気筒ガソリンエンジンにモーターを組み合わせた新世代のハイブリッドシステムを搭載する。

4世代目となるこのハイブリッドシステムは、アトキンソンサイクルの2.5リットル直列4気筒ガソリンエンジンに、モーターを組み合わせる。米国仕様車の場合、エンジンとモーターを合わせたシステム全体で、215hpのパワーを獲得。吸気効率の向上や燃焼室内の気流強化による高速燃焼により、世界トップレベルの熱効率を追求。高い動力性能と環境性能を両立するとともに、優れたレスポンスを可能にする。

また、新開発のトランスアクスルやパワーコントロールユニットを導入。ハイブリッドの持ち味の燃費性能は維持しながら、ダイレクトな加速フィーリングを追求。二次電池はニッケル水素バッテリーで、高さを120mmコンパクト化。後席の下にレイアウトすることで、軽量化や低重心化に加え、荷室容量の拡大も可能にした。

なおレクサスは2018年9月、米国市場で新型ESを発売する予定。ベース価格は3万9500ドル(約440万円)と、先代比で550ドル(約6万円)の上昇となった。また、ハイブリッドのES300hの米国EPA(環境保護局)予想燃費性能は、複合モードで18.7km./リットルと公表。レクサスは、プラグインハイブリッド車(PHV)やEVを除けば、米国で最も燃費に優れる高級車、としている。

(レスポンス 森脇稔)

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